みんなの健康相談

事務疲れによって肩の調子が悪い

先生からのアドバイス 4件

自分は日頃から事務作業を多くこなしています。
その場合は多くの時間を椅子に座って机で過ごします。
中でもパソコンでの入力作業が多く、最近ではそれが悩みの時間にもなっています。
キーボードで入力する時に腕を構え、指を動かす。
こんな作業でも繰り返している内に体に負荷となります。
現在は特に使う側の右肩が重く、慢性手にこりが残った状態になっています。加えて手首、腕部分も同じような状態にあります。
肩が重いとその他の私生活でも行動がスムーズにいかないことでストレスです。
仕事を続けながらもこの解消となるケア術があれば知りたいと思っています。

ぶんぐるさん
2023/9/12

先生からのアドバイス

馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
アドバイス 59件
ありがとう 17件
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2023/9/12

ぶんぐるさん、こんにちは。

馬込沢うえだ鍼灸院の上田です。

慢性的な肩こり、お辛いことと思います。

肩こりは入力作業には宿命的なものとはいえ、なんとか症状を軽くしたいものですね。

本来、筋肉は横になっているとき以外、収縮し過ぎず、弛緩し過ぎず、適度な緊張状態が自然に保たれるようになっています(収縮し過ぎ、弛緩し過ぎは困ります)。

しかし長時間同じ姿勢が続くなどのことにより、この機能が低下します。特に首肩周りの筋肉は、重たい頭を支えていることもあり、こりやすい部分です。

動きの少ない(固定された)筋肉はポンプ作用が働かず血流が停滞、局所に生じた「コリ物質」の情報が脳に届き、肩こりとして認知されます。

同じ姿勢を取り続けないこと(できれば横になる)が予防解消となりますが、なかなかそういわけにもいきません。そこで、まめにストレッチや首肩の運動(全身運動も可)をする、というのが現実的な一つの対処法となります。患部を押しながら、伸ばす、動かすなどの方法も織り交ぜながらやってみてください。器具を使うのもいいかもしれません。ストレッチは、できれば一つの筋肉を伸ばすのに30秒は行うとよいと思います。

また、眼精疲労と肩こりは深く関係しますので、そちらの観点からのアプローチも効果的です。

具体的には、目をつむる、目周辺のマッサージ、タオルなどで冷やすor温める(気持ちのよい方を行ってください)など。

さらには質量ともに充分な睡眠や正しい食生活がとても重要です。睡眠不足や栄養不足、胃腸に過度の負担をかけるなどのことは、本来体に備わっている治癒力や恒常性維持力(本来の状態を保つ力)を鈍らせます。

対症療法に体が素直に反応するためにも、このようなことを日頃から留意されるとよろしいかと思います。

以上、参考までです。
お大事にしてください。





筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
アドバイス 781件
ありがとう 222件
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2023/9/15

 肩こりは、私生活のストレスになるのでつらいですよね。

〇ケア術以前に必要なこと
 「ケア術があれば知りたい」ということですが、「仕事を続けながら」解消したいのでしたら、「ケア術」以前に必要なことがありませんか。
 今あるこりをケアしても、次から次にこりがたまって行ってはいたちごっこですし、ケアでこりをいっぺんにゼロにはできませんので、結局たまっていく一方ですね。
 こりは、取る前にまず新たに生じないようにしてからでないとケアも効果は発揮できませんね。

〇こりを生じさせないために
 ご自分でも書いておられるように、仕事の体勢にこりの原因がありますよね。
 仕事をしていてもこりをなるべく生じさせないためには、仕事中の環境を変えないといけませんね。
 パソコン作業であれば、モニターの高さをなるべく目の高さに近づける、モニターを大きくする、マウスやキーボードの位置を変えてみる、机、いすの高さや位置を変えてみるなど作業環境を変えてみることが先決ですね。

〇ケア術
 こりがあまりたまらなくなったら、今あるこりをほぐしましょう。
 ストレッチが早くて効果的です。
 伸ばすのは、肩首周辺はもちろんですが、胸やわき腹も伸ばします。
 こりは別のところから引っ張られて固まっているだけですので、引っ張っている原因箇所を伸ばさないとなかなか楽にはならないですよ。

ダイエットサロン HBB
福岡県久留米市
宮﨑 敦史先生
ダイエットサロン HBB
福岡県久留米市
宮﨑 敦史先生
アドバイス 89件
ありがとう 5件
アドバイス 89件
ありがとう 5件

