パソコンの入力時に、手首を持ち上げる方に必要以上に力が入っているのではないかと想像します。
まずアイシングですが、冷やすと一時的に血流が抑えられ痛みを感じにくくなりますが、それで治るわけではありません。
治してくれるのは血液ですが、それが不調部分に集まることで一時的に腫れぼったくなりそれが神経にもさわったりします。
それを一時的に抑えるために冷やすのですが、落ち着いたら今度は血液に治してもらうために集まってもらわないといけないので、温めたほうがいいです。
それをやらずに冷やし続けると、不調は進んでしまいます。
湿布や痛み止めをできるだけ避けた方がいいのと似た理屈です。
対応としては、まずパソコンに向かう前に準備運動として手首を掌の方にグーっと曲げるというか伸ばしてください。それを何回か繰り返してからパソコンに向かってください。
パソコン入力時に必要以上に力が入ってしまう手首を持ち上げる筋肉を最初に伸ばすためのストレッチです。
痛くなってきた場合もこれを行ってください。
パソコン作業終了時には、一旦これを行ってから、逆に手首を返す方に力を入れて、さらに手首を掌方向に曲げて伸ばしてください。
できれば、手首を返す方向に力を入れた状態で、反対の手でこれを伸ばしてあげてみてもいいです。あまり無理にしないでください。少し力を入れておく程度でかまいません。
それから、パソコン作業時の体勢ですが、手首に無理が来る机、椅子の高さやパソコンの位置になっていると思いますので、これを調整してみてください。
手首枕のようなものを使うのも一つの手です。
整体に関しては、手首の痛みだけに限らず、どんな不調でも整体に行くのに制限はありません。
完治できるかですが、不調を治してくれるのはあなたの血液だと書きましたとおり、身体を治すのはあなたとあなたの身体です。
病院やお医者さん同様、整体は不調を整えるお手伝いをするところだとお考え下さい。
あなたの工夫次第で完治は可能だと思います。