みんなの健康相談

朝起きた時に腰が固まってつらい

先生からのアドバイス 4件

朝起きた時に、ベッドからなかなか起き上がれません。
腰のまわりが固まったような感覚になり少しでも動かすとそのままぎっくり腰になってしまいそうな感じです。
目覚めたら、ゆっくり時間をかけて起き上がるようにしていますが、この時の姿勢がとにかく腰に負担をかけてしまうようです。

こういったトラブルがあるのは、マットレスが合わないからなのでしょうか。
高反発の高価なマットレスを購入すれば改善されるのでしょうか。
アドバイスをいただきたいです。

もふもふさん
2023/9/26

先生からのアドバイス

筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
アドバイス 779件
ありがとう 221件
アドバイス 779件
ありがとう 221件

2023/9/26

 目が覚めた時に腰や背中が痛いと、せっかくの睡眠がだいなしですよね。
 そういうお悩みの方、結構いらっしゃいます。

〇腰や背中に原因はありません
 寝起きの腰や背中の痛みは、腰や背中が悪いわけではありません。
 いくら腰や背中をもんだりさすったりしても楽にならないのはそのためです。

〇マットレスについて
 その前に、マットレスについて。
 マットレスについてのご質問もよくあります。
 マットレスについても枕についても、値段の問題ではなく相性の問題です。
 高反発、低反発いろいろありますが、ご自分のからだに合うかどうかなので、ご心配なら販売店で試してみられてはいかがでしょうか。
 高い商品ばかり売りたがるようなお店は無いと思いますが、もしそういうお店なら避けた方がいいかもしれませんね。

〇寝起きの痛みの原因箇所
 さて、寝起きの腰や背中の痛みの原因ですが、腰や背中は引っ張られて痛みが出ているだけで、引っ張っているところが悪さをしています。
 引っ張っているのは主におなか、特にわき腹が原因の場合が多いようです。
 ですので、日ごろからまず伸びをして、さらにそのままからだを左右に倒すようなストレッチをこころがけてください。

〇水分の不足も
 それと、水分の不足も考えられます。
 睡眠中は汗をかくので水分が不足しがちです。
 体水分率は体重計などで測れますので、もしお持ちなら測ってみてください。
 50%を切るようなら要注意です。
 また、もし睡眠中によくふくらはぎなどがつるようでしたら、明らかに水分の不足です。
 睡眠前に水分をとるとトイレが近くなるのでいやな場合は、日中からなるべく水分を多めに採るようにしてみてください。

馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
アドバイス 59件
ありがとう 17件
アドバイス 59件
ありがとう 17件

2023/9/26

もふもふさん、こんばんは。
馬込沢うえだ鍼灸院の上田です。

朝起きたときに腰周りが固まったようになり、動かすとぎっくり腰になりそうとのことですが、そのような症状はいつからでしょう?

起床時に筋肉が固まっている(柔軟性が低下している)のはある意味ふつうのことですが、「以前にも増して、強く、異常なほどに」というのであれば、現在の症状をもたらす原因(それを取り除けば症状がなくなる因子)があるのかもしれません。

睡眠は本来、脳と体の疲労を回復させるものです。しかし心身のストレスなどで交感神経の興奮が収まらないような状況にあると、寝ても疲労が回復されにくくなることがあります。

交感神経の過剰な活動や、筋肉が必要以上に固まる要因には、肉体疲労など筋骨格系に由来するもの、内臓の不調が筋肉などの運動器に影響を与えるもの、心理的ストレスによるものなどがあります。

内臓の不調は数値には現れないこともあり、筋肉の過緊張と心理的ストレスの関係は東洋医学でも非常に大きいと考えられています。原因は一つとは限らず、またこれらは、加齢、栄養状態、運動(活動)量等の影響を受けます。

もふもふさんの症状が高反発の高価なマットレスを購入(使用)すれば改善されるかは、当たり前ですが、使ってみないとわからないというのが本当のところです。使ってみて(枕や寝室の温度や湿度、照明、音などの睡眠環境を全般的に調えてみて)症状が改善されるのであれば一件落着ですが、そうでないのなら、可能性が考えられる種々のことを考慮して対処するのがよいのではないかと思います。

