若いときから肩こり症ですが、年齢とともにひどくなってきました。
仕事はパソコンを使ってウエブライターをしています。
老眼が出てき始めてからよけいに肩がこり、今では夕方になると肩甲骨まわりがカチカチになり、ズキズキとした痛みも起こります。
整体も試してみましたが、1回の施術料金が7,000円もかかるため、断念しました。
今は、漢方薬の葛根湯を飲むとともに、肩回しや腕振りなどの簡単な運動を暮らしに取り入れています。
自宅でできる仕事としてウエブライターの仕事を始めたものの、やめようかどうか迷っている昨今です。
はじめまして、よろしくお願いします。
原因から申しますと、体の軸となる関節を守るインナーマッスルの筋力低下です。根本的な解決策は、ストレッチでもマッサージでもなくトレーニングが即効性が高く持続性もある方法となります。
パソコンなどのデスクワークはほぼ指先しか使いません、日常生活においても私たちの現代の生活はほとんどのことが指先だけで済んでしまいます。そのため、弱くなる部分はとことん弱くなり、その代わりに弱くなった筋肉を補う部分がガチガチに凝り固まってきます。
ズキズキとした痛みは、固くなった筋肉が神経を圧迫ていることによる神経の異常興奮が筋肉に伝わり攣(つ)っている状態になることが原因です。
いくらマッサージを受けてもストレッチを受けても、原因であるインナーマッスルの筋力低下を改善しないことにはすぐに戻ってしまいます。
個別具体的な方法はここでお伝えするには難しいので割愛しますが、他の質問者の方への回答にトレーニングを紹介しておりますのでよろしければ、当院のページをご参照くださいますと幸いです。
難しいことを考えずに改善するのには、水泳がお勧めです。クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳。泳がなくても大丈夫です。水中ウォークのコースで歩きながらそれぞれの泳ぎのフォームを肩甲骨から大きく動かしているだけでも水圧がかかり自然とインナーマッスルが鍛えられますので効果的です。
公共のジムなどであれば1回数百円で利用できると思います。お金をかけずに肩こりの根本治療を行うのであれば最も最適な方法です。デスクワーク自体はほとんど筋力を必要としない仕事ですので、それ以外の時間に積極的に体を使っていくことが必要です。それさえできれば、いつまでも長く続けられる仕事になると思います。
遠くの空から改善することを祈っております。最後までお読みいただきありがとうございました。
普段パソコンに向かって作業することが多いせいか、運動不足と言うこともあるせいなのか、分かりませんが、最近背中の真ん中あたりに痛みを感じるようになりました。
肩甲骨と肩甲骨の間くらいの場所で、すごく重いような感覚があります。
自分で背中のコリを取る運動やストレッチを調べて行っているのですが、あまりよくなっていないような気がします。
背中が重くてツライので、姿勢もどんどん悪くなっているような気がします。
何か効果的に改善させる方法があればよいのですが、どういったことができるでしょうか。
初めまして、よろしくお願いします。遠く東京から回答させていただきます。
お体を拝見できていないので確実なことは言えませんが、いわゆるストレートネック、巻き肩、猫背のような姿勢を想像します。
これらはすべて同時に起こりますが、特に肩が前に流れる【巻き肩】が肩甲骨の間の背骨の痛みを引き起こします。
原因は筋力低下です。特に脇の下にある前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉と、肩甲骨の間にある菱形筋(りょうけいきん)の筋力が低下しています。
前鋸筋が働かなくなるとその代わりに胸の筋肉が硬くなります。
そして、人間の体は一方向への運動が起こるとその運動を邪魔しないように反対にある筋肉には抑制がかかりますので、背中の筋肉は弱りどんどん肩が前に流れる【巻き肩】の状態に固定されます。
そのように左右から肩甲骨が前に引っ張られる力が働くと、背骨を後ろから強く圧迫する力になりますので、背骨の関節に負荷がかかり痛みを感じるようになります。
合わせて、その場所は交感神経の集まる場所ですので交感神経が刺激されることで緊張や痛みを伝えやすくなるため、現在の症状が起こっていると考えられます。
文章でトレーニング方法をお伝えするのは限界がありますが、簡単にお伝えします。
【前鋸筋のトレーニング】
脇の下の前鋸筋は、腕を前に伸ばす時に使われます。
両手の甲を合わせた状態で、自分の前の1,5m位先の床に向かって、指先、肘を全て伸ばして、肩甲骨から指先までを目一杯伸ばし続けます。10秒を3〜5セット。
【菱形筋のトレーニング】
菱形筋は肩甲骨を背骨に寄せる時に使います。
①両方の腕を体の横で肘を曲げます。手のひらを真上(できれば後ろ)に向けた状態で、肘を背骨に近づけるように中心に向かって引き続けます。10秒を3〜5セット。
②両方の腕を体の横に上げて、肘を90°に曲げます。両方の手のひらを思いっきり内側に返したまま、①と同じように肩甲骨を背骨に近づけるように引き続けます。10秒を3〜5セット。
少し痛みがあると思いますが、続けていただいて大丈夫だと思います。弱っている部分を狙ったトレーニングですのでつらいはずです。ただ、強引な力は加えないようにしてください。効果が半減するだけでなく、痛みが残ってしまう可能性がありますので。
どちらもインナーマッスルと言って、意識では使われづらく現代の指先でほとんどのことが済んでしまう生活を続けていると落ちやすい部分です。
原因は肩甲骨の筋力低下ですので、それを改善すれば治ります。なんとかトレーニングを言葉で説明しようとしましたが、難しければプールがお勧めです。
前鋸筋は腕を遠くへ伸ばす時に、菱形筋は肩甲骨を後ろに引く時に使います。平泳ぎの腕の使い方とバタフライの腕の使い方を歩きながらでも大きな動きで行っていただければ、似た効果が得られますので試してみていだけると良いと思います。水圧のかかるプールで行うとしっかりと効果が引き出せます。
長くなりましたが、遠くの空より改善されることを祈っております。最後までお読みいただきありがとうございました。
仕事でパソコンに向かっているせいか、眼精疲労と肩こりがきついです。
自分で肩をもんでみたり、マッサージグッズを使ってはみるものの、一時的に少し気持ちよくなったとしてもまた数時間で元に戻ってしまいます。
小さいころから猫背であったことや出産後の骨盤ケアをしなかったことから深刻になってしまいました。
また、眼精疲労についてはいつもコンタクトレンズをしており、目が乾きやすく、力を入れてみようとすると疲れる悩みがあります。
どうすれば目と肩がスッキリするのでしょうか?
