四国高松のほねほね先生です。
雪国では四国にはない「除雪作業」があるんですね。娘が転勤で新潟の小地谷に勤務していた頃に「朝はまず雪に埋もれた車を掘り出す雪かきから始まるんだよ」と言っていたことを思い出しました。また富山の研修施設で宿泊して翌朝目覚めたら外は50cmくらいの積雪がありびっくりしたこともありました。四国では考えられないことです。雪国の皆さんが大変なご苦労をされているご様子、お察し申しあげます。
雪の塊を蹴った時に股関節に大きな負担がかかって痛んでいるのでしょうが、病院で骨には異常はないということであれば筋肉の痛みですからそのうち治ると思います。
病院では現状把握はできますが、それを治すことはしてくれないようです。
例えば軟骨が出て神経を圧迫して痛みが出ている「ヘルニア」の場合だと、医者はMRIやレントゲンで『3番目と4番目の骨の間に軟骨が出て神経を圧迫していますね』というように説明はしてくれます。問題はその先であって痛いのを取り除いて欲しくて病院に行っているのに、肝心の治療とか治すことはしてくれません。
現状把握だけなら医者でなくてレントゲン技師でもMRI技師でもできます。一般にはレントゲンで現状を確認して治してくれるのが医者だと考えていますが、そんなことはしてくれないのです。
『痛みをとってしまったら貴方もう来なくなるじゃないですか!医者はそんな馬鹿じゃないですよ』というわけでもないのでしょうが何故か肝心の治療はしてくれません。
これは嫌味でも皮肉でもなく病院の実情なのです。『どうしても我慢ができなければ手術という手段もあります。しかし失敗したら半身不随になるリスクもあります。治る確率は半々、50%です。貴方はそんなリスクを冒さないで一生物療に通ってきなさい。長いお付き合いをしましょう』と、まあこんなことを私も言われた経験があります。
結局、医学ではない(医者は邪道だという)療法でヘルニアは治りましたが、世の中は皆さんが考えている、あるいは信じているようなものではないのです。
病院では治してはくれません。いろんな施術院でも同様です。だから自分で治すしかないのです。
さて質問は「治るかどうか」ということですから「治ります」と答えればいいものを聞かれてもいないことを答えてしまう悪い癖が出てしまいそうです。
力を入れると痛むのは、つまり力を入れると筋肉が収縮しますから痛んでいる筋肉に負荷がかかって神経が圧迫され痛みが出るのです。
この場合、股関節が正常な位置ではなく少しズレて、あるいは打ち込んでいることがあります。医者がMRIやレントゲンで異常なしといっても微妙な異常は目視ではわからないこともあります。
股関節を大きく回す、あるいは痛い部位を手で擦ることで痛みはとれます。
重度の場合(股関節陥没)回す際に引き抜くように回すと打ち込んでいた股関節が正常に戻ることもあります。
日頃の運動で治すとかは逆効果になります。運動するのであればその前に股関節の異常をきちんと治してから運動をしてください。
異常、文面ではこの程度しか説明できませんが参考になさってください。
積雪とは無縁の暖かい四国の地より健闘を祈っております。
<普段お弟子さんにも教えていないような高度な技を披露してしまい顰蹙(ひんしゅく)を買いそうなほねほね先生がお答えしました>