みんなの健康相談

肩が凝ると頭痛に襲われる

先生からのアドバイス 5件

私はデスクワークで雑誌の編集の仕事をしているのですが、肩こりがひどく、肩こりがひどくなると片頭痛に襲われてしまい薬を飲んでも頭痛が和らぐことはないという状況です。
いつ頃から、頭痛がひどくなったのかですが、20代の時で、時間帯でいうと夕方にひどくなるケースがあるということです。
不調の様子についてずきずきした痛みで動けなくなるという点で、頭痛薬を飲むと一応動けるまでには回復するというものですが、痛みは抜けません。

体調不良に関して知りたいことは、肩こりからくる片頭痛の場合、肩こりを改善するしかないと思うんですが、できる範囲内でのストレッチのほか、簡易なお灸などをしても改善があまり良くなかったので、もっと他に改善できる方法があるのであれば知りたいです。

ネイサンさん
2023/12/5

先生からのアドバイス

蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)
埼玉県草加市
高澤昌宏先生
蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)
埼玉県草加市
高澤昌宏先生
アドバイス 465件
ありがとう 714件
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2023/12/9

「ココロとカラダ再生研究所」蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)の高澤昌宏です。

肩こりから片頭痛になる、ということで
>体調不良に関して知りたいことは、肩こりからくる片頭痛の場合、肩こりを改善するしかないと思うんですが、できる範囲内でのストレッチのほか、簡易なお灸などをしても改善があまり良くなかったので、もっと他に改善できる方法があるのであれば知りたいです。
という相談です。

「肩こりからくる片頭痛の場合、肩こりを改善するしかない」というのはその通りですが、そこで重要なのは「あなたの肩こりの原因は何か?」ということです。

あなたは
>私はデスクワークで雑誌の編集の仕事をしているのですが…
とも書いていますが、あなたの肩こりがデスクワークと関連あるかどうかは分かりません。
>時間帯でいうと夕方にひどくなるケースがある…
ということから、長時間のデスクワークが肩こりのトリガーの1つになっているのかもしれませんが、トリガーであることと原因とは全く違います。更に「できる範囲内でのストレッチのほか、簡易なお灸などをしても改善があまり良くなかった」とあることから、あなたの肩こりは少なくとも肩周囲の局所的な筋肉の緊張が原因「ではない」可能性が疑われます。

とすると、考えられるものとして──
1.骨格の歪みから来るもの
例えば脊柱の側弯などが肩こりを引き起こすことがあります。こうした歪みには筋肉などによる機能的なものと骨変形などによる構築的(構造的)なものがあり、整体や鍼灸といった手技療法で対処できるのは、機能的なものだけです。

2.内臓の問題から来るもの
心疾患による肩こりなどはよく知られていますが、心疾患だけでなくさまざまな内臓疾患によって肩こり様の症状が出ることがあります。あなたが今、何歳なのか分かりませんが、20代から起こった肩こりがそのまま10年、20年続いているのであれば、少なくとも進行性の重篤な疾患ということは考えづらいので、仮に内臓から来る肩こりでも、急いで病院へ!ということはないでしょう。が、場合によっては病院(といっても整形外科ではなく、可能なら総合診療科)で診てもらうことを考えてみては?

3.歯や目から来るもの
咬合(=噛み合わせ)の異常や、目の悪さから肩こりが生じることもあります。例えば歯の治療を途中で止めてしまっていたり、度の合わないメガネやコンタクトをしていることはないでしょうか? そういうことが肩こりになる意外な盲点だったりもします。

4.心理的、精神的な要因によるもの
肩は頭に近いので、心理的、精神的な要因から筋緊張が生じて肩こりになることもあります(この場合、肩周囲に筋緊張があってもそれは2次的に起こっているものなので、肩のマッサージやストレッチは意味がありません)。例えば、あなたが重圧を感じていること、肩にのしかかっているものは何でしょう?(それは仕事上のこととは限りません。ひどい失恋や友人から裏切られたことかもしれません)。

上に述べたように、肩こりにはさまざまな原因があり得ます。あなたに必要なのは自分の肩こりの「本当の」原因は何かを探ることです。それなしに場当たり的に何かをやっても、改善は望めません。

──

蒼穹堂治療室
埼玉県草加市吉町2-3-10レジデンス草加1-B
TEL:048-922-7695
https://sokyudo.sakura.ne.jp

馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
馬込沢うえだ鍼灸院
千葉県船橋市
上田喜一郎先生
アドバイス 59件
ありがとう 17件
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2023/12/11

ネイサンさん、はじめまして。
馬込沢うえだ鍼灸院の上田です。

肩こりの原因とされるのは、一般的に次のようなものです。

・肩の筋肉のオーバーワーク
・全身疲労
・不良姿勢
・内臓疾患
・目の疲れ
・歯の噛み合わせの不具合
・精神的ストレス 

これらがあっても肩こりや頭痛を感じていない人は大勢います。つまり解消法はそれぞれで、自分なりの方法を見つける必要があるということです。体調不良の原因を除去できればいいのですが、原因がわかっていても除去できない場合もあります。また何が原因となっているのかわからない場合もあります。しかし、どのような状況にあっても健康のために前提となるのは、日々の生活において、①質量共に十分な睡眠と②正しい食事です。適度な全身運動を必要とする人もいます。

① 質量共に十分な睡眠
(スッキリと目覚め、日中の活動に支障がないことが指標となる)

② 正しい食事
(必要な栄養をしっかりと摂り、体に悪い物を控える)