初めまして、どうぞよろしくお願い致します。
マッサージや温めたりして固くなった筋肉を緩めてもすぐに戻ってしまう最大の原因は、ゆるめた場所に原因がないからです。その最も影響の大きいものとして、肩甲骨と体幹のインナーマッスルの筋力低下が挙げられます。
弱っている筋肉の働きを無意識的に補おうとするから、代わりに働く部分の筋肉が固く凝ってきてしまいます。そして緩めても、弱い筋肉を守り続けるため、またすぐに固くなってしまいます。
産後に起こる変化も基本的には筋力低下に起因します。歪みは結果であって原因ではありません。軸を支える筋力が落ちるから歪んでしまうのです。
治療をする上でもそうなのですが、治療には順番があって、まず最初にトレーニングを行うことが先です。緩めることは後回しです。緩めてもすぐに固くなってしまっては意味がないので、まずはトレーニングで関節を安定させて軸を作っていきます。それだけでも体はスッキリしますし、すぐには戻りません。
眼精疲労について
集中してものを見ようとすればするほど、まばたきが少なくなります。目は血行が乏しいため涙を通して酸素や栄養が供給されていますので、まばたきが少ないと目の表面にまとっている涙が蒸発してしまいます。
目薬をさしても、まばたきが少なければやはりすぐに蒸発してしまいます。眼科などではドライアイの治療で涙点プラグというのを用いて、涙の排出を抑える方法を用いるそうです。ただ、いずれにしてもまばたきの癖に関しては改善する必要があると思います。
眼精疲労にはその他にもさまざまな原因がありますが、目の渇きに関しては当てはまると思います。慢性的な症状には必ず原因がありますので、ひとつひとつ解決していくことで快適な生活ができるようになることをお祈りいたします。
簡単に回答させていただきました、参考にしていただければ幸いです。ありがとうございました。
デスクワークで、パソコンの画面と一日中にらめっこしています。
長時間同じ姿勢なので、時々肩を動かしているのですが、動かすと痺れを感じることもあります。
家でストレッチをしたり、なるべく自分で改善しようと試みているのですが、なかなか改善できません。
最近は寒いからなのか余計に肩の凝りが辛いです。
セルフケアで肩こりを改善するには、普段の生活の中でどのようなことに注意したらいいのか知りたいです。
湿布は冷湿布と温湿布ではどちらがいいのでしょうか。
初めまして、よろしくお願い致します。
長時間のデスクワークでは、姿勢が固定された状態が続きます。
姿勢を継続するために使われるのは基本的にインナーマッスルの役割となりますが、インナーマッスルは意識的に使われる筋肉ではないため非常に落ちやすいです。
デスクワークでは、ほぼ指先だけでだけしか使いませんので、日常的にそのようなことが続くと筋力低下を引き起こしてしまいます。
特に肩甲骨を安定させる筋力が弱くなると、頭の重さや姿勢を支えるために、比較的意識的に働きやすい胸の筋肉が働き過ぎて固くなり、猫背や巻き肩なります。
猫背や巻き肩によって、肩甲骨が前に流れてくると背中が引っ張られ、背骨の並びが変わり、真っ直ぐに固定されてしまうとストレートネックになります。
このような特徴がある方に共通するのは、首の筋肉がガチガチに緊張しているケースが多いです。ストレートネックになると首の筋肉が引っ張られガチガチに張ってきます。
固くなった筋肉が神経を圧迫し、強い肩こりだけでなく腕の痺れなどにも広がってくることもあります。神経が圧迫され続けると筋肉に異常な興奮が伝わって、いわゆる「攣(つ)った」ような状態になります。鋭い痛みが走りますので、おそらく、みかんさんが感じている痛みはこのようなことが起因していると思います。
セルフケアとのことですが、今の状態でストレッチやマッサージ、入浴するだけだとすぐに戻ってしまうと思います。根本的な原因は筋力低下にありますので、本来であればトレーニングを優先的に行う必要があります。
ただ、インナーマッスルのトレーニングにはポイントがありますので、具体的な方法はこの場ではなかなかお伝えすることはできません。
月並みな回答になってしまいますが、単純に何も考えずに体を動かすだけでも症状の緩和は図れるとおもいますのでスイミングやウォーキングなど積極的に体を動かしていただくと良いと思います。
湿布につきましては、心地良い方を選択してだいて大丈夫です。違いは、温かく感じる成分が入っているかどうかだけですので。
少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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