なお、重篤疾患かどうかの判別は医療機関での検査を要します。受診するかはもちろんご自身の判断ですが、検査は安心のためでもあります。あまりに改善がみられないようであればご一考を。

以上、参考までです。

からはだふくらか
静岡県伊豆の国市
荒木悠孝先生
からはだふくらか
静岡県伊豆の国市
荒木悠孝先生
アドバイス 128件
ありがとう 31件
アドバイス 128件
ありがとう 31件

2023/9/28

「からだ の70%は水分」
といった言葉を見聞きされたことがあるかと思います

70%というと大半は水分ということですから
私たちの からだ はほぼ“液体”と言えるかと思います

そしてこの液体はただ漂っているのでは無く
よく循環するとき酸素や栄養が隅々にまで行き渡り
老廃物を排出するから好調でいられ
全体的にでも部分的にでも循環が滞る時
酸素や栄養が不足し老廃物が蓄積する為に不調になります

その循環の多くは筋肉を動かすことによるポンプ作用によって行われています

つまりジッとしていると循環が滞りやすくなるのですね

もふもふ 様の朝起きた時に腰が痛いのは
恐らく腰が沈んでいてそこに液体が溜まって滞ってしまっているからです

柔らかい布団や低反発のマットなどですと
からだ が沈み込みその形で固定されるので
筋肉の動きが制限され循環が滞りやすくなります

皮膚は5分も同じ箇所を圧迫すると壊死してきますので
実は無意識に常に姿勢をズラして動かしています

薄い布団など下が固ければ動きやすいので
循環が滞りにくくなります

ですから寝具としては固い方が からだ に適していると考えられます

私は布団を敷かず畳みに直で寝ています

また私の処へ見られる方もこういったご説明ののち
マットの下に板を敷いてから腰痛が無くなったと仰っています


からだ は液体なのですから
本当なら下が何であれその形に順応できるはずです

固い布団で からだ が痛くなる方は
無意識に からだ を動かすことも出来ないくらい重症で
眠っていても からだ の緊張が抜けていません

お尻と肩しか下につかず腰や足が浮いてしまうのであれば
下につくようにそこへ意識をしてゆっくり呼吸をしたりして
緊張を解いていくと
ぐっすり眠る方法にもなりますし
そもそも不調が無くなっていきます

呉々もご自愛くださり
快い朝をお迎えくださいますよう

はた整体院
埼玉県越谷
秦 公紀先生
はた整体院
埼玉県越谷
秦 公紀先生
アドバイス 4件
ありがとう 件
アドバイス 4件
ありがとう 件

2023/10/13

もふもふさん
はた整体院 秦です。
寝起きの腰の辛さはしんどいですよね。
確かにマットレス問題もあると思います。低反発のマットレスだと身体が沈み込み腰に負担がかかってしまうことがあります。
低反発よりは高反発の方が良いと思います。

ただ、ほんとにマットレスだけの問題なのかも大切になってきます。
もふもふさんは寝返りを打てていますか?寝返りを打てないような状況(犬と一緒に寝ている、ベッドが狭い等)で寝ていませんか?
人は血流を滞らせない為に、寝返りをうちます。寝返りがうてない状態だと血流が悪くなり、腰痛になりやすい状態となります。
なので、もしそのような状態であるならば、そこに対しても改善してみてはいかがでしょうか?
また、起き上がる前に股関節を動かすのも大事だと思います。股関節周りには大きい動脈や静脈、神経が通っているので、股関節周りを動かすと血流が良くなり腰の負担がよくなると思います。

セルフでできることなのでお時間があれば是非やってみてください。
はた整体院 秦

注意事項

上記の回答は、東洋医学・手技療法を行なっている治療家やセラピストからの回答であり、 医師からの回答ではありません。また、質問に対する回答は診断ではありません。あくまで健康のプロフェッショナルからのアドバイスとしてご覧にいただき、ご自身の判断・責任のもとで参考にしてください。

他にも同じ症状で悩んでる人のためにこの相談をシェアしよう!

腰痛に関する相談

腰痛のコラム

もっと見る