みんなの健康相談

午後の手のこわばりについて

先生からのアドバイス 3件

時々手がこわばり、おにぎりをにぎる時のような手の形で固まります。
そこからグーにすることはできますが、パーにするにはとても力を入れないとできなくて、パソコンでのタイピング作業などができなくなります。
症状が出る頻度やタイミングは様々ですが、少なくとも朝一になることはなく、仕事をしていると、ちょっと開きにくいな、と感じ、気づけば全然開かなくなる、ということが多いと感じます。
基本的に右手に出ることが多いですが、両手に出るときも稀にあります。
左手だけに出ることは今までありません。
しびれや痛みはなく、ただただ手が開きません。
ちょうど症状が出ている時にMRIもとってもらいましたが、脳・首に異常は見られませんでした。
過去、カリウム不足かもということで点滴を打たれたこともありますが、症状は改善しませんでした。

さかなさん
2023/8/28

先生からのアドバイス

蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)
埼玉県草加市
高澤昌宏先生
蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)
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アドバイス 467件
ありがとう 714件
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2023/8/29

「ココロとカラダ再生研究所」蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)の高澤昌宏です。

手の強張りと聞いてまず思い浮かぶのは慢性関節リウマチですが、リウマチによる手の強張りは
・朝出て、時間の経過とともに改善する。
・左右対称に現れる。
という特徴があり、それはあなたの相談内容に書かれた
>症状が出る頻度やタイミングは様々ですが、少なくとも朝一になることはなく…
>基本的に右手に出ることが多いですが、両手に出るときも稀にあります。
という部分と一致しないので、まずリウマチの線は除外していいでしょう(というか、病院を受診されたとのことなので、そこでリウマチの検査も受けていて「異常なし」と言われているのでは)。また
>ちょうど症状が出ている時にMRIもとってもらいましたが、脳・首に異常は見られませんでした。
ということなので、知覚異常の線も一応除外できます。

すると他に考えられる可能性としては、手根管症候群など手やその周辺の局所的な問題、シェーグレン症候群などの膠原病、あるいは更年期などによるホルモン・バランスの異常によるもの、などがあります。
ただ手根管症候群の場合、手を使うことによって症状が強くなるので、そこは
>仕事をしていると、ちょっと開きにくいな、と感じ、気づけば全然開かなくなる
という部分と一致するものの、一般にしびれや痛みとして感じることが多く、強張りとして現れるかどうかは若干疑問です。
膠原病については、少なくとも相談内容にそれらしいことは書かれていないのと、もしかしたら既に病院で検査も受けたかもしれません。
なので、仮にこれだけの情報で私があなたを診るとしたら、症状の出ている手とその周辺を調べるのは当然として、それに加えてホルモン系もチェックすると思います。

いずれにせよ、整体など各種療法の治療院を考えるなら、表面的な症状だけで短絡的に「それは○○だ」などと無責任に語るようなところではなく、ちゃんと話を聞いてくれて、さまざまな可能性を考えて体の状態を診てくれるところを選ぶことです。

──

蒼穹堂治療室
埼玉県草加市吉町2-3-10レジデンス草加1-B
TEL:048-922-7695
https://sokyudo.sakura.ne.jp

筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
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荒武祐宏先生
アドバイス 781件
ありがとう 222件
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2023/9/4

 手の固まりは、今の不便はもちろん、将来の不安にもつながるので心配ですね。
 でも、病院で検査をされているので、悪い病気ではないということで、ひと安心ですね。

〇原因動作
 考えられる原因は、同じ動作を繰り返すことで、筋肉がその動作の方向で固まっただけだと思われます。
 パソコン作業が原因だと思われますが、特に右手に多く出るのは、右手はキーボード操作の上にマウスの操作も加わるためと思われます。
 仕事中に症状が出るのもそのためと思われます。
 具体的な原因ですが、グーが開けなくなる。つまり指が曲がった状態で固まってしまうわけですから、指を曲げる時に働く筋肉の系統が全体的に固まると思われます。

〇対応方法
 となりますと、対応方法としては、それらの固まっている筋肉を緩めるために、伸ばしてあげればいいかと思います。
 できれば、症状が出ていないときに、指を開く方向、手首は返すようにに曲げる方向に伸ばしてあげればいいかと思います。
 痛くない範囲でゆっくり行ってください。

〇ご自分で難しい場合
 これは、ご自分でされてもいいですが、整体等に行けば、悪い筋肉をピンポイントでかつ経路にしたがって伸ばしてくれると思いますので、そのような施術をしてくれる整体を電話で探して行ってみられてもいいかと思いますよ。

馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
アドバイス 59件
ありがとう 17件
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2023/9/10

さかなさん、こんにちは。

馬込沢うえだ鍼灸院の上田です。

さかなさんの状態を考えてみました。

手首や手指を曲げ伸ばしする筋肉には多数あります。

主に①指を曲げる筋肉(グーを作る筋肉)・手首を掌屈させる筋肉(手のひら側から肘にかけての筋肉、気をつけをしたときの内側の筋肉)と②指を伸ばす筋肉(パーを作る筋肉)・手首を背屈させる筋肉(手の甲から肘にかけての筋肉、気をつけをしたときの外側の筋肉)に大別できます(複雑なことは割愛します)。

①の筋肉がうまく動かなくなると。指を伸ばす、パーを作る、手首を背屈することが難しくなり「下垂手」と称される状態(おにぎりを作るときの手の形)になります。

パソコンでのタイピング作業は①の筋肉が緊張した状態が続くために、筋疲労から機能低下することがあります。

つまり改善のためには、①の筋肉を緊張させる状況をなるべく避け、同筋肉の過緊張を積極的に緩和させることが有効であると推察されます。

自分でできる具体的な方法として、①に対してのマッサージやお灸、アイシング、テーピングなどがあります。お灸とアイシングでは全く逆のように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。ただしアイシングは一回につき20分程度に留めておいたほうがよいでしょう。ちなみに湿布薬は血流を低下させるために、長期に渡る使用は病状を悪化させます。

①の筋肉の緊張を和らげた状態でタイピング作業を続けるための、手首の下におくパッド(枕)が市販されているので、試してみてもよいかもしれません。

脳や首に異常がみられなかったのは幸いでした。

カリウムの点滴では症状は改善されなかったとのこですが、どのような状況であっても、バランスの取れた食事、質量ともに十分な睡眠、適度な(無理のない程度の)運動は大切です。

以上、参考までです。

お大事になさってください。


注意事項

上記の回答は、東洋医学・手技療法を行なっている治療家やセラピストからの回答であり、 医師からの回答ではありません。また、質問に対する回答は診断ではありません。あくまで健康のプロフェッショナルからのアドバイスとしてご覧にいただき、ご自身の判断・責任のもとで参考にしてください。

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