今日、サッカーの試合があり試合中にパスを出したのですが僕は右利きで左足を軸足にしてパスをしたら体勢が悪かったのか「グリュ」っという変な音がしました。
試合が終わるまでは何とかアドレナリンなどで我慢できたのですが、試合が終わって30分後ぐらいから痛みが激しくなって、今は膝を曲げる時めちゃくちゃ痛いです。
これはなんかの怪我ですかね?分かることがあれば何でもいいので教えて欲しいです。
宮崎聖人さま
サッカー時に痛めたとのことですが、膝に関してはあらゆる疾患が考えられます。
膝関節の機能解剖学
膝関節は大腿骨と脛骨及び腓骨をつなぐ関節であり、いわゆる蝶番関節であるが、横への動きや回旋の動きもわずかでありますが可能になります。
膝関節の動きは4つの靭帯(前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯)と2つの半月によりコントロールされています。
膝蓋骨は大腿四頭筋-膝蓋腱-下腿をつなぐ膝伸展機構の要になり大腿骨との間に膝蓋大腿関節を構成しています。
評価
関節可動域のチェックとともに、膝関節の不安定性のチェックも重要です。
前十字靭帯損傷に対するラックマンテスト、内側側副靭帯損傷に対する外反ストレステストなどは十分に習得しておくべき徒手検査法です。
また、膝蓋骨の位置やゆるみの程度も把握しておく必要があります。
膝の使いすぎによる障害を評価する際には、膝を中心とした下肢全体のアライメントのチェックが重要です。
半月板には、脛骨の関節面の内側に大きくC型をした内側半月板(MM:Medial Meniscus)と外側にやや小さなO型をした外側半月板(LM:Lateral Meniscus)があります。
内側半月板は関節包や骨と癒合し、内側側副靭帯とも線維性の結合しています。
役割
膝関節の半月板は「形状の異なる大腿骨と脛骨面を安定化させる」、「膝関節にかかる荷重ストレスを吸収・分散させる」という役割があります。
さらに、脛骨大腿関節の滑り、転がり運動の助け、回旋の補助などがあります。
症状
関節裂隙に沿った圧痛や膝のロッキング
関節腫脹
疼痛、反射抑制による二次的な大腿四頭筋萎縮
※急性ではLM損傷が多いとされます。
これは、膝関節の外反強制(Knee-in)により圧迫力と同時に回旋力が加わるためです。
※ACL(前十字靭帯)損傷後に関節不安定性を残しているとMMの退行的変化がおこり、変性、断裂が生じます。
McMurray testに代表されるFriction rotation testでクリック音が認められます。
小さいころに膝を少し痛めました。そのときは大したことじゃないと思って誰にも言わず、治療を受けていません。
そのときの痛みはすぐに消えたので、自然に治ったのかと思ったのですが、忘れたころに痛みが出てきます。
その痛みは数十年後の今も続いています。むちゃな動きをした覚えがなくてもふいに痛みが出てきます。こうなるとただ歩くだけでも大変です。
このような痛みを避ける方法はあるのか、もしあったら知りたいです。けがといえるほどのけがではなくても、こういうことになるのが不思議です。
ひろ様
膝痛は、非常に多い不調の一つです。最近では、若い人でも膝痛の問題で多く来院されています。
膝痛に対する当院の考え方
現在、膝痛の原因は、加齢・体重の増加・激しい運動(オーバーユース)と言われています。
しかし、果たして本当にそうなのでしょうか?老人、太っている人、また激しい運動をする方など、様々な方がひざ痛に悩まされています。
つまり、膝痛の原因は、年齢や体重・動作ではなく、その人の膝の使い方により起こります。
当院では、膝痛の多くの原因は、股関節の仕事を代役している事にあると考えています。
股関節は、人体の多くの関節の中でも、非常に大きく「回る」関節であり、「体重の3倍を支えられる」程強く、「筋肉と骨格のバランスを保つ」うえで、中心的な役割を果たしています。
しかし、膝は曲げるか、伸ばすかという単純な関節で股関節のように「回る」という機能はほとんどなく、体重を支えられるほど強い筋肉でもありません。
