妊娠初期にはつわりだけではなく、今までにない程の酷い肩こりの症状を経験する方も多いものです。 妊娠すると妊娠前とは大きくホルモンバランスが変化するので、このようなトラブルもやむを得ません。 では、妊娠初期の肩こりを悪化させないためには、一体どうしたら良いのでしょうか。 妊娠中には自律神経のバランスが崩れて肩こりが起こりやすい! 妊娠初期は、妊娠前とは大きくホルモンバランスが変化します。 ホルモンは自律神経に影響を及ぼすもので、精神的なストレスや身体的な疲労を引き起こしやすいものです。 このような心身の疲労が肩周辺の緊張、さらには肩こりを引き起こしています。 妊娠中は血行が滞って肩こりが起こりやすい! 元々冷え体質で血行が滞りやすい方もいるのですが、そうでない方でも妊娠初期は血行が滞りやすいものです。 妊娠週数を重ねるほどますます血行は滞りやすくなるので、肩こりの症状も悪化しやすい傾向にあります。 妊娠中の血行不良は下半身を中心に体が冷えやすいこと以外にも、妊娠中の体調不良で運動を行いにくいことも挙げられます。 しかし、血行不良が気になる方ほど、無理のない範囲で適度な運度を心掛けることが大切です。 妊娠前以上に疲労やストレスに注意すること 妊娠中はホルモンバランスの変化や胎児の成長で、ただでさえ体に負担がかかっています。 ですので、これ以上体に負担がかからないように、妊娠前以上に疲労やストレスに注意すべきです。 妊娠初期の肩こりも通常の肩こりと同じように、疲労やストレスが関係していることが多いものです。 現代人が見落としがちな目の疲労も肩こりの原因になりやすく、肩こりの症状がある間だけでもパソコンやスマホ、テレビなどは時間を決めて最小限にした方が良いでしょう。 シャワーを利用したマッサージも妊娠初期の肩こりに効果的! 妊娠中は体への負担から、「刺激の強くなりやすいマッサージ器の使用は出来るだけ控えたい。」と言う方が多いのではないでしょうか。 こんな方にお勧めなのが、シャワーの水圧を使用したマッサージです。 シャワーの温度は40℃前後くらいに設定して、首や肩などのこりやすい部分を中心に当てます。 体への負担に応じて水圧も自身で調整できるので、湯船に浸かるよりも体への負担が少なく肩こり対策が可能です。 まとめ 妊娠初期の肩こりは妊娠週数を重ねるにつれて悪化しやすいので、症状を最小限に抑えたいものです。 ただ、妊娠初期には様々なマイナートラブルが起こって、肩こり対策がしにくいかも知れません。 出来るだけしっかりと休息を取るようにしたり、シャワーを使ったマッサージをしたりなどは、妊娠中でも比較的実践しやすいことから実践したり、産婦人科医と相談をしながらウォーキングやマタニティヨガなど、無理のない範囲で運動を取り入れてみるといいでしょう。
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