肩と背中の間の痛み、つまり肩甲骨周辺の痛みを訴えられる方も多いですね。
とりあえず、病院で異常が無くてよかったですね。
〇職業病
職業病と気軽に言われますが、職業病が高じて仕事をやめてしまう方も多いようです。
そうなる前の早めに対策しておいた方がいいかと思います。
〇20代で整体
20代で整体に行かれているということですが、若い方でもエステ感覚で通ってくださる方も多いですよ。
整体のいいところは、身体のケアはもちろんですが、お仕事の際にきつくならない身体の使い方や、セルフでのケアの話もできますので、そのような話をしてくれる、ご自分と相性のいいお店を探してみられてはいかがですか。
いきなり行くより、最初は電話で相談してみると、お店の感じがつかめていいとおもいますよ。
〇不調の原因
さて、そのセルフケアですが、きついところをもむのはもちろんですが、実はきついところに原因はありません。
相談者さんは、病院へ行かれて異常が無かったということですが、病院は骨や内臓の異常は見てくれますが、筋肉の異常はあまり相手にしてくれません。
つまり、相談者さんのつらさは筋肉から来ているとみていいと思います。
そして、筋肉の異常は筋肉相互の引っ張り合い、つまり引っ張る、引っ張られるの関係から生じます。
引っ張られているところにつらさは生じますが、原因は引っ張っている方ですので、きつい部分だけをケアしてもなかなかよくなりません。
〇セルフケア
そして、肩甲骨と背骨の間がきついのは、多くの場合胸からわきの下の筋肉が引っ張っていることが原因になっています。
ということで、マッサージにしてもストレッチにしても、肩甲骨周りだけでなく、わきの下から胸にかけた部分をターゲットに加えてください。
この部分は、主にあばら骨が覆っていますので、そのあばら骨の間をさぐってみると意外なところに痛みがありますので、そこを気持ちいい程度にさすったり伸ばしたりするといいと思いますよ。