5歳の娘を持つ専業主婦です。出産後、30分ほど座っているだけで腰がズキズキと痛みしびれて立ち上がれなくなるようになってしまいました。
出産前後で変わったことは子供をよく抱っこするようになったことと私自身の体重が大幅に(20キロ)増えてしまったことです。
この痛みの原因はいったいなんなのでしょうか?
幼稚園の発表会や懇談など床に2時間ほど座らされる行事があり痛みで冷や汗がでるほどでとても困っています。軽減できる方法がありましたらぜひ教えていただきたいです。
ユウさん、はじめまして
優和治療院の鈴木良幸と申します
出産後、座っていると腰が痛みだすとのこと
育児・家事にもさぞ支障が出ていることでしょう
私は現在55歳なのですが、
実は床の上で両膝を立てた体育座りやアグラをかいて
座っていると、徐々に腰が痛くなってきます
2年前の年末の忘年会で、
座敷(畳)で5時間アグラをかいて座ってた時などは
翌日「ギックリ腰」を起こしました
それ以来、畳や床の上に座る時は「正座とアグラ」を
交互に繰り返し、腰が痛くならないよう注意しています
【 腰が痛くなる姿勢 】
ユウさんのような若い方が腰を痛めてしまう姿勢は
背中や腰が丸くなる前かがみ姿勢です
前かがみ姿勢のまま台所・テーブルなどで作業をしていると
首・肩・背中・腰にかかる負担が、
より大きなものになってしまいます
『床に置いてある重たい箱を、腰を丸めて
力づくで持ち上げようとしたらギックリ腰になった』
なんて話を時々耳にしますが、
背中や腰を丸めた姿勢での作業は腰を痛めてしまいます
そしてその姿勢を続けている期間が長いほど
根の深い腰痛姿勢が出来上がってしまいます
ギックリ腰や腰部の椎間板ヘルニアなどは
これらの腰痛姿勢がベースになっている事が多いようです
ユウさんの場合、出産後現在に至るまでの育児期間に
上記したような前かがみ姿勢での作業が多かったのでは?
また出産後20㎏増の体重も影響していると思います
体重増加にともないお腹が出てくると
立っている時や歩いている時など
身体の重心を保つために腰の反りが強くなり
腰への負担が増えてしまいます
【 腰の痛みを和らげるために 】
[ 姿勢 ]
腰の痛みを和らげる姿勢として、まず
●正座
があります
私が感じている正座の姿勢の特徴は、
『特に意識しなくても背中や腰が丸くなりにくい』
といったところであり、
腰痛の方には常に意識していただきたい姿勢です
[ セルフケア ]
腰の痛みを和らげるセルフケアについて
ユウさんの場合、お子さんのオムツ交換の時期は
過ぎたとはいえ、前かがみ姿勢での重労働期間が
数年は続いていたと思います
そのため背中や腰を後ろに反るような動きが
徐々に苦手になってきていると思います
背中や腰を後ろに反るセルフケアをオススメします
背中や腰の関節が後ろに反る動きをするようになれば
だんだん腰の痛みも減ってくると思います
やり方としては、バスタオルをロールケーキ状に丸めて
仰向けに寝た状態の背中や腰の下に入れて1分ほど脱力
(この時、両腕は肘を曲げてバンザイ)
これを背骨の上から下にかけて3ヶ所ほど行ってください
朝起きた時、夜寝る前、お昼ご飯の後など
一日に3回くらい数カ月続けると徐々に効果を
実感できると思います
[ 治療院で施術を受ける ]
短期間に痛みを和らげ、腰が痛くなりにくい
根本的な体質改善を希望される場合は、
治療院で施術を受けられることが適切であると考えます
姿勢や関節の状態、筋肉の左右差、シビレの左右差
背骨から出ている神経の伝達がどのような状態なのか
これらを確認したうえで動きの固い関節の調整や
柔軟性の低下した筋肉の調整などを行うことで
数年間にわたり蓄積した身体の悪習慣が変化していきます
そしてだんだんと腰の痛みが和らいできます
施術方法として私の治療院ではカイロプラクティックと鍼灸
によりますが、
一度お近くの治療院に電話で問合せしてみたら如何でしょうか?
