膝から足首までに、少しですが、静脈瘤ができるのですが、治療法と、予防法を教えてください。
足が、張っている時におきやすいです。静脈瘤ができると、膝の後ろが、痛いです。
尾畑 陽子 様
はじめまして、奈良で整体をしております本田といいます。
さっそくですが・・
静脈瘤ができる原因はいくつかありますが、
文面より
① 脚(あし)が張っている時におきやすい
② 静脈瘤ができると膝の後ろが痛い
ということから推察すると、
足裏の足底腱(そくていけん)に問題があるように
思われます。
簡単にわかりやすく説明しますと、
ふだん履いている靴やその履き方が悪いと
足指が十分に使えず、浮指(うきゆび)になります。
スリッパを想像してみてください。
歩くときに親指をスリッパの天井にひっかけて
歩くでしょう。
すると足裏の足底腱(そくていけん)が伸びた状態になります。
その足底腱の負担は、※脚裏や膝裏の筋肉でカバーします。
筋肉が緊張すると、体表の血管が外に押し出されますから、
それが慢性的に続くことで静脈瘤になります。
これを予防するには、
履き物や履き方を見直すことです。
足指がしっかり使えないスリッパや長靴、大きめの靴、つっかけ、
ヒモを結びっぱなしのゆるゆるの靴などはすべてダメです。
今はやりのク〇ックスもNG !
一方で、サンダルはOKです。(※ 底の硬いものはダメ !! )
なぜかというと、鼻緒がついているからです。
昔の人が履いたゾウリやわらじ、足半(あしなか)、下駄などは
みな鼻緒がついています。
足指で鼻緒を挟んで履きますから、
自然と足指が使えたんですね。
スリッパとサンダルで比較してみてください。
ヒモ靴なら一回一回結んで履きましょう。
これも、結びっぱなしの靴としっかり結んだ靴とで
比較するとすぐにわかります。
ヒモ靴はしっかり足に固定させることで
足指が使えます。
(※ ヒモのない靴はカカトと甲がしっかりフィットするものを)
ヒモ靴を履くときは、カカトをトントンとした後、
つま先を上げたままヒモを結びます。
靴はカカトと甲で履く履き物です。
つま先を下ろしてヒモを結ぶと足が前に
ズレてしまいます。
それと靴選びと靴の履き方の他に、
インソールをおススメします。
『ドクターノマド』で検索してみて下さい。
多少、靴が悪くとも、
ここのインソールで足底腱をサポートできます。
足半(あしなか)もいいですよ !
合わせてご利用ください。
本田整体院より
在宅ワークをしている50代の主婦です。
朝起きたら肩に激痛が走り、寝返りをうつこともできないくらいの痛みに襲われました。
肩が痛すぎて腕が上がらず、洗濯物を干すのに時間がかかる毎日です。
肩の痛みに襲われて、もう1か月くらいになるのですが、少し痛みが引いたり、また朝起きたら、激痛が走ったりの繰り返しで、シップを貼っているのですが、五十肩かなと思ってしまい、病院へは行っていません。
どうやったら、痛みから解放されるでしょうか?
はじめまして、カスタードさん。
直接診られないのが残念ですが、
文面からの推察になります。
在宅ワークをされていることから
手の使い過ぎによるものと思われます。
手首から肘にかけての前腕と呼ばれる
二本の骨は、じん帯と前腕骨間膜(ぜんわんこっかんまく)
と呼ばれるじん帯様の組織でつながっています。
少し専門的な説明になりますが、
想像しながら読んでみてください。
手をよく使う方の場合、
使い過ぎによってこれらのじん帯が伸び、
この前腕の二本の骨間が横に開いてしまいます。
すると身体は元に戻そうとして、
前腕周囲の関連する筋肉を緊張させます。
しかし腕の筋肉は縦方向にしか伸びていないため、
横に開いた骨を効率よく元に戻すことができません。
そこでより多くの筋肉を使って閉じようとします。
すると前腕から上腕、上腕から肩の筋肉へと筋緊張が
波及していくのです。
これがカスタードさんの肩の痛みの原因だと
思われます。
ですから、この痛みを解消するには、
※開いた前腕の骨間を閉じなければなりません。
昔の人には、経験からその知恵がありました。
仕事をするときには、必ず腕に包帯状の布を
ぐるぐると巻いたのです。
これを手甲(てっこう)といいます。
私も仕事をするとき、
身体を壊さないために必ず手首と肘にサポーターをします。
カスタードさんの場合、
かなり前腕の骨間が開いていると思われますから、
全部閉めることをおススメします。
薬局に行くと「粘着性のある包帯」が売られていますから、
それを腕に巻いてみてください。
巻く時は、強くひっぱらずに
気持ち軽く骨間が閉まる程度にしてください。
強く巻きすぎると血行が悪くなる場合があります。
骨間が閉まってくると肩の痛みが引いてくると思いますが、
痛くなくなった後もすぐに止めず、安定するまで10日から
2週間は続けてください。
要はギプスと同じことです。
あまり、着けたりはずしたりしていると
いつまでたっても骨間は安定しません。
痒みが出るようなら、少しはずして
皮膚を休ませてからまた巻いてください。
お風呂以外は就寝中もそのままです。
完全に治ったあとは、
仕事をするとき手首と肘にサポーターをして
骨間が開かないようにしてください。
その際の手首のサポーターは※伸縮性のないもの
を選んでください。
本田整体院より
私の仕事は陶芸作品を制作しているので日頃重さ10㎏の土の塊を運んだり、ろくろを回し前傾姿勢をずっと取っています。
その為腰痛が常にあります。
40代に入りほぼ毎日腰にドーンとした重い傷みが襲ってきます。
針に通ったりカイロプラティックに定期的に通い施術してもらうと治まるのですがやはり調子の良い状態を維持するのは難しいと感じています。
出来れば重症化する前に食い止めて置くような自宅で簡単に出来る予防法(ストレッチや運動)が有れば教えて頂けると嬉しいです。
ルカさんこんにちは、
奈良で整体をしている本田といいます。
さっそくですが、
「調子の良い状態を維持するには・・」
という点からのアドバイスです。
仕事柄がら、重い物を持ったり土をこねたりするようですね。
昔の日本人には肉体労働に対処する知恵がありました。
『手甲(てっこう)』『脚絆(きゃはん)』をご存知でしょうか?
