梅雨のアトピー対策!今日からできる3つのこと
こんにちは。英気治療院院長の阿部です。
今日は梅雨時期のアトピー対策についてお伝えしていきます。
梅雨は体に起こる3つの変化
梅雨は気候の変動が激しい時期です。
この時期の変化は気温、気圧、湿度の3つが変化します。
体にはこのような変化に適応するためのシステムが備わっています。
そのシステムは、温度変化などを察知して自動的に体を変化してくれるシステムです。
これを自律神経といいます。
自律神経のおかげで、梅雨の湿気や気温差のある時期でも病気になることなく過ごすことが出来ます。
しかし、生活習慣の乱れや体調不良によって 自律神経は正しく機能しない場合があります。
自律神経が乱れた時に人は様々な症状を引き起こします。
アトピー性皮膚炎の肌荒れもその1つです。梅雨の時期に自律神経が乱れるときに体には3つの変化を起こします。
それはむくみ、体温調節不良、そしてアレルギー症状です。これら3つの影響とその対策についてご説明していきます。
水分が溜まり体がむくむ
梅雨時期では湿気が高くなります。
体は湿度の変化の影響を受けて、必要以上に水分をためないようにと水分代謝に負担がかかります。
体の水分代謝は腎臓が担っています。この腎臓に負担がかかると体はむくんでいきます。
特に下半身のむくみを感じた時には湿気の影響を受けている可能性があります。
気温の変化で体温調節が狂う
体がむくむことで気温の変化に影響を受けやすくなります。
水分は温度が変化しやすい物質です。体も水分量が増えることで気温の影響を受けやすくなります。
梅雨の半ばになると、気温の落差が激しくなります。
むくんだからだは、この落差の影響を受けてうまく体温を調節できなくなります。その結果、自律神経へ負担がかかり、乱されてしまいます。
気圧の変化でアレルギーが起きやすい
梅雨の後半になると雨が続いたり、台風混じりの気候になります。
この時期ですと気圧の変動がみられます。気圧は下がることで自律神経の副交感神経が優位に働くとされています。
副交感神経が優位になるとアレルギー症状がでやすくなります。
そのため、アトピーなどの症状が悪化します。
このように、むくみ、体温調節不良、そして気圧の変化によるアレルギー症状と段階を経て体は症状を発症します。
梅雨に必要なアトピー対策
梅雨にでは、気温、湿度、気圧の変化が著しく起こります。
その変化のあおりを受けて自律神経の乱れを始めとする様々な症状が起こります。
そんな症状を防ぐためにできる方法をご紹介いたします。
体のめぐりをよくする入浴
体のめぐりが悪くなることで疲労がたまったり体にゆとりを持てません。
体にむくみが起こる時は水分が停滞しています。体のめぐりをよくすることでその滞りを解消できます。
汗をかく
自律神経の働きを整えるには、体の反応を適切に引き出す訓練を行うことで可能です。
半身浴を始めとする発汗を促す行為をすることでそれが可能です。
入浴を組み合わせても良いでしょう。体のめぐりをよくして発散させることでむくみの解消にもなります。
アレルゲンの除去
アレルギー検査をされたことはありますか?このアレルギーを日本語でいうと「過敏」という意味になります。
そしてアレルギー反応を引き起こすものをアレルゲンと言います。
アレルギー症状には、症状がすぐに出る即時型と時間差で出る遅延型と分けることができます。
アレルギー症状が出ていなくても、アレルギー検査でひっかかる項目をいくつか有している人がいます。
アレルゲンと知らなく摂取している場合、普段は症状として出ないが、気圧の変化で症状が出る場合があります。
事前に自分にとって何が負担をかけるかを知ることで、このように症状がでる事態を避けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?梅雨時期には気候の変化で体にはアトピー性皮膚炎を始めとする自律神経の乱れが起こり問題が発生します。季節の影響を知ることで、症状が起こる前に対処できます。
梅雨の季節ですと湿度、気温、気圧の影響を受けます。
これらの変化は、発汗、入浴、アレルゲンの除去をすることで未然に防ぐことができます。
もし、梅雨時期に体調を崩しやすい場合には試されてみてください。
筆者プロフィール
阿部 英雄(あべ ひでお)
英気治療院院長
鍼灸マッサージ師の国家資格の資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるアトピー整体で、アトピー専門の治療院を行なっております。
アトピーは、代謝の低下により毒素が蓄積にして起こります。体を 外側、中側、内側の3つの側面にアプローチして代謝を上げることで良くなります。私自身の肌荒れや家族のアトピーが、体やを整えることやセルフケアで肌が良くなった経験があります。
その経験をもとに、薬にだけ頼らず再発させない方法、ステロイドのやめ方など役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
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