今やスマホで仕事ができるのですね。
私のようにパソコン創成期の人間からすると隔世の感があります。
〇根本的な解決方法
つきつめて言えば、血行不良ですが、その原因がこりと女性ホルモンの変化の二つがあるようですね。
女性ホルモンの変化はある程度仕方がありませんが、こりの方はどうにかしたいですね。
根本的な解決としては、2つ考えられます。
ひとつは、こりを取る根本的に取ること。
もうひとつ重要なことは、こりが生じないようにすることですね。
〇こりを取る
まずこりを根本的に取るには、こりの原因になっているところを緩めることと、こりがたまっている筋肉の性質を変えてあげる必要があります。
こりの原因は、からだの前面にある筋肉が後面にある筋肉を引っ張ることで、引っ張られた筋肉が引っ張られ過ぎないように伸びて固まってしまうことです。
これを解消するには、引っ張っている筋肉を緩めて引っ張らないようにすることと、引っ張られている筋肉を引っ張る状態に戻してあげることです。
〇引っ張ている状態を変える
引っ張られないようにするには、引っ張っている筋肉である胸やお腹を緩めて引っ張るのをやめさせます。
マッサージなどのターゲットは肩ではなく胸やお腹をねらってください。
〇引っ張られ筋を引っ張り筋に変える
引っ張られ筋を引っ張り筋に変えるには、簡単に言うと筋トレと同じ動きをすれば可能です。
筋肉はつかなくても楽にはなりますので、筋トレのように頑張る必要はありません。
また、動かすことでも引っ張り筋になりますので、運動が重要になります。
取り立てて運動をしなくても、作業中に足を揺らすなど、筋肉にしなやかさをつければ血行はよくなるはずです。
〇こりの予防
さて、重要なことは仕事中にこりが生じるような姿勢をとらなくてもいいようにすることです。
スマホでお仕事をされているといういことですが、スマホですと小さい画面なので、字もちいさくなりますし、手で持っての作業になりますので、どうしてもうつむきがちな姿勢にならざるをえません。
できればパソコンにして画面を大きく、高く据え置きにするといいのですが、スマホとパソコンは互換性があるわけでもないので難しいですね。
〇姿勢とお仕事の環境
でも、タブレットであればスマホと同様の機能があるのではないでしょうか。
できれば、タブレットをさらに大きな画面に映して、キーボードも付けてという感じでなるだけうつむかない姿勢で作業ができるようにしてみましょう。
出先では仕方ないので、スマホを使う際もできるだけ高い位置にスマホを構えるようにして、あごを引いて見るようにしましょう。
〇温めるか冷やすか
なお、「患部を温めたり湿布を貼る」とありますが、湿布は患部を冷やすものですから、真逆のものです。
冷やすと血行が悪くなり神経の働きが低下してつらさを感じにくくなるわけですが、半面からだを治すのも血液です。
その血行を悪くするわけですから、治すことにはなりません。
根本的な解決のためには温める方がいいと思います。