相談だけでも丁寧に説明してくれる治療院がきっとあると思います
なお、激しい痛みやシビレが長く続くようであれば
整形外科で診察を受けることも必要かと思われます
以上いくつかお話しさせていただきましたが
ユウさんにとって参考になりましたでしょうか?
どうぞお大事にしてください
優和治療院 院長 鈴木良幸
普段は、ホームワークをしていてパソコンを使ってネットメディアに記事を寄稿しています。
ここ数日前から、年とジムに通い始めて4カ月が経つのですがトレーニングによる負荷からなのか何もしないで座っていたり立っていたり寝転んでるだけでも腰に激痛がでて何にも集中できないことが続いています。痛みが出る箇所としては、背骨の左下がいたみ継続てきにズキズキ痛む感じでとてもやっかいな痛み方です。普段、背骨がずれている時に行うストレッチをしてどこが悪いのかを試してみはしたのですが原因がわかりません。どうすれば治るでしょうか?整体やマッサージなどには行ったほうがいいのでしょうか?回答よろしくお願いします。
bellさん、はじめまして
神奈川県川崎市で
カイロプラクティック・鍼灸の治療院を開いております
鈴木良幸と申します
何にも集中できなくなるような腰の激痛があるとのこと
当院にも
「久しぶりに運動をやり始めて数カ月、最近腰が痛い」
といった方が時々来院されます
【 痛みが現れた原因について 】
bellさんが普段どのような運動をされているのか
お聞きしておりませんが、おそらく
■筋肉・関節への負荷が過度になっている
ということが原因ではないかと思われます
人それぞれ運動量(運動の負荷)に対する
疲労感は異なります
また、もともと筋肉が柔軟で関節可動域が広い方と
筋肉・関節ともに固い人とでは
運動後の身体の状態も異なります
全く同じ運動をして肉離れを起こす方もいれば
筋肉の張りを多少感じるだけの方もいます
おそらく現在感じられている腰周辺の痛みは
最近行われている運動量に
bellさんの身体が対応しきれていないと思うのです
ここで誤解していただきたくないのですが、上記しました
「bellさんの身体が対応しきれていない」とは、
bellさんの体力が弱いという意味ではありません
ある運動量を受け入れる身体の準備が
その運動量に対して不足しているという意味です
極端な例になってしまいますが、
野球のイチロー選手は未だに現役のメジャーリーガー
として頑張っています
最近は出場機会も減ってきましたが、特筆すべきは
高校卒業後プロ野球の選手になって以来、
長期欠場を要するケガをしたことが無いところです
以前テレビで
イチロー選手の一日の生活を観たことがありましたが
●起床後、球場に行く前に自宅でストレッチ
●球場に着いたらグランドでストレッチ
●試合後自宅に戻ってからストレッチ
これを毎日行っていると紹介されていました
そのような下準備があるからこそ
バッティング・守備・走塁などを全力で行っても
大きなケガをせずにシーズンを送れるのだと思います
イチロー選手と同じように下準備をすることは
われわれ一般人にはちょっと難しいですが
下準備が少ないと運動する体力が十分にあっても
ケガへの対応力が低くなってしまいます
【 腰の痛みに対する施術について 】
当院にも腰痛で来院される方は多くいらっしゃいます
運動を始めたら腰が痛くなってきた、
という方も来院されます
このような方々に対する施術は皆同じではありませんが
●首・背中・腰・骨盤・股関節など
動きの固い関節の調整
●背中・腰・骨盤の周辺の
固くなった筋肉の調整
これらを行うことで徐々に修復されていきます
当院の場合は主に「カイロプラクティック・鍼」
により施術を行っていますが、早く身体を
本来の良い状態に戻されることを望まれるのであれば
お近くの治療院に一度相談されるのが良いかと思います
施術をすることで
概ね身体は良い状態に向かっていきます
以上、いろいろとお話しさせていただきましたが、
bellさんの不調回復のお役にたてれば幸いです
優和治療院 院長 鈴木良幸
40代 専業主婦です。
20代の頃から肩こりが酷く、特に左肩が鉄板の様に硬くなります。
現在は40代ですが、寝るときに左を下にして寝る癖がついていて、いくら気をつけていても気づけば左が下になっていて、翌朝は肩がパンパンになっていて痛みで目が覚める時もあります。
ストレッチや右手の手のひらでさする様に温めたりしますがいまいち効果がありません。
たまに、あまりにも凝りすぎて首の筋まで痛み、クラクラする時があり、自分で何か少しでも改善する方法はありますか?
