こんにちは! モズク治療院の新人整体師、小宮りんです。 朝起きたら背中が痛い、 息を吸うと背中が痛い、 胃が痛くて背中も痛い・・・。 背中の右だけ痛い、 背中の左だけ痛い、 こんな悩みを抱えていませんか? もしかしたら、 あなたのその背中の痛みは「ぎっくり背中」かもしれません。 ぎっくり腰は聞いたことがあるけど、ぎっくり背中なんてはじめて聞いた!という人もいるかもしれませんね。 そこで今回は、背中が痛い原因でもある「ぎっくり背中」になってしまう原因と治し方をご紹介していきます。 軽いぎっくり背中であれば、ちょっとしたストレッチで痛みがなくなりますので、ぜひ試してみて下さいね! ぎっくり背中の治し方は?今すぐできるストレッチ・応急処置4選 ぎっくり背中の応急処置方法 背中が痛くて息をするのも大変なぎっくり背中になったときは こちらの動画を参考にしてみてください。 テニスボールを使ったセルフケア 用意するのは4点。テニスボール、靴下、タオル、枕。 ぎっくり背中で張って硬くなってしまった筋肉を緩めていくことをイメージしながらやってみてください。 立ったまま、簡単ストレッチ 肩甲骨を左右に開くように、手を組んで前にひっぱるストレッチです。 左側がギックリ背中になったときの対処法 左側がギックリ背中になってしまったときの対処法が紹介されています。 背中が痛い!ストレッチで治らなければ治療院に ぎっくり背中は、背中のあたりに急に激痛がはしり、酷い時には息をするのも苦しくなることもある症状です。 まずは安静にすることが大事ですが、動くことができるようになったら動画のようなストレッチを行ってみましょう。 しばらく様子を見ても改善できない場合、セルフケアでは不安・・・という方は近くの整体やカイロプラクティック、接骨院など治療院に行ってみるといいでしょう。 ぎっくり背中の原因は主に筋肉の損傷や緊張によるもの ぎっくり背中は急に痛みが背中に走る症状のことをいいますので、 様々な原因が考えられます。 ・筋肉の過度の緊張や、筋肉を構成している筋繊維の分裂が起こる ・首の上の方から腰の下の方まである縦に長い最長筋や多裂筋と呼ばれる筋肉や 肩甲骨についている菱形筋(りょうけいきん)などの筋肉が痙攣する ・背中の後ろ、広背筋が肋骨の部分からはがれる ・加齢による筋力の低下 このように、ぎっくり背中の原因は主に筋肉の損傷や緊張によるものがあります。 デスクワークを長時間して背中が張ってしまった、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。 背中にあたる部分は姿勢を保つのにとても重要な場所。そのため筋肉が過度に緊張すると影響を受けやすい部分となります。 動画のようなストレッチを日常に取り入れて筋肉をほぐし、予防をしていくことが大切です。 急性の痛みは「冷やす」のが効果的 急に背中が痛み出した時には早急に保冷剤や氷枕、冷湿布等で患部を早急に冷やしてあげると良いです。 最近では筋肉痛の治療薬もスプレータイプや患部に塗るタイプの物が開発されているので、背中といった手が届きにくいパーツでもケアしやすくなっています。 ただしこれは一時的な背中の痛みに効果的な治療法です。 背中の痛みが慢性的に続くようでしたら、冷やすのではなく別の処置が必要となってきます。 朝起きると背中が痛い 朝起きていきなり背中が痛い!せっかく疲れをなくすために寝たにも関わらず寝起きに痛みがあるのはすっきりせず辛いですよね。 考えられる原因の1つに、使っている寝具が合っていない可能性があります。 今使用している枕やマットレス、布団等を一度見直してみながら、体のどこかに負担かかかっていないか調べてみて下さい。 他に考えられる事は、内臓疾患です。特に肝臓やすい臓にダメージが起きていると、起きがけに背中が痛む場合があります。すい臓がんが進行している時によく背中が痛む事もあります。 これは大変危険な信号なので、早めに内科を受診してきちんと原因を調べて下さい。 息を吸うと背中が痛い 息を吸うと背中が痛むといった場合には、背中とつながっている上腕の筋が寝違えたりしてその痛みが背中に達している可能性があります。 日頃体を動かしていない時に上半身の筋肉が硬直して起きる場合がありますので、常日頃からストレッチはしっかり行うように心がけましょう。 また、重い症状としては呼吸筋や肺に原因がある可能性があります。 息を吸って背中が痛む以外でも、冷や汗が出る、気分が悪くなるといった場合には、心臓や血管に大きな損傷がある可能性があるので早めの受診をお勧めします。 右の背中が痛い 背中が痛む場合には、様々な原因が考えられますので気を付けたい症状です。 右の背中が痛むのは、肝炎や肝臓がん、胆石症、胆のう炎、胆管癌の可能性があります。 一見風邪と症状が似ていたり悪化するまで症状が出にくかったりするので、注意が必要です。 筋肉痛の場合には、体を動かした時に生じる場合がほとんどですが、内臓疾患からの痛みの場合には、寝ていて体を動かしていない状態でも痛みが生じる場合があります。 背中は内臓に隣接したパーツなので、痛む原因が筋肉痛によるものでない可能性があると判断した場合には早めの受診が必要です。 左の背中が痛い 左の背中が痛む場合には、狭心症や心筋梗塞、胃炎、神経性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、膵炎、すい臓がんの可能性があります。 それぞれ痛み方に違いがあるのですが、発作的な痛みの場合には狭心症の可能性が高いです。 30分以上痛みが継続する場合には、心筋梗塞が疑われます。 左の背中の痛み以外にも、吐き気や嘔吐といった症状がみられる場合には、胃炎や胃潰瘍、膵炎、すい臓がんの可能性があります。 背中の痛み方が明らかに筋肉痛とは違う場合には、こういった風に危険な内臓疾患の可能性が高いので、早めに受診して治療していきましょう。 背中が痛いし、胃にも痛みを感じる 背中と胃と同時に痛みを感じる場合には、ストレスが原因と考えられます。 緊張したり、大きなプレッシャーがかかった場合に、背中や胃といった体の中心の筋肉が収縮される事があります。 他にも刺激の強い物を食べた場合に、急に胃や背中が痛む場合があります。 心臓にも負担がかかってしまうので、熱い物や冷たすぎる物を急に食べる事は控えましょう。 また、背骨が歪んでいたり、筋肉疲労や内臓疾患といった事が原因でも背中と胃が痛む場合があります。 内臓疾患の場合には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった胃に関係する病気の可能性が高いです。 定期的に傷みが続くようでしたら、早めに内科を受診して原因を調べていって下さい。 まとめ いかがでしたでしょうか。 今回はぎっくり背中と背中の痛みについてまとめてみました。 ひとことに背中が痛いといっても様々な原因が考えられますね。 気になる痛みを感じたら、しっかりと専門の人に診てもらうことが大切です。 筋肉の損傷や緊張によるぎっくり背中に関しては、日頃筋肉をほぐすストレッチを行うことが重要。 仕事や勉強と同じように何事も毎日コツコツと積み重ねていくことが大事なんですね。 では、また次回お会いしましょう~ 登場人物 小宮りん モズク治療院で新人整体師として頑張ってます! 整体歴2年の23歳。 骨格模型を眺めながらコーヒーを飲むのが趣味。 206個ある骨の中でも大腿骨が特に好き。 Twitterは初めてだけど、ドンドン絡んでください! 「ヘルモア」っていうサイトでコラム書いてます。 >>Twitterフォローはお気軽に♪
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