新年を迎え謹んでお慶びを申しあげます。
ほねほね先生です。
首は多くの神経が通っている大事な部位ですから施術には注意が必要です。
重度の場合、中途半端な施術で終わると神経が圧迫され一時的に悪化することがあり当院の施術でも一番気を遣うのが首の施術です。痛みがあるのは神経が圧迫されているということです。頭痛、めまい、吐き気、手や指に力が入らない、字がうまく書けない(こんな下手くそではなかった)、明日の天気がわかる・・・これらの症状は全て首の異常(骨の変形、しこり、ヘルニア)が原因です。
カンカン・ポキポキと鳴らす療法や一気に強い力をかける療法の施術院で悪化してしまい当院に来られる方もいます。治し方の基本を習っていないのだから無理もないことではありますが・・・
基本は弱い力で長い時間をかけて丁寧に治すことです。
無理をしないで時間をかけて治せば一時的に症状が悪化することはあっても1日~2日で良くなりますが、無理な力を加えると悪化したままになってしまうことがあります。
首の骨の変形ならCT、MRIでわかりますが、しこりの場合、病院でCTなどを撮っても原因はわからないでしょう。また例え症状の原因が判明しても有効な手当てはしてもらえないで、首の牽引、痛み止めの注射、電気療法、投薬などで様子をみましょうと言われるのがオチでしょう。
実は私は頸椎ヘルニアで2年半外科病院に通いながら苦しみました。
その後アメリカの某療法で3年で治りました。そのあと、忍者の療法の名人に出会い弟子入りして、当時のこと(医者が治らないといったヘルニアが某療法で3年で治ったということ)を自慢しました。すると師匠は「あんた3年もかけたの!悠長なことを言ってるね!うちなら4回~5回で治すよ」と笑われました。
上には上があるものだと感心したことを今も記憶していますが、正しい療法なら数回で治ります。早ければ1回で治るものもあります。
基本的なことはすでに述べた通りですが、やりかたを言葉で表現するのは至難の業なのです。本を読んでゴルフのスウィングを覚えようとしても書面で読んだだけではなかなかうまくいかないように首の治し方も理解しづらい面があります。
誤解を招くこともありますから最近は書面だけの説明はしないことにしています。
きちんと原因から治してくれる施術院を探してください。
一日も早い回復をお祈りしています。
令和三年 元旦
忍者の自然療法普及会 松縄骨法院