膝痛の人は、この優秀な股関節を十分に動かす事が出来ず、その結果、代役を膝が行い、本来、得意でない「体重を支える」「回る」動きをさせられ、不必要な力が加わり、摩擦により炎症が生じます。
すると、軟骨がすり減ったり、周囲の筋肉に負担をかけ痛みが出たり、炎症を抑えるために水が溜まったり、膝を変形させていきます。
・膝痛の改善法
膝痛は、単純に膝周りの筋肉を緩めたり、組織を取り替えても解決が難しいです。
当院では、膝痛を根本的に解決させるために、股関節に本来の働きを取り戻させ、同時に今までその代役を務めてきた膝周りの緊張を取り除いていきます。
また、膝痛専用のメソッド(体操)を指導します。
悪い使い方が根本原因であるので、再び間違えた使い方をしないように訓練していくことで、早期改善・長期維持を可能とします。
膝痛は、ほっておくとドンドンひどくなり、変形を助長させていきます。あまりに変形が強い場合には、改善が難しい場合があります。膝痛の施術は、出来るだけ早いうちに始める方が良いと思われます。
膝が痛くて治りません。整形外科に2回ほど行ったのですが1回目はレントゲンを撮り、ちょっとした成長痛と言われました。
2回目はまだ痛いかどうか聞かれてすぐリハビリ室でホットパックをしただけで何の効果もなかったです。自分で色々調べて、オスグッドかなと思いましたが、膝の下が盛り上がってないので恐らくオスグッドの可能性は低いと思います。なのでジャンパー膝かなとも思いました。もうここ1ヶ月ほど部活に参加していません。ジャンパー膝や膝の痛みに効果的なストレッチや早く治る方法があればなんでも教えてください。お願いします。
宮崎さま
ジャンパー膝は、ジャンプ動作などを繰り返し行う跳躍種目に多く発生し、具体的には膝蓋靭帯炎および、大腿四頭筋付着部炎を指します。
超躍動作の踏切時に、身体全体が過剰に後傾していたり腰が引けた状態(後方重心)で踏み切ると、その後の前額面上での下肢アライメント不良により、膝伸展機構(大腿四頭筋~膝蓋骨~膝蓋腱)へのストレスが大きくなり疼痛を生じます。
膝伸展機構とはいわゆる膝を伸ばす運動に関する大腿四頭筋、膝蓋骨、膝蓋靭帯から形成されます。
大腿四頭筋のうち大腿直筋(RF)、は上前腸骨棘から始まり、股関節の屈曲にも働きますが、他の3筋(内側広筋:VM、外側広筋:VL、中間広筋:VI)は大腿骨から始まり、膝蓋骨に付着し、膝蓋骨と脛骨粗面結ぶのが膝蓋靭帯になります。
膝蓋大腿関節は大腿骨と膝蓋骨から形成され、膝蓋骨は完全伸展位で筋緊張がなければ上下左右に移動しますが、屈曲を増すにつれ動かなくなります。
これは膝蓋骨が大腿骨の溝に挟まり動きが制限されるためで、屈曲にしたがって伸展位で脛骨と面していた部分が保護されるためです。
この膝蓋骨の関節保護面の役割が帽子のような感じであるため、米国ではニーキャップと言われます。
この膝蓋骨の不安定な状況こそが運動時のダイナミックアライメントの状態と大腿四頭筋の力の入り方のアンバランスなどで関節面や靭帯への負荷状況が特定の部分に応力を集中させる原因となります。
とくにVMは運動経験の無い者、運動量が減少した時、そして膝外傷後に筋力が低下しやすく、膝蓋骨は外方編位もしやすい傾向があります。
また、運動特性上もこの傾向は強く、筋力がない場合や疲労時には膝伸展位付近での運動になりがちとなります。
伸展位付近では膝蓋骨は力を抜いた時には左右上下の可動性があり、そのため急に運動をした時に膝蓋骨の滑走が正常よりずれて起こる危険性があります。
つまり、ニーイン・トゥーアウトが強い場合には膝がX脚状態となり膝蓋骨の外方偏位が強まり、膝蓋骨亜脱臼、脱臼の肢位となります。
この時点で強い大腿四頭筋の等尺性筋収縮が起こればベクトル上膝蓋骨の外方偏位の力が増すことが理解できます。
これは膝蓋靭帯でも同様で、ニーイン・トゥーアウトでは膝蓋靭帯の内側部の伸張が増し、このような癖のあるものでは主に膝蓋骨では膝蓋靭帯内側部、脛骨部内側に加え、下腿外旋力が加われば、中央部から外側まで張力が発生します。
