出産が遅かったことと生理痛や生理前の頭痛とは因果関係はないと考えるべきでしょう。
更年期というのは自律神経の不調によるホルモンバランスの乱れです。背骨の神経圧迫を治すことで脳からの指令(信号)が正常に伝達されいわゆる自然治癒力で更年期の症状はなくなります。
生理痛は尾骨、仙骨、(さらに腰椎)をてのひらで押してみて痛みがあればそこの神経が圧迫されて脳からの指令が阻害されているところです。痛い部位を掌でさすっていたら次第に痛みが和らぎます。つまり骨と神経の間に隙間ができて神経を圧迫しなくなるのです。神経の圧迫がなくなれば脳からの指令が正常に伝わりますから生理痛などの症状はなくなるのです。
これで生理前の頭痛も収まると思いますが、もし頭痛が治らないようであれば頸椎(首)に異常があり神経を圧迫されて頭痛が生じていることが考えられます。頸椎の異常とは、しこり、骨の変形、ヘルニアなどです。多くの場合、首にしこりができて神経を圧迫していますから、指先でさすってしこりをほぐすと症状は消えます。どれくらいの時間がかかるかは症状によって異なりますが、しこりがなくなれば神経を圧迫しなくなり頭痛は止まります。
無理はしないで時間をかけて治すことを心がけてください。
(自分ではやりにくいので誰かにやってもらうといいでしょう)
婦人科や更年期外来などを受診したほうがいいかどうかは、世の中の仕組み、状況を知った上でご自身で判断してください。