手首から肘にかけての前腕(ぜんわん)と呼ばれる骨や
足首から膝にかけての下腿(かたい)と呼ばれる骨は
それぞれ二本あります。
それらの二本の骨が開かないように、昔の人は包帯状の布で
しばったんですね。
腕には手甲(てっこう)、脚には脚絆(きゃはん)です。
時代劇で見たことありませんか?
農夫や茶摘みをするときの仕事着、忍者、侍のスタイル・・
兵隊さんのゲートルもそうです。
聞いた話ですと、昔の兵隊さんはゲートルの巻き方を
きびしく指導されたそうです。
ゲートルがなければ、何十キロもある重たいリュックを
背負って、何日も行進することは不可能でした。
各地のお祭りでその姿が今でも残っていますが、
形ばかりで布を当てているだけのようです。
市販されている手甲、脚絆も同様ですね。
形ばかりで本来の役割はありません。
手甲は建築現場で見られるかな?
あと、和太鼓をする人たちにも・・
難しい理屈は省きますが、
「手甲」と「脚絆」で腰痛を予防することができます。
慢性的な腰痛は腰だけを診ていたんではなかなか治らないんです。
なぜかというと、
身体の負担は《手から》《足から》スタートするからです。
私も仕事をするときは、
手首と肘にサポーターを必ずしています。
サポーターのことでしたら
「ダイヤ工業」を検索してみてください。
ダイヤ工業の製品なら、
【手首用】・リストバンド140 または、
・ハイパフォーマンスリスト
【肘用】 ・プレミアエルボー
がおススメです。
下腿のサポーターは100均のふくらはぎ用サポーターでも
いいでしょう。
足からの疲労の原因は、下腿(かたい)よりむしろ
靴の履き方が重要になります。
※大きめの靴や※長靴、※スリッパ、※ヒモを結びっぱなしの
ゆるゆるの靴などはすべてNGです。
ヒモ靴でしたら、一回一回結びましょう。
履き物は、※足指をしっかり使える履物がいいんです。
昔の日本人が履いた※ゾウリや※わらじ、※下駄などは
鼻緒がついていますから、足指をしっかり使えたんですね。
足指を使えない履物を履くと、下腿(かたい)の二本の骨が
開いてしまいます。
今はやりの※ク〇ックスは絶対にダメ !!
腰痛防止のサポーターも、仕事中であれば
躊躇せずに使うことをおススメします。
それとタスキをするのも昔の日本人の知恵です。
タスキをするだけで自然と姿勢が良くなるもんですよ。
もう一つ、本来なら筋力を鍛えることも必要ですから
ご紹介したいのですが、
文面でアドバイスするのは難しいので、
かかりつけの先生にアドバイスを受けるのが良いと思います。
以上になります。
お大事になさってください。
三児の母をしているものです。
三人目を出産後に麻酔が合わず離人症・パニック障害を併発しました。
その後も眩暈・動悸・脳貧血・焦燥感・首の筋肉の異常さがとれずずっと引きこもりのような生活を送っています。
7年目にして少しずつ外にでれるようにはなりましたが、一人だと出ることができずいつも家にいます。
体調がいい日もでてくるようになり、働きたいという気持ちもでてきた半面、まだ体調の波が激しく働くこともできずにいます。
カゴの中の鳥のような生活から抜け出したいのですが、体調が悪く抜け出せず友達と遊びたいのに具合が悪くなったら。と思い約束もできずにいます。
身動きもとれないこんな人生を本当にかえたいです。
こんにちは、奈良で整体をしている本田といいます。
文面を拝読させていただきました。お察しします。
実際に診たわけではありませんから
あくまで推測になりますが・・
出産時の麻酔が原因だとしたら、
もりまむさんの場合、脳にダメージを受けたものと
推察します。
整体にもよりますが、脳機能の回復施術は可能です。
お近くでそのような施術をされる先生を探してみてください。
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