これは膝屈曲角度、重心位置、筋の収縮状況等で変化することが考えられ、実際の運動で、どのような状態となっているか観察ができることが重要です。
ジャンパー膝とは膝伸展機構への過負荷が原因で起こる膝蓋靭帯の炎症であり、運動時痛、圧痛など痛みを中心とした特有の症状になります。
「ジャンパー膝」の名前が示すように、ジャンプを頻回に行うバレーボールやバスケットボールなどの競技に多く見られます。
一般にジャンパー膝は頻回な運動刺激が加わって起こる慢性外傷とされますが、運動時の異常なアライメント(骨の配列)での急激なジャンプ着地やランニング・ストップなどで急性的に症状が出現することも少なくありません。
発症するとなかなか治らず、慢性化することの多い疾患で、治療とともに運動時の管理が必要な疾患になります。
痛みは程度は軽いものから重度なものまであり、重度なものでは腫れが見られることもあります。
また剥離骨折等がある場合もあり、必ず医師による確実な診断が必要になります。
また広義では膝伸展機構全体の外傷を指すこともあり、特に膝蓋骨軟骨軟化症、膝蓋骨亜脱臼等がある場合には専門的な医学的処置が必要になります。
圧痛点の確認、大腿四頭筋への求心性・遠心性負荷による疼痛再現性の確認、大腿四頭筋の伸張性や膝蓋骨の可動性をチェックします。
可能であれば、踏切時のダイナミックアライメントを確認し、踏切時に足関節背屈制限があると、下腿が前傾せずに後方重心になりやすいため、足関節の可動性も確認しておくことが重要になります。
・理学療法
疼痛除去を目的とした微弱電流や超音波、アイシングによる物理療法を行います。
必ずしも全症例で大腿四頭筋の伸張性が低下しているとはいえませんが、大腿四頭筋の短縮がある場合には、疼痛に応じてストレッチ、下肢全般の筋力、片脚踏切時の片脚支持おけるアライメントを改善を実施します。
また、足関節背屈制限が存在する場合には可動域の改善を行います。
40代の女性です。
自宅でフリーランスのイラストレーターをしています。
自宅で仕事をするようになってから3年ほど経ちますが、一旦仕事にとりかかると一日中座りっぱなしの時が多く、夜になると下半身に鈍い痛みを感じることが起きるようになりました。
デスクが低いので、座椅子を使って作業しているのですが、太もも、腰の下部分、おしりの下部分に鈍い痛みを感じます。
この痛みは何が原因なのでしょうか。
また仕事が忙しく、子持ちの主婦もしておりますので病院に行く暇もありません。
なにか簡単に痛みを和らげる方法がありましたら、お聞かせ願えると幸いです。
おもちさま
疼痛への対応は、他の整形外科的疾患と同様に炎症症状の確認から始まります。
明らかな炎症症状があれば冷却を主体として炎症鎮静の治療を行いますが、腰痛では明らかな腫脹や熱感を伴う炎症症状は少なく、ほとんどの場合腰部や臀部の筋緊張緩和と血行促進のための温熱療法が適応となります。
過緊張状態の腰背部の筋が疼痛を発することが多いことから、筋緊張の寛解が重要な対症療法となります。
一般には温熱療法に加え、電気的に筋収縮と弛緩を繰り返す低周波療法が効果的です。
また、緊張が広範囲に及ぶ場合には、体幹筋全体のリラクゼーションを促す意味で腰椎牽引も適応となります。
また、骨盤周囲筋の緊張緩和のための股関節ストレッチ、胸郭周囲の筋のリラクゼーションのため呼吸運動促進も腰背部の筋緊張緩和に効果を示します。
一方、仙腸関節や椎間関節といった関節の疼痛に対しては超音波やレーザー、高周波などの物理療法を組み合わせますが、多くの場合、患部への力学的ストレスを排除・軽減するのが最も効果的な治療といえます。
したがって、患部へのストレスを軽減するような身体機能と運動習慣を学習させることが対処的にも重要となります。
筋力
腰痛治療を前提とした場合、発生機序を無視して腹筋や背筋をはじめとする特定の筋を強化しても、期待どおりの治療効果を得ることは難しいです。
治療効果を得るには発生機序を十分に考慮し、また、筋力バランスにも十分配慮しつつ、誤った運動パターンを望しい運動パターンに変えるために必要な筋活動パターンを学習させ、強化することが大切になります。