なっちゃんサン、はじめまして
優和治療院の鈴木と申します
早速ですが肩コリの原因・対策についてお話しいたします
【 肩コリの原因 】
一般に社会人になると
「良くない生活習慣(姿勢)は増えるのに運動量が減る」
ここに肩コリの原因があると思われます
例えば小学校から帰宅してすぐ近所の公園に遊びに行く子供など
毎日身体全体を動かしているので、肩コリは起こりにくいです
ただし近年、ゲームに熱中する子供が激増していますので
今後、肩コリの低年齢化が進むのではないでしょうか
〈 肩コリを起しやすい姿勢 〉
パソコンやスマホの長時間使用、育児や介護など
いずれも肩コリを起しやすい姿勢です
これらの作業に共通していることは、
首?肩?背中?腰にかけて前かがみになり、
両肩は身体の内側に巻込んでいます
スマホを見ている時などたとえ椅子に座っていても
その姿勢を維持するために全身の筋肉は収縮しますので、
作業時間が長いほど筋肉・関節への負担も増加します
ただしこれらの作業姿勢と逆の動きを頻繁に行っていれば
筋肉・関節への負担はかなり緩和されます
要するに「長時間の同一姿勢」が
肩コリの大きな原因と考えられます
【 肩コリの改善対策 】
近年の日常生活において
良くない姿勢を一切しない生活は難しいです
■「長時間の同一姿勢」の時間を短縮する
■「長時間の同一姿勢」の作業前後に身体のケアを行う
これらを継続することで
肩コリはかなり軽減されると思います
上記した
『首?肩?背中?腰にかけて前かがみ、両肩は内側に巻込んで』
これとは逆の動きをイメージしてください
[ 椅子に座りながら ]
椅子に座った時の首?腰にかけての形状は
正座している時の姿勢と同じで
顔は正面を向きます
そして
●両肘を直角に曲げる
●手のひらを上に向ける
この姿勢を維持しながら
◎両肘を後方に引くと同時に胸を張る
◎この形を維持して5秒後に脱力する
◎この動作を自宅・職場で気がついたら行う
これによって左右の肩甲骨および背骨の関節が
普段ほとんど行われていない『逆の動き』をしてくれます
また鎖骨下縁の筋肉のストレッチ効果もあります
[ 寝ながら ]
ベッドや床の上で仰向けに寝た状態で行えるストレッチです
使い終わったサランラップの芯を利用します
●サランラップの芯をバスタオルでロールケーキ状に巻く
●それを仰向けに寝た背中の下(左右の肩甲骨のあたり)
に背骨と直角に置く
そして
◎両腕をゆっくり身体の横?上方に広げていく
(肘は曲げて)
◎気持ち良く感じるところで腕の動きを止め
Ⅰ?2分脱力する
◎片方の手の指で反対側の鎖骨下縁を押しながら
半円を描くように腕を動かしても
ここで、ロールケーキ状のサランラップの芯は
自分が気持ち良く感じるところに置けば良いので
首の下?腰の上の間、2?3箇所で行うのが
良いと思います
このストレッチにより
首肩まわりの筋肉に徐々にではありますが
柔軟性が戻ってきます
この動作は
普段前かがみの動きばかりしている背骨が、
後方に反る動きをすることになります
その結果、背骨の関節面の動きが徐々に良くなり
関節から出ている神経の伝達も改善され、
自律神経のバランスも正しい状態に向かいます
[ 鎖骨下縁のストレッチ ]
さらにもう一つとして鎖骨の下縁に
指で押すと気持ち良いところがありますが
片方の手の指で押しながら半円を描くように
腕を動かしても効果的です
ほとんどの日常作業は両腕を前方に出して行うため
鎖骨下縁の筋肉には日々疲労が蓄積しています
そのような理由から
上記のストレッチも良いかと思います
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以上、肩コリを改善するための手法を
いくつか紹介させていただきました
なっちゃんサン、
是非継続的に実践してみてくださいね