2023/9/22

ぶんぐる様

いつもお仕事お疲れ様でございます。
文面から判断させて頂いた症状へのケアを書かせて頂きます。
しっかり肩全体・全身の状態を診させて頂いたわけではないので
必ずしも効果があるとは限らないという点のみご了承願います。


デスクワークの方の肩は、目の疲れ、首や肩、腕の疲れ、姿勢の悪さからくる腰への負担など全てが関係してきます。
単に肩だけケアしてあげても他の部分が改善されていないのであれば症状自体は変わらないことが多いです。

一番は、座りっぱなしを辞めることなのですがお仕事的に難しい方も多いです。
もし可能であればお手洗いの際などに立った状態で全身をうーーんっと伸ばす感じでストレッチしてあげてください。
全身を動かすような簡単な体操(ラジオ体操の一部)もおすすめです。

また、意外と影響力が大きいのが目の疲れです。寝る前(30分程)は電子機器から離れて、睡眠中にしっかり目の疲れが回復できるようにしてあげたり
昼間5分程で良いので目を閉じたり温めてあげたりすると肩が軽くなりやすくなります。

睡眠中に肩や首や腕の疲れを取れやすくするためにも、シャワーではなく入浴して頂く方がおすすめです。
その際、疲労物質などを体外へ排出しやすくするためにも日頃から水分(みず)を飲んでおくとより効果が高まります。


上記のことを1日2日実践して頂いただけでは、何の効果も感じられないと思いますが
3週間続けて頂くと少しずつお身体に変化が出て来てくれると思います。
それでも何の変化もない場合、痛みが悪化してきてどうにもならなくなった場合は専門家の方に一度診てもらうのもひとつの手段だと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
ぶんぐる様の痛みや重み、だるさが落ち着く事を心より願っております。
お大事にされてください。

整体院 誠春(鍼灸整骨院・交通事故治療・ダイエットサロン併設)
福岡県久留米市
宮﨑 敦史先生
整体院 誠春(鍼灸整骨院・交通事故治療・ダイエットサロン併設)
福岡県久留米市
宮﨑 敦史先生
アドバイス 119件
ありがとう 9件
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2023/10/10

ぶんぐる様

いつもお仕事お疲れ様でございます。
基本は内部から改善がおすすめですが、首の変形やヘルニア、その他内科的疾患による肩こりの場合は外部の治療も視野に入ってきます。
もし、今まで一度も検査等を受けられたことが無ければ検査受診だけでもご検討ください。
検査で異常がなかった場合に有効なセルフケアをお伝えさせて頂きます。


※※病院での検査に異常がないと診断された場合のみ有効なセルフケとなります。首の変形・ヘルニア・その他内科的疾患により発生する肩こりには効きませんのでご了承ください。
検査で原因が明確に判明している場合や病態から起こる肩こりをセルフケアで治すのは困難を極める旨を予めご了承頂いたうえで読み進めて頂ければ幸いです。




・肩こり首こり改善 セルフケア
1:腕を伸ばした指先で肩を触るように肘を曲げた状態を作りま    
  す。

2:そのまま肘で円を描くように動かします。
  肘は肩より後ろにいくまで動かすように円を描きます。
  前に出した時は両肘の先端をひっつけるように円を描きます。
  上記2点を守って頂けない場合、効果を感じられないです。
  (柔軟性低下により出来ない事もありますが、出来るだけ
  意識して円を描いて頂けると幸いです。)

3:前まわしを10回、後ろまわしを10回行う。
  
以上となります。
このセルフケアであれば別の筋肉を痛めるリスクもなく
毎日できる手軽なものとなっております。


デスクワークからくる肩こりの多くは筋肉の柔軟性低下により起こります。
今回、ご紹介したケアは肩こりの原因となる筋肉を
「全て緩める動かし方」になりますので、効果は抜群です。
パソコン作業を行う際、1時間に3手順を1回挟むような形で
行って頂けると症状の改善と再発防止に繋がってくれます。

柔軟性が回復する(効果を実感する)のに2~4週間程かかります。
少なくとも2週間続けて頂ければ幸いです。
一緒に手首や腕部分のお悩みも回復していってくれます。

このセルフケアを行っても改善しない場合、
日に日に痛みが増している場合は肩こりではない可能性が非常に高い為、精密検査を視野に入れて頂ければ嬉しく思います。

それではここまでお読み頂きありがとうございました。
どうかお大事にされてください。

注意事項

上記の回答は、東洋医学・手技療法を行なっている治療家やセラピストからの回答であり、 医師からの回答ではありません。また、質問に対する回答は診断ではありません。あくまで健康のプロフェッショナルからのアドバイスとしてご覧にいただき、ご自身の判断・責任のもとで参考にしてください。

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