私は、万年肩こりと腰痛を若い時から患っています。
あまりに腰痛がひどいと、体のお尻やももの部分など他の場所で神経痛などのピリピリした痛みを感じます。
肩こりがひどくなると偏頭痛に発展し、だるくなり、調子が悪くなります。
10台の時からの症状です。
肩甲骨の辺りとあばら骨内側も痛くなるので、肩こり、腰痛、肩甲骨、あばら骨付近がそれぞれ吊ってきた感じになると首を勢い良く振ったり、腰をひねったり、両手の指を前で組んで、胸を張るなどして、ボキボキと音を鳴らし、痛みを和らげています。
姿勢が小さい時から悪かったのとあばら骨が左右対称ではないこと、足の長さが違うと個人的には思い込んでいることなどが原因ではないかと考えています。
どうすればこの肩こりと腰痛が改善されるのでしょうか?
静岡県三島市にて筋膜調整を専門に行うサロンを経営しております安井佑輝と申します。
私は理学療法士の資格を持っておりまして病院の整形外科のリハビリを担当していた経験があり、その後開業しておりますので西洋医学・東洋医学の両方の知識を一応有しております。
万年の肩こりや腰痛でお悩みで、酷くなってしまうと坐骨神経痛(お尻のピリピリ感など)や頭痛にもなってしまうのですね。
おっしゃるように、根本的な原因は姿勢にあるかと思います。
急性の症状、例えばぎっくり腰などは時間と共に改善します。
しかしなかなか改善しない慢性的な症状の場合は
体の傾きなどの姿勢の左右非対称性により
頭の位置が左右や前後にズレてしまい
そのことにより特定の筋肉が疲労し腰痛や肩こりになることが多いです。
当サロンの場合は
骨盤の矯正により土台の傾きを調整し
次に背骨の傾きや隙間の調整を行ってから
筋肉や筋膜といった部位を調整して
全身のバランスを調整します。
しかし、
これらの施術と同じくらい重要だと考えているのが
セルフケアになります。
・なるべくお腹を凹ませ顎を引いてインナーマッスルを意識した良い姿勢を保つこと
・後ろに倒れるような座り方をやめること
・床座りの場合は椅子を使った生活に変えること
・四つ這いの運動などで日常的に腰部の筋肉を伸ばすこと
・手を振って歩幅を広げてしっかりと歩くこと
・入浴で深部の筋肉を温めること(ぎっくり腰など急性痛は腰部をアイシングします)
などなどご自身でできることもたくさんありますので、是非やってみてください。
最近はyoutubeや書籍などでも良い情報が多く、私が腰痛で苦しんでいた10年前よりは雲泥の差で良い情報が溢れています。
ただ、坐骨神経痛の痺れが酷くなってきてしまった場合は、特殊な知識や施術が必要になることが多く、整形外科を受診された上で専門的な整体院にかかると良いかと思います。
また、
ご自身で勢いをつけてボキボキと鳴らすことはなるべく控えられると良いかと思います。
骨格をボキボキさせるカイロプラクティックなどの施術もありますが、基本的には背骨の動きが悪い部位を動かしていくという施術になります。
しかし、ご自身で勢いをつけてボキボキしてしまうと背骨の動きやすい部位がさらに動くようになり、動かない部位との差が広がってしまいます。
背骨はすべての関節が滑らかに動いてくれるのが理想ですので、動きやすい部位と動きにくい部位が存在してしまうと、どうしても動きやすい部位に負担がかかりお身体が悪くなってしまう原因となります。
ボキボキすることで一時的に軽くなる感じがあり、昔私もやっていましたが長い目で見るとお身体への悪影響が強かったと思っています。
参考にしていただければ幸いです。
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