「肩こりと首こりが酷く頭痛」にもなることの「対処法や解決方法」についてのご相談ですね。
〇緊張性頭痛
頭痛もいろいろありますし、お会いしていないので可能性の話になりますが、ご自分で「緊張性頭痛」と書いておられますし、相談内容からもそのように思えますので、緊張性頭痛であることを前提に考えます。
〇頭痛と目の関係
まず、「頭痛だけでなく、目の奥がズキズキ痛む」ということですが、緊張性頭痛は目まで派生することはよくあります。
緊張性頭痛の原因個所がちょうど目の反対側になりますので、影響が出るものと思われます。
〇薬物乱用頭痛
「毎回解熱鎮痛剤を飲まないと辛い」ぐらいつらいということは、相当きついと思います。
鎮痛剤は使い続けると、身体が薬に慣れてしまい効きが悪くなり、薬物乱用頭痛につながるそうなのであまりお勧めはできません。
なるべく痛くてどうしようもない時に限定するようにされた方がいいかと思います。
〇朝と夜の痛み
痛みが強いのは、「朝起きた時と夜」ということですが、朝と夜では要因がことなるかもしれません。
夜は当然その日の仕事なりスマホなりの原因の結果かと思いますが、朝起き掛けに痛いのは、夜寝て居る間の体勢に原因があるかもしれません。
枕や寝具の関連があるかもしれません。
〇コリを増やさない工夫
さて、「対処法や解決方法」ですが、コリをとることと、これ以上コリを増やさないことを考えなければいけません。
ただ、コリを増やさない工夫については、相談内容からは原因となる動作や姿勢がわかりませんので、昼間は姿勢を気をつけること、夜は寝具に気をつけることというぐらいでしょうか。
〇うつむきを避ける
姿勢にしても、寝具にしても、おそらく原因となる姿勢はうつむきの姿勢から首が本来とは逆のカーブになっているのでしょうから、うつむきを避ける姿勢や寝具、特に枕の使い方をくふうしてみてください。
枕を使ったとき首がうつむいているようなら、使い方を変えましょう。
高さを変えたり、首のカーブにも枕が当たるように工夫してみてください。
〇コリの取り方
さて、コリの取り方ですが、第一のターゲットは首の後ろから頭蓋骨後頭部にかけての部分になります。
この部分を、押すというより伸ばす感じで緩めてください。
押してもいいのですが、もみ返しが出やすく、一時的にかえってきつくなるので、できれば伸ばす方がいいです。
表面を引っ張るイメージで結構です。
さらに、引っ張っている胸や腕、肩の前の部分も同様に緩めると戻りにくくなります。
〇温めるなど
「温めてもその場しのぎ的」ということですが、単に温めるよりは、一旦緩める作業をしてその後すぐに温めると戻りにくくなります。
できれば、普段痛みを感じる後頭部や首の後ろよりは、胸や腕を緩めてその部分を温めた方がいいようです。
「半身浴やアロマ」についても同様で、緩める作業と併用すると効果があると思います。