みんなの健康相談

手首から肩にかけての痛みや痺れ

先生からのアドバイス 5件

パソコンを使った作業の多い仕事をしています。
30代後半くらいから長時間のパソコン作業が辛くなってきました。
症状としては、特にマウス操作をする時、そして仕事初めの時間帯が多いのです。
マウスを使っている時に手のひらを机の上に置いて作業をするのですが、まず手首(右手小指側)が痺れるような感覚がてきて腕がパンパンに張ってしまうのです。そのまま作業をしていると肩にまでその影響が来て酷い肩凝りになってしまいます。更に酷くなると頭痛からくる吐き気もあります。
一度整形外科へ行ったのですが、神経の損傷もないですし手首を酷使しすぎと言われるくらい。
手が辛くなってきたら手首を伸ばすストレッチをするのですが、良くなるのはその瞬間だけ。
手首に負担のないマウスを使ったり、時にはサポーターをしたりしていますが、どうしても改善しません。
何か自分でできる効果的な改善方法や場合によっては手首以外の何か原因があるのか知りたいです。

カイトさん
2021/10/21

先生からのアドバイス

筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
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鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
アドバイス 780件
ありがとう 222件
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2021/10/21

 手首から肩、頭まで広がる不調にお悩みで、「自分でできる効果的な改善方法」についてのご質問ですね。

〇病院の診断から
 まず「整形外科へ行った」ということはとてもいいことだと思います。
 「神経の損傷もな」く単に「手首を酷使しすぎ」との診断だったということで、特に他の大きな病気の心配はなさそうで、ひと安心ですね。

〇自分でできる効果的な改善方法
 その診断からすれば対応として、マッサージやストレッチなどを行う前に、マウスの使い方を工夫された方がいいかと思います。
 いくら、腕の緊張を取ってもすぐまたたまっていくので、元を絶つのが先ですね。

〇マウスを使う際のフォーム
 お会いしていないので可能性の話になりますが、マウスの使い方にかなり特徴があるのではないでしょうか。

 「手首(右手小指側)が痺れる」とのことですが、通常マウスの操作に小指は直接関わらないので、マウス操作時の手首の使い方から小指側に負担が来ているものと思われます。

 しびれが手の平側か手の甲側かが分からないのですが、手のひら側なら、手首の小指側付け根あたりを机に押し付けるようにして固定してマウスを持ち上げるように操作しておられませんか。

 逆に、手の甲側なら親指側を机面に付けて、小指側は少し持ち上げるようにしてマウスを操作しているかもしれません。

 どちらにしろ、マウスの固定に手首を使っていてそれが手首から前腕が「パンパンに張」って、上腕を経て「肩にまでその影響が来て酷い肩凝り」になっているのではないでしょうか。
 肩こりがひどくなり「頭痛」や「吐き気」につながることはよくあることです。

〇マウスの使い方を変える
 ですので、マウスの使い方を変えるというのがまず第一歩だと思います。
 そして、マウスの使い方を変えるには、使う際の手首のフォームを工夫するのはもちろんですが、そのためにはマウスを使う環境を変えてみてはいかがでしょう。

 マウス用の手首枕を使うのが一番簡単だと思います。手首の角度が変わります。
 また、机や椅子の高さなどを変えたり、マウスを操作する位置を変えて、マウスを使う際の手首の角度を変えてみてもいいかと思います。

 少し無理をしますが、いっそのことマウスを左手で操作する手もあります。
 意外とこれをやる人はいるようです。実は、私も左操作派です。

 これらを行ったうえで、たまってしまった筋肉の緊張を取るためにストレッチやマッサージをされればいいかと思います。

〇自律神経系の関係もあるかも
 最後に、「手首以外の何か原因があるのか」というご質問ですが、単に操作方法の特殊性だけではないかもしれません。

 というのは、「腕がパンパンに張ってしまう」「酷い肩凝りになってしまい」「頭痛からくる吐き気」までとなるということは、単に手首だけの問題ではなく、パソコン作業時というか業務中に身体が異様に緊張して硬直しているのではないでしょうか。
 
