病院で作業療法士としてして10年ほど勤務し、現在は整体師として、東洋医学的な観点からも人のカラダをみるようになりました。

東洋医学と西洋医学の違いですが、細々した話を抜きに説明をすれば

東洋医学は＜全体をみる。人のカラダだけではなく環境・季節・食べ物・人間関係etc。全体をみて、そのカラダにおきている問題の原因を考えることです。＞

西洋医学は＜問題がおきている局所を細かくみる。ケガをした場所はどうなっているのか？炎症が起きているのか？病気の細胞はどうなっているのか？など、どんどんと掘り下げて原因の根本を考えることです。＞

また、カイロプラクティックは東洋医学ではありませんが、海外の代替補完療法と言われています。
つまり日本にも病院の医者と薬局の漢方家がいるように、海外にも病院の医者とそれ以外の治療家がいます。その一つがカイロです。

東洋医学とは基は中国が発祥の中医学の概念を日本に持ち込み体系作られたものだといわれています。

股関節を柔らかくしてください。
首の問題は首だけでは解決しません。

首＝頚椎は胸椎・腰椎・骨盤・股関節に支えられて今の姿勢を取っています。
土台は股関節と骨盤です。猫背ということは必ず骨盤と股関節の付け根部分を押すと固くなっています。
またお尻の筋肉が使えていない状態です。
まずは股関節の前側を柔らかくするように足を後ろに伸ばすストレッチと腹筋の中のインナーマッスルをしっかりと鍛えてお尻にの筋肉もトレーニングしてみて下さい。
胸を張った時の違和感が減っていくと思います。

肩関節周囲炎（いわゆる五十肩）の場合は、まずは整形外科を受診して下さい。
確認動作としは、動かすと針で刺されたような痛みが出る。夜、寝る時に痛いなどの症状があれば五十肩の可能性があります。

関節のレントゲンやもしMRIがある病院であれば関節内の炎症症状を見つけてくれます。
炎症がある場合は、まずは『安静』を心がけることです。
痛みが出るような動きは極力抑えて、夜寝る時に痛ければ痛み止めと炎症止めを服用するようにした方がいいでしょう。
痛みが治まり、肩が硬くて動かしにくいような状態になってから少しづつ治療していくことが望ましいと思います。