最近、17歳の娘が肩こりがすると言って辛そうにしています。
私自身、肩こりになったのは20代後半ごろから。子どもが肩こりになることに、正直驚いています。今どきは、高校生でも肩こりが頻繁に起こるものなのでしょうか・・・?
ご相談者様へ 東京ドームのすぐ近くにある小石川整体・気功院の羽根と申します。お母さまの時代と娘様が、まさに生きている(生活している)時代背景と世界の情勢、そして取り巻く生活環境が全く異なります。24時間友達とやり取りする携帯電話(スマホ)や一瞬にして世界を駆け巡るインターネットなど。いつも画面を見つめる(凝視する)その姿勢と眼、そして情報を処理する休まない脳の活動など。時代のスピードと氾濫する情報の量が全く桁違いなのです。そのために、自然界(自然界のスピード)からどんどん離れ、裸足で駆けっこや川遊びをしたりすることが、また、日が暮れるとともに帰宅し家族全員で夕食を摂ることなども、なかなか難しいライフスタイルになってしまった今現在だと思います。つまり頭でっかちにならざる負えない社会なのです。従って、姿勢が悪く(猫背)なりやすい。呼吸が浅く口からの呼吸になりやすいため、呼吸器系や免疫系にトラブルが現れやすく、自律神経系が乱れやすい。眼からの情報量と処理に費やす時間、そしてそれに対応するスピードの速さから、眼と脳の疲労感が肩(肩こりという症状で)に現れるのだと思います。お母さま、どうぞ次の点をチェックしてみてください。1)姿勢の状態(良し悪し)2)呼吸の状態(口が半開きになって、口呼吸になっていないか。3)携帯電話やパソコンに釘づけになり、眼と脳の局部的な疲労が溜まり易くないか など。もし1)~3)が当てはまるようであれば、まずは、携帯電話などの使用時間を制限する。次に、姿勢の状態についてアドヴァイスしてください。3番目に、なるべく笑ったり歌を歌ったりすることで、横隔膜を良く動かし、気づまりを解消する。よって、鼻からの深い呼吸が生まれ、自律神経系の安定にも繋がります。以上、何か一つでも娘様の肩こり改善につながれば、幸いです。お大事にです。
会社でかかっているクーラーが寒すぎるのか、最近体が冷えてなんだか体調が悪いです。事務所にいると頭痛がするし、寝てもなかなか疲れが取れません。
できるだけ温かい服装を会社ではしてりるのですが限界です。女性じゃないのに足がむくみます。クーラーを弱くすればいいのはわかっているのですが、自分一人ではどうにもできず困っています。何か良い対策はないでしょうか?
30代の男です。
ご相談者様へ 小石川整体・気功院の羽根と申します。クーラー病については、一定の効果が期待できる対応法がまとまっていると思いますが、東洋医学の視点と経験から何点かご参考までご返答致します。1)直接クーラ―の冷気が当たる位置、角度を避ける。2)人体で多く汗をかく部位は体温の調節する窓口なので、その部位の保温を心掛ける。例えば、首回り・腋の下・肘・手首・腰回り・膝裏・足首など。特に、首回りにはストール様のものをおしゃれに巻く。シャツは長袖で、手首のボタンは閉める。腰から足にかけては、ひざ掛けで保護をする。靴下は厚手の長いソックスを履き重ね履きをする。3)飲み物は、体を温める性質の生姜湯やゆず湯ほか、ブラックペッパーなどの発汗性のスパイスで体を温める。また、気分を和らげる好きな香り成分のものを摂りいれることで、頭痛を和らげる。4)休み時間には、極力外出し太陽の光を浴びながら、軽いストレッチと気分転換を図る。5)昼食は、身体を温め発汗する食べ物を選ぶ。6)帰宅時には、一駅手前で電車を降り、ゆっくり歩くから→普通の速度→速歩と一駅分歩きながら、血行の促進をはかるとともに、気分転換をする。7)自宅での入浴は、白湯を含みながら足湯や半身浴でゆったりする。8)入浴後は、好きな香り成分の入ったオイルで足をマッサージしむくみを改善する(リンパマッサージが良いと思います)9)就寝前2~3時間前からは、照明は落とし目から明るい光(パソコンなどの光も禁物です)が入ってこないようにして入眠しやすい環境を整え、疲れが取れやすい睡眠を目指す。10)朝は必ず、朝日を浴びて、体内時計をリセットし、交感神経優位のモードに切り替える。以上、少しでも実践しやす項目がありましたら幸いです。お大事にです。
なんか気が付いたらかかとが痛いので困っています。病院に行けばいいのか、病院だったら何科にいけばいいのかわかりません。
ネットで調べたら整体でも治るようなことが書いてあるページを見つけたのですが本当でしょうか?