優和治療院 院長 鈴木良幸
2児の子育て中のフルタイムワーママです。
平日は、8時半から17時半まで事務職として働いています。
勤務中はパソコン入力と書き物に追われてほとんど席を立つことがありません。
そのため、午後になると腰が悲鳴を上げだします。
また、肩や首もガチガチで万年偏頭痛がします。
仕事の合間にストレッチをしたりしたら良いのでしょうが、忙しくて難しいです。
帰宅後は体の疲れからイライラして子供達にもついキツくなってしまいます。
自宅で1人でもできる簡単な腰痛予防法があれば教えてください。
りんごママさん、はじめまして
神奈川県川崎市で
カイロプラクティック・鍼灸の治療院の院長をしております
鈴木良幸と申します
辛い腰痛とのことですが、
私の治療院にも多くの腰痛の方が来院されます
腰痛や肩コリの原因の一つに
長年に及ぶ良くない生活習慣の蓄積があります
ママさんであればまず育児・家事がありますよね
前かがみ・中腰でのいろいろな肉体労働の蓄積があれば
腰痛をはじめとして様々な辛い症状が起きても
不思議ではありません
そしてこのような身体の状態のまま
事務職いわゆるデスクワークを行えば
より辛い状態に陥ってしまうと思います
ここで当院に腰痛で来院された方にたずねると
以外に腰痛予防のためのセルフケアを行っている方は
少ないです
セルフケアを継続的に実践することで
かなりの効果が期待できますので
これを機会に是非やってみて下さい
以下に腰痛予防のセルフケアについてお話しします
【 腰痛予防のセルフケア 】
〈 職場で椅子に座りながら 〉
■座っているときの姿勢
「正座」の姿勢をイメージして下さい
頭・首・肩・背中・腰・お尻にかけて
できるだけ正座している時の形状に近づくよう
少し努力してください
徐々に努力しなくてもできるようになります
■背骨を反らす
椅子に座りながら両腕を上に伸ばし
背伸びするとともに背中を後方に反ります
パソコン作業中の前かがみ姿勢とは真逆の状態を
関節と筋肉に発生させます
■上半身を左右にひねる
腰から下は座ったままの状態で、
胸が真横を向くくらい上半身を左右にひねる
(一方にひねったら10秒程度その状態を維持して下さい)
左右に回旋することで背骨の動きを良くし
上半身の筋肉のストレッチ効果が得られます
■骨盤の関節を動かす
椅子に座り両手は膝の上に置き
左右の脚を交互に前方に突き出します
例えば右の脚を前方に突き出したら
左の脚は後方に引き戻す
次に左の脚を前方に突き出したら
右の脚を後方に引き戻す
この動作を20回くらい繰り返す
なお、これを行う時の姿勢は
当然「正座」の時の姿勢となります
気をつけることとして、
左右の脚を交互に前後に動かす際、
『おヘソから上(上半身)は動かさない』
というところです
この動作を行うことで
左右の骨盤の関節(仙腸関節)、および
腰の最下部の関節の動きが促されます
〈 ご自宅で寝ながら 〉
まずはベッドや床の上で両膝を立てて仰向けに寝ます
ここで用意していただくものとして
使い終わったサランラップの芯を利用します
●サランラップの芯をバスタオルでロールケーキ状に巻く
●それを仰向けに寝た背中や腰の下に背骨と直角に置く
そして
◎両腕をゆっくり身体の横そして上方に広げていく
(肘は曲げて)
◎気持ち良く感じるところで腕の動きを止め
1分くらい脱力する
◎上記の動作以外に、両腕を身体の真横に伸ばし
立てた両膝を左右交互に倒す
このストレッチにより
上半身の筋肉に柔軟性が戻ってきます
そして固くなった背骨や骨盤の関節の動きが
ゆっくり修復されてきます
以上、職場やご自宅で手軽に行える
腰痛予防のストレッチなど紹介させていただきました
どうぞ実践してみてくださいネ
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