なお、積極的な筋力強化を実施するには、十分な対症療法により疼痛を軽減させておくことが前提になります。
姿勢調査
腰痛治療において正しい立位姿勢の習得は極めて重要になります。
特に骨盤傾斜のコントロールを学習することは、腰椎前弯の程度を修正するための股関節及び下部体幹筋活動パターンの再学習にほかならず、スポーツ動作の中の腰椎骨盤リズム改善の前提条件でもあります。
骨盤傾斜のコントロールは背臥位、端座位、立位と段階的に進め最終的にはランニングやステップ動作などの運動中の姿勢矯正へとつなげていきます。
仕事がら、平日の日中はほとんどデスクに腰かけています。
もうかれこれ15年ほど前からずっと、ふとした拍子に「腰が痛いなあ」と感じて伸びをすることがしばしばあります。
石から立ち上がった瞬間だけでなく、生活のあらゆる場面で時々感じるのです。
激しい痛みではなく、まるで腰にコリがあるような感じです。
その痛みは一瞬の時もあれば2~3日間にわたって感じることもあります。
椅子に長時間座っていることや運動不足など(学生時代はずっと野球をしていましたが、いまは運動をほとんどしていません)の原因が考えられるのでしょうが、何か改善方法はありますでしょうか?
じゅんじゅん様
同じ姿勢を長時間維持していると、肩こりや腰痛になることがあります。
デスクワークや自動車の運転をすることが多い人は、このどちらかを必ずといっていいほど経験しています。
肩凝りや腰痛の原因の一つとして考えられているのが、筋肉に対する血流量の減少によって患部の筋肉に乳酸など疲労物質が停滞してしまうことです。
特にスポーツ活動をしなくても、姿勢維持をするだけで肩(肩甲骨周辺)や腰の筋肉は持続的な収縮を繰り返します。
その結果、代謝産物として乳酸が生じ、身体をダイナミックに動かしていないとその筋肉への血流量は減りますので、発生した乳酸を再利用したり、運び去る効率が悪くなり停滞します。
すると、乳酸から分解した水素イオンが細胞の外に浸出し、ヒスタミンなどの発痛物質を発生させ、発痛物質が痛覚を刺激し筋肉に凝りや痛みを生じさせます。
運動による血流量の増加「ミルキングアクション」
患部周辺の筋肉を能動的に動かすことで、患部への血流量を増加させ、乳酸の代謝を促進し、その結果、上記の悪循環が改善され、肩凝りや腰痛の症状が緩和します。
この場合の運動は、筋肉の収縮と弛緩の落差が大きい程血流量が増加しますので、静的な運動よりダイナミックが運動のほうが効果的になります。
※運動による血流量が増加する作用は「ミルキングアクション」と呼ばれます。
今年の8月下旬ごろから夏休みでのサッカーの練習でヘディングをして着地するたびに左膝の皿の下の部分がやや痛み、続けていたらもっと痛んで今はジョギング程度が限界で痛みの原因を知りたいです。
痛くなるときは左膝に体重をかけたときに激しく痛みます。ジャンプをしても痛いです。
宮崎さん
部活という事は学生ということ、下記症状ではないかということを前提に話をしてまいります。
・オスグッドの症状
オスグッド病(OSD)は思春期における代表的な膝関節障害になります。
膝関節前面の脛骨の骨突出部分(脛骨粗面)の痛みが特徴で、10~14歳の子供に多く見られます。
脛骨粗面部には膝蓋靭帯が付着する部位で、大腿四頭筋の強力な牽引力が作用します。
・10~14歳での発症期
10~14歳の発症期には著しい骨の成長が大腿四頭筋の成長よりも先行し、大腿四頭筋が一時的に緊張状態になって柔軟性が低下しやすいといわれています。
また、この時期の脛骨粗面部は、成長軟骨の存在により構造的にも弱い状態であることや、活発なスポーツ活動による負担が重なり、脛骨粗面部にかかる牽引力によって軟骨やまわりの組織に炎症を起こしたり、骨隆起や粗面における骨片の遊離などを生じることもあります。
・運動療法の必要性
