【症状について】
腕を横から上に上げようとして、水平から上に上がらないのが四十肩・五十肩です。
あるいは腕が後ろに回せない(背中のボタンが留めにくい)、腕を前から反対側に動かそうとすると肩に痛みがある場合も同じです。
寝違えは首の筋肉が固まっているのです。
筋肉を弛めることで症状は消えますがストレッチのやり方によっては痛くて我慢できないかも知れません。
【対処法】
肩の痛みの基本的な治し方は肩の周囲の固まった筋肉を揉み解せば治ります。
首が曲げにくいのも同様に治せますが、首関節の軟骨が出ている「ヘルニア」の場合は、その出ている軟骨を元に収める必要があります。
文面だけでは何とも言えませんが首にしこりが出ていることもあります。この場合はしこりを揉み解せば治ります。
五十肩や寝違えを数秒で治す方法もありますが全ての人に通用するわけではありませんのでここでは原理だけ説明します。
<原理>
「力を入れて急に力を抜くと筋肉が弛む」という性質があります。
これを利用したら、五十肩、寝違えが数秒で治せます。
ただし、腕に力が入らない人にはこのやり方は通用しません。
首のヘルニアの場合は出ている軟骨をひたすらさすっていたら次第に元の状態に戻っていきます。
神経を圧迫しなくなったら痛みがなくなりヘルニアは治っています。
首のしこりが神経を圧迫している場合には、しこりを指先でさすって解(ほぐ)します。
ヘルニアもしこりも時間はかかりますが確実に治せます。
なお、過去のQ&Aで多くの質問が寄せられ回答していますが、その内容は他の症状にも適応できるものがありますので一読しておくと参考になると思います。
体調不良や病気を治すのに難しい知識は要りません。医学の専門知識はむしろ邪魔です。
人体に備わる自然治癒力で体調不良や病気は治るのです。
基本的な治し方さえわかればほとんどの慢性病は誰にでも治せます。