無意識の食いしばりは就寝中の歯ぎしりなどと同じで当院にも時々いらっしゃいます。
〇無意識の食いしばり自体は止められません
無意識に行われる食いしばり自体は、自律神経のなせる業なので、なかなか止めるのは難しいと思います。
就寝中であれば、マウスピースなどの対応器具もあると思いますので、歯医者さんで相談されるといいと思います。
〇痛みへの対応
食いしばりに伴う顎から首、肩の痛みについては、筋肉の緊張によるものなので、肩こり同様楽にすることはできます。
まず顎に関連する筋肉ですが、意外と広い範囲が顎に関連しています。
顎周辺から、耳の周辺など顔の両脇から顔面、後頭部にかけて広くマッサージされるといいと思います。
広く触っていると、こんなところにも痛みがあると思えるところが結構広い範囲でありますので、そういう部分は全部マッサージしてあげてください。
首、肩についても当然顎につながっていますので広くマッサージしてあげてください。
胸や肩甲骨まわりから背中、場合によって脇の下、脇腹まで影響が出ていますので、そういう部分まで広い範囲でマッサージしてあげてください。
〇整体等をお試しになる場合
通常のマッサージ屋さんではそこまで広く、また原因を探すようにはしてもらえないと思いますので、整体等もお試しください。
整体等へ行かれる場合は、あらかじめ電話をして、このような状態に対応してくれるか相談してから、相性の良よさそうなところへ行ってみてください。
お近くでしたら、当院でも多くの方に顎周辺のトラブルで楽になって喜んでいただいておりますので、よろしければご連絡ください。