30代・女性、仕事でデスクワークをしています。
朝起きると重たく痺れるように腰が痛みます。特に痛むタイミングは歩き出しの最初の一歩で、いつも恐る恐る踏み出しています。
歯磨きや顔を洗う時も痛むし、腰が抜けてしまうのではないかと怖くて、動作をゆっくり慎重にしています。
起き出してからしばらくすると気にならなくなるのですが……。
ベッドが悪いのかと思い、新しくしてみましたが、あまり改善しませんでした。
他にできることが何かあるでしょうか?
”こんの ”さん
寝起きの腰の痛さ多変ですね。ご心中察します。
まず寝方についてですが、もし上向きで寝ているようでしたら、どちらか楽な方の横向きで寝るようにしてください。
次に目が覚めた時ですが、すぐ起き上がるのではなく仰向けになり両膝を立てましょう。次に立てた両膝を左右10回ずつゆっくりと倒して、腰を捻じるような運動をしましょう。
次の運動も、引き続き膝を立てた状態で行います。
仰向けでお尻を持ち上げるのですが、上げ過ぎずに膝とお腹が一直線になる程度まで持ち上げましょう。この状態を3秒キープし、その後ゆっくりとお尻を下ろしていきます。これを5回程繰り返しましょう。
上記2つの運動を終えてから、体の捻じりやすかった方を向いて横向きになってから起き上がるようにして下さい。
これで、寝起きの腰の筋肉の緊張が少し緩み痛みが改善すると思われます。
仕事はデスクワーク中心なので、いつも座っていることが多く、腰痛になり立ち上がる時も大変ですし、日常生活に支障がでるようになりました。なんとか対処したいと思っていますが、腰ベルトをはめても効果はなく、腰痛で仕事中も立ち上がる時に腰に負担がかかるので、なんとかしたいと思い相談しました。
”たんぽぽママ ”さん
腰痛大変ですね。 立ち上がる時に痛いという事なので、予防の座り方とストレッチをお教えしますね。
初めに座り方です。
椅子に座った状態の時は骨盤が後傾し過ぎている事が多く、まずこれを改善したいと思います。道具は、バスタオルを使います。バスタオルを軽く丸めた物を尾骨(お尻の先)に横向きに入れて座ってみて下さい。骨盤の後傾(後ろへ倒れ過ぎてる)を改善してくれるかと思います。
次にストレッチです。
立ち上がる時に痛みが良く出るとの事なので、股関節から腰にまたがる筋肉に問題があると考えられます。まず、足を前後に大きめに開きます。この時、腰が横に捻じれようとしますが、正面をキープしてください。この状態のまま、前脚の膝を深く曲げていきましょう。後ろ脚のかかとは浮いてきても大丈夫ですので、どんどん前脚の膝を曲げていきましょう。すると、後ろ足の膝が床についてくるかと思います。この時、後ろ脚の股関節の前側に伸びている感じがすればストレッチができていますが、無い場合は後ろ脚をさらに後方へ伸ばしてもらい、股関節に伸びを感じるまで後方へ伸ばしましょう。軽く伸びが感じられればそれで大丈夫なので、10秒キープして下さい。
なお、このストレッチで腰に痛みや違和感を感じた場合は、無理をせずすぐに中止して下さい。
ストレッチは、寝起きと就寝前に10秒キープ&リラックスを5回ずつするようにして下さいね。
30代の二人の子どもの母です。元々肩こりが酷く、美容院でのマッサージでも指が入らないと言われることもありました。
二人目を出産してから抱っこで過ごすことが多くなり、腕を上げるのが苦痛になってきました。リュックサックのポケットに手を回すのが大変です。
四十肩ならぬ三十肩でしょうか。肩を回すのは意識してますが、どのようにしたら改善するでしょうか。
肩こりや肩の可動域の改善に役立つ体操です。
初めに、姿勢を正した状態(立っても座っても可)で首をすぼめ(肩をすぼめるでも可)ましょう。次に首(肩)の力を抜いてリラックスしましょう。この二つの動作を、すぼめた状態を5秒・リラックスした状態を10秒を繰り返し1日に5回おこないましょう。
