神経質で心配性な正確から、常にからだが力んでいることでのお悩みですね。
まず、ご自分で「神経質で心配性」であることを自覚されているのはいいことですね。
ご自分で修正の工夫や取り組みが可能ですね。
〇肩と背中をほぐすエクササイズ
さて、肩と背中をほぐすエクササイズです。
肩や背中は常に力んでいる訳ですが、これは単に力が入っているという訳ではなく、どちらかというとからだが前方向に丸まろうとしているため、肩や背中は常に引っ張られた状態にあり、この引っ張られる力に抗するため、つまり引っ張られ過ぎないようにするために緊張しており、それが常態化してしまい筋肉がその状態で固まってしまっているということかと思います。
これは伸ばしてあげればいいので、マッサージでもいいのですが、効果を早く出したいならストレッチで関連する筋肉を一気に伸ばすのがが有効になります。
〇エクササイズのやり方
やり方としては、鉄棒のようなものにぶら下がるようにして、肩から背中まで一気に伸ばすと簡単に効果が出せます。
ストレッチで筋肉を緩めれば、当然血流も良くなります。
〇胸やおなかも伸ばす
ただ、これをやってもまたすぐ肩や背中は固まってきます。
それは、胸やお腹が縮んでいて、前の方に丸まろうとする動きに変化がないためまたすぐ肩や背中が引っ張られ始めるからです。
これに対応するためには、肩や背中と同様に、胸やお腹も伸ばす必要があります。
これも肩や背中と同様に鉄棒にぶら下がるようにしますが、この時ぶら下がる角度を少し変えるだけで胸やおなかまで伸ばすことができますので、やってみてください。
〇脇腹も忘れずに
この際、忘れられがちなのが、脇腹です、
意外とここが忘れられていることで、なかなか楽にならない例が多いので、鉄棒にぶら下がる角度をいろいろな角度を試してみて、背面、前面、そして側面も伸ばすように工夫してみてください。
〇自律神経と脳腸相関
おなかの筋肉を伸ばせばおなかの血流がよくなります。
当然腸の状態も良くなるわけですが、腸は自律神経に大きく関係しており、最近は脳腸相関ということもしきりに言われています。
つまりおなかの筋肉をゆるめることは、自律神経にもいい影響をあたえますので、忘れずに伸ばしてあげてください。
〇「神経質で心配性」であることにとらわれ過ぎないように
ところで、ご自分でご自分のことを把握しておられることはいいことなのですが、半面、「神経質で心配性」であるために、ご自分が「神経質で心配性」であることにとらわれ過ぎるとマイナスになってしまいますね。
ご自分でご自分に「神経質で心配性」であると言い聞かせてしまわないよう、自覚はするけれど、気にしないということができれば一番だと思いますよ。