これらなしに種々の方法を行っても、その場凌ぎにしかなりません(その場凌ぎが悪いといっているのではありません)。もし見直すべき点があれば、見直しおよび改善を。

ひどい肩こりやなかなかよくならない慢性頭痛などの体調不良は、肉体的な負担が主たる原因であるケースは少なく(要因の一つではあっても)、仕事そのものよりも、職場やその他職場以外の環境から生じる様々な不安や不満、怒り、恐怖にある場合が多くあります。痛みなどの症状は感情の影響を強く受けます。米国カリフォルニア大学のロバート・エモンズ教授は、「感謝」が痛みを軽減させるということから、「感謝日記」付つけることを推奨しています。

なお、肩こりや頭痛には、病院での治療が必要なものもあります。まだであれば、安心のためにも一度検査を受けましょう。

以上、参考までです。
お大事に。

筋膜療法 腱引き二生院
鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
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鹿児島県鹿児島市
荒武祐宏先生
アドバイス 780件
ありがとう 222件
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2023/12/22

 肩こりからの頭痛、辛いですよね。

○肩こりが頭痛につながる理由
 まず、なぜ肩こりから頭痛までつながるかということです。
 それは、肩こりも、この場合の頭痛も原因箇所が同じだからです。
 原因が肩こりだから当たり前じゃないかと言われそうですが、違うんです。
 肩こりは、肩が悪いわけでは無いんです。
 肩こりの原因は実は胸やお腹、脇の下など肩以外のところにあります。

○肩こりの原因箇所
 日常生活、最近ではパソコンやスマホを見るとき、つい前屈みの姿勢になってしまっていませんか。
 前屈みの姿勢ですと、胸やお腹、それらと肩をつなぐ脇の下などが肩を引っ張ってしまい、肩は引っ張られすぎないように常に頑張ることでこりが生じてしまいます。
 さらに肩のこりが進みすぎて胸やお腹からの引っ張りに耐えきれなくなると、その引っ張りが後頭部まで及んでしまい、後頭部にもこりが生じるようになって頭痛が発生し出します。

○ストレッチのターゲット
 ですので、ストレッチにしてもお灸にしても、肩や頭などだけをターゲットにしていてはなかなか改善してくれないのはそのためです。
 ということで、しストレッチをするならば、胸やお腹をターゲットにしてください。
 また、胸やお腹と肩や後頭部をつなぐ脇の下なども十分伸ばす必要があります。
 このほか、肩につながるところとしては、腕周りも肩を引っ張りやすいので、このあたりも忘れずに伸ばしてくださいね。
 なお、当院ではこのような点も含めてお話しさせていただいておりますので、お近くでしたらお声描けください。

ほぐし猫-もみほぐし専門店-
栃木県宇都宮市天神
小場-koba-先生
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アドバイス 13件
ありがとう 件
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2023/12/24

肩こりが原因で起こる片頭痛に対して、ストレッチや簡易なお灸での改善が見られない場合、他の対処法を試すのが良いでしょう。以下にいくつかのアプローチを紹介します。

エルゴノミクスの改善: デスクワークを行う際の姿勢やデスクのセットアップが重要です。適切な椅子の高さ、ディスプレイの位置、キーボードやマウスの配置を見直すことで、肩への負担を減らすことができます。

定期的な休憩と運動: 一定時間ごとに短い休憩を取り、軽いストレッチや散歩を行うことで筋肉の緊張を和らげることができます。

マッサージや物理療法: 専門的なマッサージや物理療法を受けることで、肩こりや頭痛の改善が期待できます。特に、トリガーポイント療法や筋膜リリースなどが有効であることがあります。

姿勢改善のエクササイズ: 長期的には、姿勢を改善するためのエクササイズが有効です。特に背中や肩の筋肉を強化する運動が推奨されます。

ストレス管理: ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりや頭痛を悪化させることがあります。瞑想、深呼吸、ヨガなどでリラックスする時間を持つことが有効です。

十分な水分摂取と栄養バランスの良い食事: 脱水状態や栄養不足も頭痛の原因になることがあります。

医療機関での相談: 症状が改善しない場合や、他の症状が伴う場合は、医師に相談することをお勧めします。必要に応じて、理学療法士や整体師などの専門家の助けを借りることも有効です。

これらの方法を試しつつ、自分に合った対処法を見つけることが大切です。また、症状が重い場合は、必ず医療専門家に相談してください。

眠り猫-ヘッドスパ専門店-
栃木県宇都宮市
大森先生
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大森先生
アドバイス 18件
ありがとう 1件
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2023/12/24

肩こりからくる片頭痛は、肩こりを改善することが重要です。以下に、肩こりを改善するための方法をいくつか紹介します。

ストレッチ: 肩こりを改善するためには、首や肩の筋肉を伸ばすストレッチが有効です。特に、首を前後左右に倒したり、肩を回したりするストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善する効果があります。

マッサージ: 肩こりを改善するためには、マッサージも有効です。肩甲骨周辺の筋肉をほぐすことで、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することができます。

お灸: お灸をすると血行がよくなり、肩こりを改善することができます。ただし、体が熱い人は、お灸をしてもあまり効果がないことがあります。また、お灸をすると副腎皮質ホルモンが増え、血圧が上がるので、低血圧ぎみの人の肩こりにも適しています。

生活習慣の改善: 肩こりを改善するためには、生活習慣の改善も重要です。長時間の同じ姿勢やストレスなどが肩こりを引き起こす原因となるため、これらを改善することも大切です。

以上の方法を試してみて、肩こりを改善することができるかどうか確認してみてください。ただし、症状が改善しない場合は、専門医に相談することをおすすめします。

注意事項

上記の回答は、東洋医学・手技療法を行なっている治療家やセラピストからの回答であり、 医師からの回答ではありません。また、質問に対する回答は診断ではありません。あくまで健康のプロフェッショナルからのアドバイスとしてご覧にいただき、ご自身の判断・責任のもとで参考にしてください。

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