不妊も自治神経の乱れです。
尾骨のあたりの骨の変形で神経が圧迫されていて排卵のための脳からの指令がうまく伝達できなくなっているのです。
つまり、脳からの排卵指令は正常に出ているし、卵巣の排卵機能も正常であるが、神経回路の一部が圧迫されて排卵を命令する脳からの信号伝達が阻害されている状態です。
不妊の場合は尾骨、仙骨、腰椎を掌で押すと痛みがあるはずです。
痛みがあるのは骨が歪んで神経を圧迫している部位なのです。ここを掌(てのひら)で物理的に押して骨の歪みを治すことで神経が圧迫されなくなり、脳からの指令が正常に伝達され排卵が起きます。これが自然の摂理に逆らわない本来の不妊治療です。
具体的な治し方は過去のQ&Aで解説しいている腰痛などの治し方と同じです。(この方法で尾骨、仙骨、腰椎)の押して痛い部位を痛みがなくなるまで徹底的に押して治せばいいのです。
補足になりますが、多くの慢性病は全部このような原理で起きています。
世の中には多くの慢性病があり、症状はそれぞれ異なりますが、骨の歪みの治し方は全て同じ(ワンパターン)です。
【糖尿病の例】
Ⅱ型糖尿病は背骨の11番の歪みで神経が圧迫されていてインシュリンを分泌させるための脳から膵臓への信号(指令)が阻害されているから膵臓がインシュリンを出さないのです。背骨の11番の歪みを治して神経圧迫を取り除くことで脳からの信号が膵臓に伝わるようになれば2型糖尿病は完治します。(インシュリン投与を始める前であれば100%回復しますが、長年インシュリン投与を続けると膵臓はインシュリンを作る必要がなくなり、次第にインシュリン生成機能が低下します。インシュリン生成機能が減退してしまってから背骨の歪みを治して脳からの指令を届けても、もうインシュリンを作っていない状況になってしまっているからインシュリンは出ません。もっと早く背骨を治せばインシュリン生成能力は残っていたのに・・・・という残念なことになります。
鬱は背骨3番、不安症などは1番というように神経が圧迫される部位によって影響を受ける臓器が違ってきますから症状が異なってくるのですが、治し方は同じです。全身施術の場合は全部の部位をチェックして治しますから、いちいち症状を聞かなくても自動的に全症状が治せるのです。先日は目のツボを刺激したところ後日「緑と黄緑の区別がつかなかった色弱が治った」ということを聞いて、治した私が驚きました。