どうやって痛みを採るかではなく、痛みが出ない座り方のご質問、いいご質問ですね。
痛みを取っても、仕事をすればまた痛みが出ますので、痛まない座り方の工夫はとても重要だと思います。
〇痛む原因
座っていて背中に痛みが出る理由は、身体が前かがみに座っているため、背中が引っ張られ過ぎないように支え続けなければならず、そのまま固まって痛みが出るものと考えられます。
ということは、座っているときに前かがみにならないようにすればいいわけですね。
〇座り方
前かがみにならないような座り方は、意識すればできますが、いつの間にか忘れて前かがみになってしまうのが普通だと思います。
これを防ぐ座り方はいくつもありますが、そのひとつとして、脚を広げてみてはいかがでしょう。
座っているわけですから、ヒザを大きく開くといった方が分かりやすいと思います。
そして、少し浅く座ります。
そうすると自然と背中が背もたれから離れると思います。
離れていなかったら、離しましょう。
これがいわゆる骨盤が立つという姿勢です。
〇前かがみにならない工夫
これならいつのまにか前かがみになることはあまりないと思いますが、最初は結構きついと思います。
最初は無理をせずに徐々に時間を伸ばしていってください。
このほか、PCのモニターの位置が低かったり小さいと自然と前かがみになりますので、できるだけ高い位置において、大きめのモニターを使うといいと思いますよ。