鍼灸治療は逆子を治すのに効果的？いつまでに治療を受ければチャンスがある？

最近では、逆子を治すために鍼灸治療を受ける妊婦さんが増えているようです。 ただでさえ、出産では母体への負担がかかるのですが、逆子となるとますます出産が大変になることがあります。 鍼灸治療は本当に逆子を治すのに効果的なのでしょうか。 逆子は妊娠34週までに治した方が良い！ 逆子治療のための鍼灸は、遅くても妊娠34週までに受けた方が良いようです。 34週を過ぎてしまうと、赤ちゃんが成長してお母さんのお腹の中の隙間が少なく、赤ちゃんが回転しにくくなってしまいます。 さらに、効果が実感できている方には1週間（1日1回の治療で6～7回前後）くらいかかった方もいて、逆に効果がなかなか実感できず焦りを感じている方もいます。 ちなみに、鍼灸による逆子治療を受けることが出来るのは、妊娠28週以降と言われています。 妊娠8ヶ月を目安に早めに鍼灸を検討することをお勧めします。 鍼灸では逆子の原因として考えられる冷えを改善する！ 鍼灸がなぜ逆子に効果があるのか、疑問を持っている方は多いでしょう。 逆子の原因は胎盤の形や母体に原因があることもあるのですが、体の冷えも逆子の原因の一つです。 鍼灸ではお灸で逆子の治療に効果的と言われているツボを温めることで、血行を促して赤ちゃんが回転しやすい環境を作ることが出来ます。 お灸は1日1回同じ時間に、乾燥させて捻ったヨモギをツボに置いて火を付けてます。 女性の体のトラブルの改善に効果的な三陰交 逆子の治療に効果的なツボの一つに「三陰交（さんいんこう）」があります。 ??綺麗になるツボ?? 三陰交 くるぶしの一番上から指４本分上、すね骨のすぐ後ろにある 左右の親指重ね少し痛い位押す。息を吐きつつゆっくり10秒間。息を吸いながら10秒離す。 左右とも数回繰り返す 生理痛、むくみなどに効くツボ pic.twitter.com/Ff6YHau6lX— 女子力100％? (@hyzelorytafe) 2015, 6月 20 このツボは、内くるぶしの一番高い場所から指4本分上にあります。 女性の体のトラブルを改善するのに効果的だと言われていますが、妊娠初期に刺激すると流産の危険性があります。 ですので、妊娠28週以降で逆子の心配が出てきたら、きちんと鍼灸院に行って刺激してもらうのが良いでしょう。 冷えの改善に効果的な至陰 逆子の治療に効果的なツボには、「至陰（しいん）」もあります。 逆子がお灸＆ツボ刺激で治るのを知っていますか？ 至陰は安産のツボでもあるので、妊婦さんは是非覚えておいて！ あと三陰交も効果あり。 至陰　しいん　のお灸　（逆子　婦人科一般　痔などに効果）: http://t.co/y6oRaol4R3 痔にも効くとは…知らなんだ（笑）— 盈月 (@mitsuki_ab) 2015, 1月 11 このツボは、足の小指の爪の付け根の外側辺りに位置しています。 鍼灸で至陰を刺激することで、逆子の原因となる冷えを改善して血行を促すことが出来ます。 体を冷やさないようにすることは逆子だけではなく、安産のためにも良いと言われています。 まとめ 鍼灸による逆子治療では冷えなどの逆子の原因を取り除くことができ、治療を受け始めて1週間の間に効果を実感する方が多いようです。 あくまでも鍼灸は逆子治療の1つの方法に過ぎません。 体を冷やさない生活、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠なども心掛けてみましょう。