○ストレッチの有効性
肩こりをはじめ筋肉による不調は、筋肉が緊張することによる血流の悪さが原因です。
ストレッチは筋肉を伸ばすことにより血流が回復するため不調を和らげる効果が期待できますので、ぜひともストレッチはおやりください。
○効果的なストレッチ方法
効果的なストレッチといってもあまり難しく考える必要はありません。
通常のストレッチとしては前後側屈、開脚での同様のもので十分です。
形よりも伸ばす筋肉を意識しながら伸ばすことの方がずっと重要です。
肩こり用のストレッチとしては、肩周辺の筋肉を伸ばせばいいわけですから鉄棒のようなものにぶら下がるようにして伸ばすのが簡単で効果的です。
問題は、肩こりの原因は肩首ではなく胸や脇腹にあるということです。
伸ばす個所も、つらい肩首だけではなく原因となっている胸や脇腹、脇の下付近まで伸ばす必要があります。
○姿勢やからだの固さ
なお、からだが固いことと肩こりは関係ありませんので、心配しなくて結構です。
また、姿勢は自分で簡単に変えられるので、これも心配いりません。
ちなみに、姿勢は形の問題ですが、問題は形ではなく柔軟性です。
肩こりが心配であれば、パソコンやスマホを見るときなるべく目の高さになるようにすれ見れば大丈夫です。
○ことばの呪縛
一番よくないのは、あれが悪い、これが悪いと言って気に病むことです。
ことばの呪縛と言い換えてもいいですが、気に病むと自律神経に悪い方向に命令を出しているようなものですから、気にせずに行きましょう。
整体やマッサージは定期的に行くといいと思いますが、姿勢が悪いとかからだがかたいだとか悪いことばかり吹き込むようなところではなく、希望を持たせてくれるようなところを選んでください。