手が上がらないと、何かと生活に不便ですよね。
ご相談内容からの判断ですので確定的なことは言えませんが、今のところ、関節内の炎症にまでは至っていないのではないかと思います。
関節内に炎症が起こるといわゆる五十肩ということで、痛みがおさまるまで数か月かかると思われた方がいいです。
しびれもありますので、早めに対策を取られた方がいいと思います。
〇邪魔をしている筋肉の特定
関節内の炎症でなければ、まだ肩周りの筋肉の問題の段階です。
まず、手を上げるのに邪魔をしている筋肉を特定しましょう。
手が上げ切らない状態で、上げるのを邪魔していそうな筋肉を探してみてください。
主に、胸や脇の下の筋肉でさわると痛みの出る筋肉かと思います。
〇働く際に痛みのある筋肉の特定
次に手を持ち上げるときに使う筋肉で、使うと痛みの出る筋肉もあれば特定してみましょう。
手を上げようとする動きに抵抗をかけると痛みが出る筋肉がそれにあたると思います。
これが肩先の少し前寄りのスジではないかと思います。
〇問題の筋肉をほぐす
これらの筋肉が特定できたら、やさしくほぐしてあげてください。
ほぐし方は、もむ、少し引っ張るなどどんな方法でも構いません。
また、もし何かにぶら下がるようにして引っ張ってもあまり痛みが出ないようであれば、腕から肩にかけて、全体を引っ張ってください。
その際、先ほど見つけた筋肉が伸びるのも感じながら伸ばすと効果的だと思います。
〇整体等を試す
ご自分で難しい場合は、整体等をお試しください。
整体等へ行く場合は、あらかじめ電話をして五十肩を得意とするか、ご自分と相性がよさそうかなどを目安に判断されるといいと思いますよ。