左右両方に肩がありながら、なぜか右肩だけの肩こりに悩まされている方はいませんか。 右肩の肩こりは、もちろん現代人の日常生活の一部になっているパソコンの使用にも原因があります。 ただ、他にも病気が原因のこともあるので注意が必要です。 では、右肩の肩こりの原因について見ていきましょう。 右手でマウスを使用する人は右肩が凝りやすい! 特に健康な方が右肩の肩こりに悩まされる原因として、長時間のパソコンの使用が考えられます。 パソコンをよく使用する方、例えばOLやIT関連の仕事をしている方には、右肩の肩こりに悩まされている方が多いようです。 パソコンを使用する時には多くの方が右手でマウスを使用するので、右肩で肩こりが起こりやすいのでしょう。 「マウス肩こり」と言う言葉も存在するようです。 マウスに限らず右手で荷物を持つ癖があったり、右手ばかりを使う方は、当然右肩ばかりが凝りやすくなります。 パソコンの使用で右肩が凝るのは、手や指先だけが動いているから! パソコンの使用で右肩の肩こりが起こるのは、マウスの使用だけに問題がある訳ではありません。 マウスを使用していても、適度に肩や腕が動いていれば肩が凝ることは少ないでしょう。 しかし、パソコンを使用している時には、肩や腕はほとんど動いておらず、手や指先だけを細かく動かしていることがほとんどです。 肩や腕がほとんど動かないことで筋肉の緊張が起こりやすくなるので、作業の合間に適度に肩や腕を動かす運動を取り入れてみることは肩こり対策になります。 肝臓障害、しかも腎臓の病気まであると右肩の肩こりが激痛になりやすい! 右肩の肩こりがなかなか治らない場合には、肝臓障害の可能性があります。 そもそも、肝臓障害があると肝臓の上の横隔膜への刺激で右肩の働きが悪くなるからこそ、右肩で肩こりが起こるのです。 さらに、肝臓障害と同時に腎臓の病気まで患っていると、通常の健康な方でも起こる肩こりよりも激痛になることが多いようです。 激痛を感じて病気の疑いがある場合には、早めの対処が必要です。 胆石で右肩の肩こりが起こることがある! 右肩が肩こりになると言う方の中には、「胆石」と言って胆汁の成分が石のように固まってしまう病気です。 胆汁が作られる胆嚢は右側にあるため、胆石を発症すると右肩の肩こりが起こりやすいのです。 胆石の患者さんの3分の2近くは女性だと言われており、女性の発症者が多いようです。 まとめ 右肩の肩こりは「マウス肩こり」のような健康な方でもなるものもあれば、肝臓障害、胆石、腎臓の病気が関係しているものもあります。 特に激痛の肩こりは、体の右側にある部分が病気である可能性が疑われます。 健康な方がなる肩こりも早めに対策した方が良いのですが、病気の疑いのある肩こりは早期発見、早期治療が必要です。
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