私は、今から6年前「卵巣がん」を患いました。どうしても抗がん剤治療に踏み切れなかった私の前に、ふと現れたのが南先生でした。がん患者の会で出会いました。
私は、両親共にがんで亡くしていたこと、自分の身体の不安もあり、南先生にお会いした時は、情緒不安定、原囚のわからない体の痛みに悩まされる毎日でした。「是非、一度、うちに来て
ください」という言葉がきっかけで南はり灸院に通うことになりました。しかし、はり治療が苦手、すると、「刺さないはりで治療しましょう。」という言葉が返ってきました。その言葉がきっかけで今もご縁が続いています。
がんを患ってから、色んな先生方の本を読み食生活の改善、免疫力を上げること、自然治癒力を高めることが如何に大切なことか理解できるようになりました。そして、生活に東洋医学を取り入れ、癌という病気を克服したいと強く思うよう
になったのです。
南先生は、毎回、治療前に細かく身体の症状を聞いて下さり、今、どの部分を強化しなけれぱいけないのかを的確に伝えて下さいます。そして、刺さないはり治療、日頃の食生活、生活態度のアドバイスもして下さいます。私の望む治療を提供
してくれるので安心感があります。個人的にはエネルギー療法が気に入ってます。日頃、寝つきが悪いのですが、南先生のところにいくと、決まって治療の途中から体中がポカポカし、いつも冷たい手が温かくなるのが実感できます。気が付
いた時には気持ちよく寝てしまっています。免疫力が上がっていることが実感できる瞬間です。
身体のバランスを保っていくのはとても難しく、南先生の手を貸して頂きながら毎日を送っています。身体は正直で、暴飲暴食が続くと悲鳴をあげます。気圧の関係で身体に痛みが走ります。しかし、お陰様で先生の手をお借りしながら、改
善の方向へと進んでおります。
しかし、やはり世の中には東洋医学だけではなく、西洋医学も必要と日々感じております。その考え方も南先生と同じであること、共感することも多いです。
謙虚な姿勢で患者さんと向き合う姿は素晴らしいと感じております。
これからは、他人任せではなく自分で納得した治療を、自分が選んだ先生を信じて取り組まなければいけない、そんな時代が来たのかもしれません。
2017/8/1 10:16