かかとが痛くて歩きずらいので早く何とかしたいと思っています。よろしくお願いします。
ご相談者様へ 小石川整体・気功院の羽根と申します。私の経験から申し上げます。私も今迄何度か踵が痛み、歩きづらくなったことがあります。次のような場合です。1)武術の練習で(私は武術を指導しております)かなり偏った重心の型を練習した後。2)深酒、または休肝日がないほどにお酒を毎晩飲んでいる(肝臓が疲れている)時。3)ストレスが重なり睡眠不足気味になっている時。などです。1)2)3)の場合とも、自分の骨盤の歪みと足の長さをチェックしてみると、普段よりも歪みの程度と、足の長さの差異が大きくなっています。そんな時には、セルフケアーの方法として、A)骨盤の歪みを整える B)足の長さをチェックし、許容範囲内(2mm程度)であるかどうかを確認する C)テーピングを行う:足裏の土踏まず(アーチ)が終わりかけ、踵に差し掛かる位置に、内踝の2センチメートル下のあたりから足裏を通って外踝の下のあたりまで、5センチ幅のキネシオテープを貼る ことを行ない対処してきました。今までのところ、踵の痛みは消失し、日常の生活や仕事に支障をきたすには至っておりません。以上、ご参考まで自分の経験談を申し上げました。近くの整体院・整骨院などで、骨盤の歪みや足の長さ、そして、重心の位置などのチェックを受けることをお考えになってみては、如何でしょうか。お大事です。
20代女性です。
昔から夏場、体に熱を持ちます。
暑い日は特に手足がとても暑くなり、体がだるくなります。
汗はあまりかきません。。
冷え性なので、冬場は手足がとても冷たくなります。
これはなんでですか?
もしよくなる方法あれば教えてください。
(特に夏のだるさがつらいです。。)
東洋医学の視点から考察しご返答します。皮膚表面の汗腺の開閉が機能しづらくなってきているようです。本来汗をかくこと(気化熱の放出)で体温が下がりますが、汗をかきづらい事から、熱がこもり易くなってしまいます。その背景には、幼少の頃クーラーなどの良く効く部屋で育てられたため、または、外で十分汗をかいて遊ばななかったことなどから、汗腺の数が少なくなってしまったか、または、汗腺の開閉がうまく機能しづらくなってしまった。などが考えられます。ほかにも原因はあると思いますが・・・。次に、冷え症についてですが、体に熱がこもってしまうために、氷の入った冷たい飲み物やアイスクリーム、冷えたビールなど、また、クーラーの効いた部屋で過ごし、直接冷風が露出している肌にあたり冷えてしまう、などから益々体の中に冷えが蓄積されてしまう、そして、汗腺が閉じてしまうことの悪循環が考えられます。改善の方法についてですが、まずは体温より冷たいものは、極力摂取しないでください。食べ物で、体の熱を冷ます(清熱作用)の夏の食べ物は、ウリ科の植物です。スイカやキュウリなど、トマトも冷やす作用があります。一方、クーラーの効いた部屋で、長い時間過ごすのは控えた方が賢明です。止む負えない場合には、首回り、腰回り、足首まわりが冷えないように、ストールやひざ掛けなどで保護し、冷えの為に皮膚表面の汗腺がそれ以上と閉じてしまわないように、また、冷えが体の中に深く入り込まないようにして下さい。運動はお勧めです。心地よく感じる程度の運動をすることで、体と気持ちを伸び伸び・しなやかにしましょう。それから、白湯を少しずつ口に含みながら足浴・半身浴をすることで、少しずつ汗腺を開き、発汗する体を取り戻していきたいものです。体質改善をするつもりで、生活習慣を少しずつ見直していくことをお勧め致します。少しでもお役に立てれば幸いです。大事にです。
雨が続いたり、天気の悪い日には頭痛や腰痛になります。
よく、気圧の影響と聞きますが痛くなった時に治す方法はありますか??
21歳の女性です。
東洋医学の視点から考察しご返答致します。体質的に、余分な水(水分)が停滞し、体が冷えやすくなり、エネルギー不足を招いていると考えられます。あまり胃腸の調子が良くなく、水分の吸収と排泄、そして、エネルギーを作り出す代謝機能も順調ではないのかもしれません。東洋医学の経絡理論では、水(水分)の流れや、分配を調節している、膀胱経(背骨の両側)の巡りを良くすると改善につながると考えています。頭の痛さは、推測ですが、重く痛む(頭重感)のではないかと思います。頭部に現れる症状は、むしろ、腰を温めることで改善されるのではないかと推測します。何故かと申しますと、先ほどの膀胱経は、腰のところで腎臓(水分をろ過排泄する機能)と関連し、また同時に、体の巡りを促進させる、エネルギー生成系の中心だからです。一言で申し上げますと、腰を温める事(全身が少し発汗する程度)。その時に、心地よいと感じられれば、方法として適していると思われます。頭痛・腰痛の痛みを発症しない身体づくり、つまり、予防の視点から申し上げれば、ふだん氷の入った冷たい飲料水などは控えた方が良いと思われます。特に、就寝前には体温以下のものは、摂取しない方が賢明だと思います。またこれからの季節は、首回りや、腰回り、足首などには、冷風が直接当たらないようにご注意ください。ストールやひざ掛けなどをご利用されては如何でしょうか。最後になりますが、天気の良い日には、心地よく汗をかく程に、体を動かすことをお勧め致します。それでは、大事にです。
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