こんにちは。池田針灸院の池田です。ご相談内容を読ませていただきました。直接診ていないので何とも言えませんが、腰を痛めると二度と治らないということは誤解です。骨や関節の変形、組織の変性などは元には戻りませんが、腰痛になった人がその後腰痛は治らないというわけではなく、腰痛が起きにくくする努力をすれば、腰痛が起きにくくなると思います。
ご相談内容から推測すると、医学的には急性腰痛(ぎっくり腰)の可能性があるかとおもわれます。急性腰痛は読んで字のごとく、急になる腰痛のことを言います。朝起きて靴下を履こうと思って体をかがめたら腰が痛くなった、くしゃみをしたら痛くなったなど、急性腰痛を起こす要因は様々です。痛みの原因としては、筋肉に原因がある場合、背骨を形成している椎骨と椎骨の関節である、椎間関節、また骨盤を形成している仙骨と左右の腸骨の関節である仙腸関節など原因は様々です。
軽度なものかを簡単に判断する方法としては、じっとしていてもジンジン痛む、立ち上がれない、動けない、痛みの出ている部分を触って周りより熱く感じるということであれば、痛みが引くのには数日かかるかと思います。このような状態は3日間前後で治まることが多いです。痛みが治まってきたら、太ももの裏やふくらはぎのストレッチ、お尻の筋肉のストレッチなどををして、柔軟性を向上させることにより、腰痛が起きにくくなるかと思います。また、作業をする時だけ、コルセットを巻く、重いものを持ち上げる時は必ず体制を低くして、上半身だけの力ではなく、下半身の力も使って重いものを持ち上げるようにしましょう。
お大事にしてください。