リウマチについても治し方は同じです。
リウマチ(関節リウマチ)の原因は多くの場合、台所洗剤の「合成界面活性剤」です。他には薬剤もリウマチの原因になります。
なお、ここでは単純に「合成界面活性剤」として論じますが、実は合成でも天然の界面活性剤のように安全なものもあり一概に論じることはできせん。
【天然と合成の違い】
天然の界面活性剤はヤシの実油やオレンジから作られます。天然の物は分子が大きく皮膚細胞から侵入することはできません。
だから安全なのです。
一方、合成の界面活性剤は分子が小さく皮膚細胞から容易に侵入し指の関節を傷め炎症を起こします。10年や20年では症状としては出ませんが30年、40年と合成洗剤を使っていたら関節が固まってきます。これが関節リウマチです。
女性に関節リウマチが多いのは台所で毎日洗剤を使って洗い物をするからです。
シャンプーや歯磨きや洗濯洗剤も有害ですが、使用量が少なく影響も限定的なのです。ところが台所洗剤は1日に3度の食事の都度、皿洗いをします。家族が多いと洗うお皿の枚数も多くなり、使う洗剤の量も多くなり影響が大きいのです。
性格的にきれい好きな女性ほどリウマチになりやすいのは洗剤を多く使うからです。
水洗いで済むような汚れでも洗剤を使わないと洗った気がしない、手抜きはしないという信念をもった方もいますが、そんな人は若くしてリウマチになりやってきます。そして「どうしてこんなになるんでしょう?」と聞かれます。
理髪店の奥さんもリウマチでやってきます。
「シャンプーは私が担当しています」という方は指先が割れて血が出ていますが、痛くても辛抱して毎日お客さんのシャンプーをしています。手だけでなく肩まで固まっています。
給食のおばさんもリウマチでやってきます。
食器は食洗器で洗うから、機械に任せればいいものを『私は機械は信用しておりません。洗い残しがあるかもしれないのです。洗い残しがあったら校長先生から指摘されるんです』 「おーい、洗えてないぞ!」 こう言われるのが大嫌いだから機械で洗った後で確認のために手でもう一度洗うというのです。完全な二度手間です。
確認なら水洗いで十分でしょう!というと、『いえ、私は手抜きはできないんです。洗剤をつけてきちんと洗わないと気が済まないんです』・・・こんな人は肩甲骨まで固まって腕が上がらなくなっています。
【治し方】
このようにリウマチの多くは台所洗剤(合成界面活性剤)が原因です。
関節リウマチの治し方は、指の関節を回したり、伸ばしたり、引っ張ったりしてよく動かして、関節を弛め、手を揉んでリンパの流れを良くします。
肘、脇の下のリンパも揉みほぐして流れを良くします。
リンパ系の症状はアトピーもリウマチもリンパ浮腫も化学物質過敏症も食物アレルギーも治し方は基本的に同じです。
①関節を弛めて、②リンパを流すのです。特に症状が出ている部位は念入りに治します。
特に、手首、足首、肘、膝裏、鼠径部、脇の下は丁寧に揉みほぐします。
必ず効果はでますから試してみてください。
<補足>
合成界面活性剤でも天然のように安全なものがあると言いましたが、例えば「ラウリル硫酸ナトリウム」であれば、重合度を変えて分子量を大きくして皮膚細胞から侵入できなくしているものがあります。「ラウリル硫酸ナトリウム」の分子を重ねて大きくしているのです。だから一概に合成は危険とは言えなくなっています。
天然の界面活性剤がいいといいますが、天然界面活性剤はヤシの実油から作るため熱帯雨林を開拓してヤシの木を植えます。まずそこで自然破壊が起きています。工場を建てて製品を作る際に、工場排水で海を汚染しサンゴや熱帯の生物が死滅する被害が出ています。
だから一概に「天然のものがいい」「合成は悪い」とは言い切れないのです。