腰を強打した場合だと、一般的な腰痛の場合よりひどい骨の変形もあるかも知れませんが、一般的な腰痛の治し方を説明します。重度の場合は時間がかかります。
腰の骨が変形しているか、軟骨が出て神経を圧迫しているか(ヘルニア)、腰の骨の異常が原因で神経を圧迫すると痛みが出るのです。
腰痛を治すには腰の骨の異常を治せば症状はでなくなります。
具体的には、掌(てのひら)を使って物理的に骨の歪みを延ばすのです。出た軟骨(ヘルニア)はさすっていたら元の状態に戻っていきます。時間はかかりますが神経を圧迫しなくなるまでさすっていたらヘルニアは治ります。重度なら2時間かかったこともあります。
要は、痛みが出る部位は骨の歪みで神経が圧迫されていますから、その骨の歪みをなくしたり、出ている軟骨を押し戻してやれば骨が神経を圧迫しなくなり痛みは出なくなります。
※痛いところを押すのです。痛いからやめようとするのでは治りません。
<治し方>
①うつ伏せに寝ます
②家族の方が座って横から掌で腰の痛い部分を押します。
この時、単に押すだけでは効果が出ないので背骨に対して直角方向に前後に揺らせながら骨を下方向に押し込んでいきます。
変形して硬くなった骨が掌に当たり施術者の手が痛くなることもあります。
③初めは弱い力で、次第に強く押し、これを延々と続けるのです。どれくらいの時間で治るかは個人差があり一概には言えません。
変形が治れば施術者の手の感覚でわかりますし、患者本人は痛みがなくなります。痛みがなくなったということは神経を圧迫していない状態になったということで腰痛は治っています。
この状態になると、下半身が痛い、痺れる、足が冷たいなどの症状があった人も治っています。
※腰痛の治し方がマスターできれば他の部位の治し方もほぼ同じです。症状によっては治しにくいものもあります。
効果が出にくいものもありますが、良い方向に向いていることは確かなのですから、やり続ければ必ず結果は出ます。
必要なのは「やり続ける根気」と「必ず治すという意欲」です。
何時間かけても思うように治らないことも稀にありました。
でも、ここで私が諦めたらそれで終わり、この人の症状はもう誰にも治せない!こう思うと諦めるわけにはいかないんです。だから薬害のほんの一部の例外を除いてほとんどの場合、結果が出ています。
原理は実に単純ですし、やり方もシンプルです。
本物は単純なものなのです。
家族の方に治してもらってください。