次は、壁ぎわでの動作になります。壁が横に来るように立ち、壁側の肩を90度横に上げ、手のひらを上に向けた状態で肘を90度曲げて下さい。この状態で壁に近づき、手のひらを壁側へ返して手から肘を壁に着けた状態を取ります。そして、壁側の足を一歩前へ踏み出して胸を張って下さい。胸から腕にかけて伸びる感じがすれば体操ができています。
この2つの体操をするだけでも、肩こりや肩の可動域の改善につながりますので、頑張ってしてみて下さい。
30代未就学児を持つ主婦です。
20代の頃から肩の高さ、腰の高さが違うことが気になることと、しびれるような腰痛に悩まされていました。
出産・子育ての中で骨盤のゆがみは酷くなったようで体のバランスがガタガタだと言われています。
また足の裏によく魚の目が出来て歩くと痛いので病院へ行ったところ魚の目ではなく、体のバランスが悪く一点に負荷が集中しているため皮膚が固くなっているとのことでした。
スニーカー以外の靴も履けず困っています。
初めに、椅子に座った状態の時には、バスタオルを軽く丸めた物を尾骨(お尻の先)に横向きに入れて座ってみて下さい。骨盤の後傾(後ろへ倒れ過ぎてる)を改善してくれるかと思います。
次に、立った状態では、つま先を軽くだけ浮かすように力を入れてみてください。横から見た時の骨盤の位置が、前傾し過ぎず且つ後傾し過ぎずの中間位に近づくはずです。
まずはこの2点を行い、骨盤の位置を良い状態で保つよう心掛けて下さい。少しずつですが、腰痛なども良くなっていきます。
より早く良くなりたい、またはもっともっと良くなりたいと考えられた場合は、お近くの医療機関や整骨院・整体院などへご相談下さい。
44歳の男で、仕事は事務職です。3週間前くらいから背中の真ん中あたりに痛みがあります。普段は何ともないのですが、背もたれによっかかったり、マッサージで背中を押されたりすると鈍い痛みがあります。
痛い場所は背中の真ん中の背骨あたりです。筋肉が痛い・・・というよりは、背骨か背骨の周り?に痛みがあります。
原因で思い当たるとすれば、1か月くらい前に整骨院でマッサージを受けたときに、少し強いな、と思ったことくらいです。ちなみに、その整骨院のマッサージの後には痛みなどは全くありませんでした。
日常生活に支障が出ているわけではなく、痛みもそこまでひどくないので病院にいくほどではないと思うのですが、やはり気になるので質問させていただきました。このままほっておいて治るのよう症状なのか、何か原因があって痛みが出ているのかを知りたいです。よろしくお願いいたします。
3週間前からの痛みという事なので、様子をみる期間は過ぎています。もし3週間前より痛みが少しでも減少しているのなら、このまま自然治癒で痛みがひくのを待っても良いですが、少しでも早く良くなりたい・より良くなりたいと思う場合、もしくは3週間前と痛みが変わらないか悪くなっている場合は、医療機関での受診をお勧めします。
発生原因としては、”にら”さんの言われる『整骨院でのマッサージ』かもしれませんし、それだけではなく事務職での座り仕事での姿勢の影響等もあるかもしれません。病理原因としては、『背骨か背骨の周り?に痛み』との事なので、筋肉的な脊椎(背骨)間で何らかの歪(ひず)みは起きているのではないかと推測します。『普段は何ともない』との事なので、骨自体に異常はないかと考えます。
痛みがひく場合には損傷組織の修復がありますが、時として痛みが出ないように無意識の逃避行動や逃避姿勢をとっている場合があります。上記に書きました「より良く」とは、これらも含め痛みだけではなく身体を根本的に治すならばとなります。
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