座っての仕事が多いためか、肩こりがひどくなってきました。
これまでも何度か同じようなことがありましたが、湿布や塗り薬を利用することで改善することができました。
しかし、30代も後半になってきて、回復力が低下してきたのか、時間が経ってもなかなか元に戻らないような状態になりました。
マッサージなども行ってみましたが、一時的には良くなるもののまた肩こりの痛みと戦っている状態で、なんとか改善することができないのかと考えています。
デスクワークの方など一日中座っている事の多い方は、姿勢を猫背にして、肩を前に巻くような格好で、アゴを前に突き出し、パソコンを長時間操作されている方が多いようです。まず、姿勢を良くするように環境を見直しましょう。椅子の高さは、合っていますか?両足裏が床に着き、膝が直角に曲がり、椅子と太もも裏が隙間なく合っているか?デスクに肘をついて、背筋が真っ直ぐになっているか?パソコン画面は、立てているか?真っ直ぐ前で、パソコンを見ているか?これらをチェックしてみて下さい。そして、20〜30分おきに立ち上がって、出来れば、部屋を少し歩いたり、肩甲骨を胸を張って寄せたり、逆に肩を前に突き出して肩甲骨を広げたりしてみてください。肩には機能的関節が4つあります。(解剖学的関節は3つ)この内、特に肩甲胸郭関節と言う、肩甲骨の裏の肩甲下筋という筋肉と前鋸筋と言う、背中の肋骨の上にある筋肉が肩甲骨に着き、膜上で滑るように動く関節をなしています。この筋膜の癒着により、肩の他の関節もロックして、動かなくなり固まって、痛みが生じます。肩の筋肉には、痛みを感じるセンサーが多く存在しますので、痛みも感じやすくなっています。まずは、姿勢の環境を見直し、肩をこまめに動かす事から始めましょう。
デスクワークをすることが多いデスクワーカーです。
2ヶ月前からほとんど1日中痛みが走る。
膝の左外側部分の不調なのですが、2ヶ月前ほどから急に痛みが出るようになり、曲げ伸ばしが難しくなりました。
伸ばすたびに左外側がつっかかったような違和感を感じ、気にしながら伸ばすと「カクン」と音が鳴ります。
また膝を九の字に曲げてから伸ばすとき、痛みと共にカクンと音がなるのです。
曲げているときは痛みはないのですが、伸ばしているときは膝に鈍い痛みと痺れが出ます。
近頃は太ももから足首、足の裏にまでズキズキッと痛みが走り、痛くて膝を曲げることが難しい状態です。(とくに足の裏の真ん中あたりの痛みが強いです)
いったい、これはどういう原因でなる症状なのでしょうか?手術が必要なものなのでしょうか。
教えてください。
デスクワークでずっと座って同じ姿勢のため膝周りの筋肉や靭帯、関節胞が硬くなって、膝のお皿が動きが悪くなって引っ掛かって痛みが出ることがあります。それに伴い膝の外側に腓骨と言うもう一本の骨が有り、ここにある上腓骨関も固まって動きが悪くなります。「かくん」と音がするのは、お皿と上腓骨関節の動きが悪くなって膝の関節自体がズレるためと考えられます。
足首まで痛みが走るのは、腓骨の下の関節の下腓骨関節も動きが悪くなっているためと足首の関節が動きが悪くなったためと考えられます。また、腓骨には坐骨神経から分かれた総腓骨神経が走っているため強い痛みが出ることがあります。
膝周りの筋膜、靭帯、関節胞を緩めて関節の位置を正常に戻せれば手術は必要ないと思われます。
日常では、なるべく膝を動かすことをお勧めします。30分に一度でも良いので椅子から立ったり、屈伸したりする事から始めましょう。
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
10:00〜18:00 | ○ | ○ | - | - | ○ | ○ | - | △ |
10:00〜14:00 | - | - | - | - | - | - | - | ○ |
定休日
水曜日 木曜日 日曜日