骨から治す忍者の本気療法骨法普及会ほねほね先生がお答えします。
文面から判断する限り通常の腰痛(骨の変形)だと思われますが、ヘルニアが出ていることも考えられます。ぎっくり腰になりそうだということですが、現状でぎっくり腰にはなっていないのでしたら腰椎の異常を治せばぎっくり腰になりそうなのも対処できます。
普通の腰痛は腰椎の異常(骨の歪みやヘルニア)を治せば症状はなくなります。
ぎっくり腰の場合は背骨のズレを戻せば数秒で治せます。(秘伝の療法)
【腰痛の治し方】
うつ伏せに寝た状態で、腰椎の痛みがある部位の飛び出た部分(関節部)を掌で押してもらうとさらに痛みが出ます。ここが「患部」で骨が変形しているところですから、ここの変形を治すと腰痛はなくなります。
骨の変形を治すのは掌(てのひら)を使って物理的に押すことで歪んだ骨を延ばすイメージです。
ただ単に下向きに押すだけでは硬い関節は動きにくいので、背骨に対して直角方向に揺らせながら下に押し込むイメージで骨を延ばします。揺らせることで関節が弛んで早く歪みがとれるのです。
軟骨が出て神経を圧迫しているヘルニアの場合もやり方は同じですが、強く押すと痛すぎますから最初は出物腫れ物に触るように優しくさすっていき、痛みが和らいできたら次第に力を入れていきます。
こんな原始的な方法で治るのかと不安に思われるかも知れませんが、手術なんかよりずっと安全・確実・手軽な治し方なのです。
【治る原理】
硬い骨が動く原理は「歯並びの矯正」を思い浮かべてもらうと分かり易いと思います。
ワイヤーをかけて動かしたい方向に力を加えておくと時間の経過とともに歯が少し動いてきます。ワイヤーが緩くなったらまた締める、これを1週間ごとに1年続けると、ガタガタの歯並びでもきれいな歯並びになります。
強く締めすぎると歯が抜けたり痛んだりしますが、傷めない程度で力を加えることで時間が経てば歯が動くのです。
弱い力で長い時間をかけると歯でも動くのです。
極意は<最小の力で最大の時間>
自然界ではアスファルトの舗装を壊して下から伸びているタンポポを見ることがあります。
タンポポがアスファルトに強くぶつかってもアスファルトは壊れませんが、弱い力で時間をかけて押し続けていると硬いアスファルトでさえひび割れて下からタンポポが伸びてくるのです。
【実際の施術】
腰を治すのには歯並びを矯正するように1年もかけたり、タンポポが生えるように何日もかけるわけにはいかないので、痛みが我慢できる程度に強く押して短期間で治します。
普通の腰痛なら一か所について30分も押せば歪みがとれますが、症状によっては1時間、あるいはそれ以上の時間がかかることもあります。
患部が一か所であればこれで腰痛はとれますが念のため他にも悪い部位(押して痛い部位)がないか確認します。
営業の場合は複数の患部がある場合、2か所、あるいは3か所を同時に治して時間を短縮することもあります。
実技は実際にやってみないと文面だけでは修得は難しいと思います。
正しいやり方を覚えて練習すれば誰にでもできます。