 これは、フォームの問題というよりは、気持ちの問題で、業務中常に気持ちが緊張していてそれが緩むことが無い、言い換えると常に交感神経の緊張状態が続き過ぎているのかもしれません。

 気持ちの緊張が身体の緊張につながり、特定の場所の緊張が広がっていると考えられませんでしょうか。
 この場合、頭痛から吐き気にもつながりやすいと思います。

〇自律神経の関係の対応
 一度ご自分の仕事への向かい方を問い直してみてはいかがでしょう。

 また、自律神経の過緊張は、筋肉の緊張にも現れてきます。
 首の後から首周りやお腹周りに過緊張があるかもしれません。そのあたりを探ってもし意外なところに緊張が見つかったらゆっくりとときほぐしてみてください。

こやま整骨院
長野県長野市南長池
小山 晴樹先生
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長野県長野市南長池
小山 晴樹先生
アドバイス 8件
ありがとう 件
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2021/10/25

ご質問拝見致しました。
僭越ながら文章から読み取れる範囲でご回答させていただきます。

まず、小指側のしびれ感についてです。
小指にしびれを出す原因として、頚椎または胸郭と呼ばれる鎖骨周囲、肘、手いずれか、または複合しての神経が障害されて起きているのではないかと推察します。
神経の損傷はなくとも、神経に圧迫や牽引などの機械的な刺激が加わることで症状を出します。
特にデスクワーカーに多いのが、猫背姿勢からくる頚椎または胸郭での障害です。
質問者様がおっしゃるようにしびれ感の後に肩まで影響があること、そしてひどくなると頭痛がする、ということからも頚椎または胸郭まわりのトラブルが高いのではないかと思います。


改善方法としては、①猫背姿勢にならないように椅子の高さやデスクとの距離など作業環境を調整すること、②作業の合間に肩甲骨や首まわりをほぐすようにストレッチをすること(少なくとも30分に一度は姿勢を変えてほぐすのが良いです)


上記を試しても効果がないようでしたら、まずはしびれの原因をきちんと診断してくれる病院へ再度かかられるのが良いと思います。

松縄骨法院(日本で数名:忍者の自然療法) 一日講習HPで随時受付中  ワクチン・マスク禁止
香川県高松市
ほねほね先生 丸山 一郎先生
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アドバイス 1124件
ありがとう 1753件
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2021/10/27

文面だけでは断言はできませんが、症状から判断して頸椎に異常があります。

おそらく以前、強い衝撃を受けたことがあるはずです。交通事故、木から落ちた、鉄棒から落ちた、階段から落ちた、頭を強打したなどの出来事がなかったか思い出してください。その時の影響で首にしこりができて神経を圧迫していることが考えられます。
外科のレントゲンやMRIではわかりませんが手技療法なら手の感触でわかります。なおヘルニアなら外科でもわかりますから今回のケースではヘルニアは考えにくいと思います。

実は私も同じような症状を経験し、首のヘルニアが原因でした。2年半、外科に通いましたが一向に改善されず、その後3年間、某外国の療法に通ってヘルニアは治りました。
その後、ヘルニアを数回(早ければ一回)で治す療法があることを知りました。

頸椎ヘルニアに関して外科医は一生治らないと言い、某療法では3年で治り、さらに一回~数回で治せる療法もあるのです。

自分でできる療法と言われても首の症状は自分ではやりにくいのです。他人を治す方がやりやすく、正しい療法を修得した人なら誰にでも治せます。

注意事項

上記の回答は、東洋医学・手技療法を行なっている治療家やセラピストからの回答であり、 医師からの回答ではありません。また、質問に対する回答は診断ではありません。あくまで健康のプロフェッショナルからのアドバイスとしてご覧にいただき、ご自身の判断・責任のもとで参考にしてください。

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