研究者らの38例50膝を対象とした調査では、腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋の柔軟性改善を目的とした運動療法により約3週間にて約9割の症例でスポーツ動作における疼痛が消失し、スポーツ復帰が可能になりました。
※こうのうち3割は脛骨粗面部に圧痛が残存していましたが、圧痛の残存は必ずしもスポーツ動作の疼痛に影響しないことがわかっています。
スポーツ復帰が長期化するタイプは、初期評価の段階において筋短縮の程度が軽く、疼痛発生から治療開始までの期間が長い傾向にあり、理学療法開始後3週間を超えても十分な改善が見られない場合はOSD-band(サポーター)の併用を考慮しなければなりません。
40代のパート主婦の女性です。パートでは外回りで歩くことが多いです。
半年程前から歩き始めに踵が痛むようになりました。足の裏でも踵だけです。左右ともに痛みます。歩くと響くような痛みです。我慢できないほどではないので病院等で診てもらってはいませんが、きっかけや理由がわからず困っています。
もともと姿勢も悪く腰痛持ちなのでそれが原因なのでしょうか。ストレッチや体操で痛みが軽減できるのなら教えて欲しいです。又、多少の痛みがあっても安静にするよりも歩いた方がいいのでしょうか。
みほ様
足底の痛みは様々な要因が絡んでおります。
下記症状ではないかということを前提に説明してまいります。
・足底筋膜炎
原因として、歩行やランニングの着地にて足の内側縦アーチを保持する足底腱膜に、繰り返し伸長ストレスが加わり、微細断裂が生じて炎症が生じます。
足底腱膜、下腿三頭筋の柔軟性低下、前足部の柔軟性に乏しいシューズなども原因になります。
・症状
起床時の圧痛があり、足への荷重を繰り返すたびに徐々に痛みが減少する傾向があります。
また、慢性的に足底腱膜炎を患うと下腿三頭筋の柔軟性低下を伴い、逆にもともと下腿三頭筋の柔軟性が低いと足底筋にストレスがかかります。
・要因
急激なトレーニング量増加によるオーバートレーニング
アライメント異常
不適切なシューズ
固い路面でのランニング
・治療法
専門的な治療以上に運動制限が重要になり、下腿三頭筋、足底筋膜のストレッチ、足底板(回内足:内側ヒールウェッジ、回外足:内側縦アーチサポート)も重要になります。
普段はフルタイム勤務で、ウェブの編集ライターをしています。毎日、ほぼ一日中座りっぱなしで、立ち上がる時に腰が伸びにくく時には痛みを感じてます。
生まれつき股関節の形成不全気味ですぐ関節が固まります。疲れが溜まると、膝が内側に入り、足が上がりにくくなってきます。そうなると足指の親指側が痛み始めて歩くのも辛くなります。
週に一度は運動をしてるのですが、普段は全く出来ない状態なのでなかなか改善しません。整体に行っても腰の治療だけなので、股関節の動きが改善されず、また、腰痛を繰り返す状態です。
股関節に動きをつけてくれるような治療院を探してます。
ふくにゃんさん
腰や股関節周囲の痛みには、内転筋自体の炎症・損傷のみの場合や、鼠径ヘルニアなどの特定の器質的問題が関係していることもありますが、多くの場合、特に慢性化しているケースでは、器質的異常がはっきりしないか、症状と器質的異常の関連が明確でない場合も多く、機能不全から起こる鼠径部痛と考えて対応していく必要があります。
鼠径部痛症候群の原因は「可動性」、「安定性」、「協調性」の機能破綻から発生するとされます。
・柔軟性の改善
股関節のすべての方向への柔軟性を獲得することは、鼠径部周囲へのストレス緩和に非常に重要になります。
・安定性の改善
トレンデンブルグ肢位のような股関節外転・外旋筋の機能不全に代表される片脚立位時の安定性の欠如は、前額面上のアライメントだけではなく、さらに骨盤帯の回旋・重心の後方化にもつながり、坐骨や恥骨への曲げ応力・剪断力応力への増大を引き起こします。
・協調性の改善
スポーツ活動中の局所への応力集中を避けるためには、他の部位との協調性と連動性が非常に重要になります。
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