指の痛みを感じる人の中で、特に朝起きた時に症状が気になる人はいませんか。 こんな人は、もしかしたら関節リウマチなのかも知れません。 関節リウマチは高齢者の病気だと思われがちですが、若くてもなる人はいます。 今回は、関節リウマチについて見ていきましょう。 朝の指の痛みは、関節リウマチの初期症状に多い! 関節リウマチは、1つだけではなく複数の関節で、炎症による指の痛みや腫れが起こる病気です。 症状が改善したり悪化したりを何度も繰り返して、関節の骨が徐々に壊れて変形することで、指の運動障害が起こります。 恐ろしい病気なだけに、発症して半年以内に適切な治療を受けた方が良いと言われています。 朝起きた時に指の痛みやこわばりなどの症状が起こるのが、関節リウマチの初期症状です。 「関節リウマチの初期症状かも知れない。」と感じたら、早期に適切な対処をしましょう。 関節リウマチの症状は、左右対称に手首や脚に起こることも! 関節リウマチの朝に起こりやすい症状は、指の痛みだけではありません。 酷い人だと、手首や足首、膝などの関節でも、痛みや腫れが起こることもあります。 しかも、関節リウマチの症状は、左側のみ、右側のみなどと片側だけで起こることは極めて少ないです。 片側で症状が起こるともう片方も症状が起こり、左右対称に症状が起こることがほとんどです。 関節リウマチには全身症状が起こることも! 関節リウマチと言う名前だけ聞くと、いかにも関節だけの症状だと思うかも知れません。 しかし、関節リウマチの症状は、朝起きた時に倦怠感や食欲不振、微熱などの全身症状が起こることもあります。 初めのうちは、風邪を引いたのだと勘違いする人も多いようです。 指の痛みと同時に、左右対称に起こる関節の腫れ、風邪のような全身症状があれば、関節リウマチを疑った方が良いでしょう。 関節リウマチは30~50代の女性の起こりやすい! 朝起きた時に指の痛みや全身症状などの起こる関節リウマチは、高齢者に起こる病気だと思ってはいけません。 実は、30代の若い方でも起こる可能性がある病気で、発症者には30~50代の人が多いようです。 さらに、女性の発症者は、男性の発症者の4、5倍と言われています。 若い人ほど「自分は大丈夫!」と過信する傾向にあることから、症状を悪化させてしまうことが多いようですが、場合によっては16歳より若い方がなるケースもありますので、おかしいな、と思ったら迷わず病院に行くといいでしょう。 関節リウマチは早期に発見、治療がとても重要です。 まとめ 関節リウマチは、朝起きた時に指の痛みが左右対称に起こる病気です。 他にも、手首や足首、膝などの痛み、風邪のような全身症状が起こることがあります。 しかし、関節リウマチは早めに治療を受ければ、症状の悪化を最小限に抑えることが可能です。 ですので、朝の手首の痛みと同時に風邪のような症状が気になった場合には、そのまま放置せず原因の特定を急ぎましょう。
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