なぜいつも右（左）側ばかり肩や腰が痛くなるのか？その理由と対処法

こんにちは。 福岡市中央区唐人町の「まつお整体整骨院」の松尾です。 時々腰が痛くなる方。時々膝が痛くなる方。 時々肩が痛くなる方。 多くの方が身体のあちこちに負担がかかった時などに、どこかが痛む経験をされていると思います。 それでは、痛くなる時期は違っても、痛くなる箇所は違っても、痛くなるのはいつも右（左）側ばかりだとお気付きの方はいらっしゃいませんか？これはナゼだと思いますか？ 日頃の生活習慣で骨盤や背骨がゆがむから… 腰や膝や肩などが痛くなるのは、痛い部分に急に負担がかかった時や、慢性的に負担をかけ続けた時に、身体が耐え切れなるからです。負担を減らすとある程度は回復します。 実は、同じ側ばかり痛くなるのは、日常生活の習慣で右（左）側が痛くなるように、無意識に動いているからなのです。 同じ側ばかりが痛くなる方は、骨盤や背骨がゆがんでいます。まずはここを整えるのが大切です。 骨盤や背骨のゆがみを整える方法は、本や雑誌に紹介されていますが、ゆがみ方は人それぞれ違いますので、一番良いのは身体のプロに整えてもらうことです。 身体のプロと一緒にゆがみを整え生活習慣も改善 身体のプロといっても、整骨院、接骨院、整体院、カイロなど沢山ある中から選ぶのは大変ですし、適当なところに行ったら、骨盤を整えてもらえない場合もあります。 ですから、友人や知人に聞くか、治療院のホームページや口コミサイトを参考にして良さそうな治療院を探してください。 次に、施術を受ける時注意する点があります。 長年の生活習慣の悪さから骨盤や背骨がゆがんでしまったので、1、2回通院したくらいでは改善しないということです。 施術直後には整っていても、まだ悪いクセが取れたわけではないので、ゆがんだ状態に戻そうとして、次第に元の状態になってしまいます。 それではどうすれば良いかというと、施術を受けた先生を信頼し、先生の言うペースで通院を続ける事です。 楽になったからといって途中でやめてしまうと、昔のゆがんだ骨盤や背骨に戻ってしまいますので注意が必要です。 さらに、日常生活でゆがまないようにするため、先生から生活習慣のアドバイスをもらって実行しましょう。 それでも痛みを繰り返すのは足元（土台）がズレている 治療院で骨盤や背骨のゆがみをしっかり整え、生活習慣も改めて生活しているにもかかわらず、やっぱり右（左）側ばかり痛くなる方がいらっしゃいます。 これは足元（土台）がズレているからなのです。 普段は足元が痛くない方が多いので、足元がズレているかどうかを殆どの方が知らないんです。 足元（土台）のズレは、2つのポイントをチェックすると、自分自身で確認出来ます。 １つ目は、片足立ちした時片足だけフラフラし過ぎないかどうかを確認しましょう。 フラフラするのは正しい位置に体重を乗せていない証拠で、間違った位置に重心があるので、身体全体がゆがんできます。 もう1つは、足首の蹴る力に左右差がないかどうかを確認しましょう。 足首の蹴る力に左右差があると、ただ歩くだけでも蹴る力が左右違うので、歩き方がアンバランスになり、骨盤や背骨がゆがんでいくのです。 このように足元（土台）がズレると、それが次第に身体全体に及び、いくら骨盤や背骨を整え、ゆがまないように生活習慣を気をつけても、同じようなゆがみが出て、同じように右（左）側ばかり痛くなるのです。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか？ 今回は【なぜいつも右（左）側ばかり肩や腰が痛くなるのか？その理由と対処法】をお伝えしました。 まず信頼のおける先生を見つけて、生活習慣の指導もしてもらいながら、骨盤や背骨のゆがみを整えていき、さらに足元（土台）がズレていたら、そこもしっかり整えてもらいましょう。 ここまで出来れば、いつも右（左）側ばかり痛くなることもなくなり、痛みを気にせず快適に暮らせますよ。 これからも元気で過ごしていく為にも、身体のケアはとても大切ですよ！ 筆者プロフィール 松尾 宏一（まつお こういち） まつお整体整骨院院長 開業21年目を迎えるが、従来の整骨院で一般的に行われている施術に限界を感じ、より多くの方の症状を軽減するため技術を磨き、軽く触れる程度の力でバランスを整える方法を確立。 ぎっくり腰、ヘルニア、坐骨神経痛、しびれ、脊柱管狭窄症、股関節痛などの施術を得意としている。また足元(土台)のバランスの崩れが身体のあちこちに影響を及ぼすところにも注目している。