モフコさん こんにちは!
忍者の自然療法でおなじみの松縄骨法院、ほねほね先生こと丸山です。
一般論でいいますと、痛みは神経の圧迫が原因です。骨が歪んだり変形して神経を圧迫し痛みがでているのです。
人体(生物の体)はうまくできていて異常があれば痛みで知らせる仕組みになっているのです。
少しだけ神経が圧迫されたらダルさ、重さを感じます。
もう少し圧迫されると痺れてきます。
さらに圧迫されると痛みが出ます。もっと圧迫されると激痛になります。
だから痛いところの骨の異常(歪み・変形)を治せば痛みはとれるのです。実に簡単なことです。
なお、痛みがあるところは神経が圧迫されているということですから、圧迫が酷くなると脳からの指令を伝達する信号がうまく伝わらなくなります。
慢性病は脳からの指令がうまく伝達されなくなり、臓器が正常に機能していないことで起こります。
今回の質問は痛みをとるための方法についての質問ですから慢性病に関しての記述は省略しますが、背骨の歪みをとり痛みがなくなると脳からの指令がうまく伝達され、いわゆる自然治癒力の働きで慢性病は治ります。
【背中や腰の痛みをとる方法】
痛みの原因である背骨や腰椎の異常を治すには、400年の歴史と伝統と実績のある手技療法が一番適しています。
器具や機材を使ったりカンカン・ポキポキと鳴らす療法は逆に傷めてしまうリスクがあります。
辛い症状をとるには物理的に背骨・腰椎の歪みを正せばいいのです。なお、背筋が硬くなって痛みが出ていることもありますから背筋も掌を使ってよく揉みほぐします。
うつ伏せに寝て、痛い部位(腰、背骨)を家族の方にてのひらの肉厚部分で押してもらいます。痛い部位を押したら余計痛いですから、初めは軽く押してもらいます。ただ押すだけでは骨の歪みはなかなかとれませんから、背骨に対して直角方向に揺らせながら、下に押し込むイメージで押してもらうとよくほぐれて骨が柔らかくなります。
根気よく押していると次第に骨の歪みがとれてきて神経の圧迫度合いが少なくなり痛みが和らいできます。
痛みが少なくなるにつれて、施術者の手のひらに当たる感触も変わってきます。(骨の変形が感じられていたのがしだいに変形がなくなっていくのがわかります)
一日に長い時間はかけられませんから、一回の施術で治らなかったら翌日に同様のことをします。
重度の症状でも平均5回程度で良くなっていますから、根気よくやってください。
なお、施術者は素人ですから,どこがどう悪いのかわからないと思いますので、患者が痛い部位(悪いところ)を伝えてあげる必要があります。痛みが変わってきたら、そのことも伝えてあげたら自信になります。
いつまでやるのかということですが、本人が「もう痛くないです」というまでやります。
試してみてください。
※インターネットで「背骨を5分間揺らせるだけで全ての病気が治る」というのがありますが、それは誇大表現です。
揺らせることが主目的ではなく、揺らせてほぐしながら下に押して歪みを延ばすのです。また全ての病気が治るわけではありません。
とくにリンパ系の症状(アトピー、リウマチ、リンパ浮腫、化学物質過敏症、食物アレルギーなど)は原因が骨ではありませんから背骨や腰椎を治しても症状は治りません。