水泳経験者の方は、肩にとてもいい筋肉がついておられますね。
この筋肉量と肩こりは関係ないですよ。
〇自分でなんとかするポイント
ポイントは2つ
1,肩こりがなかなかよくならない理由は、原因個所を緩めていないからです。
2,肩については、もむより楽になる方法があります。
〇肩こりの原因個所を攻める
まず1から。
肩こりの原因は肩にはありません。
肩は、引っ張られて踏ん張って固まっているだけです。
引っ張っているのは胸周辺ですので、マッサージするのであればそこを緩めてください。
マッサージ器や電気利用器などをあてる場合も、胸やお腹周辺に広くあててください。
意外なところに痛みがあるものです。
〇引っ張られ筋を引っ張り筋に
次に2について。
引っ張られて固くなっている筋肉は、もんでもいいのですが、それより楽になる方法があります。
肩の筋肉ように引っ張られている筋肉というのは、引っ張っている筋肉のように縮んで固くなっているわけではありません。
引っ張られ過ぎないように半分伸びた状態で踏ん張って固くなっています。
痛みが生じるのはこのような筋肉の部分です。
この筋肉に、本来の動きである縮んで周りを引っ張る動きをさせれば、引っ張られの固さは無くなります。
つまり、肩の筋肉は伸ばすのではなく、筋肉を使ってあげればいいわけですので、中学の頃のように水泳をして肩の筋肉を使ってあげれば楽にはなるはずです。
水泳でなくても、肩の筋肉、僧帽筋を鍛える筋トレと同じ動作をすれば、筋肉はつかなくても楽になります。
〇筋肉量と痛みの誤解
ちなみにこの原理から、筋肉がないから痛みがあると誤解している方が専門家と言われる方にも結構おられるのですが、基本筋肉量と痛みは関係ありません。
筋肉を使う動きをさせれば、筋肉はつかなくても痛みは楽になります。
筋トレをすることに変わりはないわけですが、筋肉をつけるためにつらい思いをするほど筋肉を使わなくても十分なんです。
〇水泳をやめて肩こりがはじまった理由
おそらくお友達や美容室の方から筋肉が固いと言われた理由は、単に相談者さんがとてもいい筋肉をされているだけということだと思います。
その筋肉が、水泳をしなくなったことで、引っ張り筋から引っ張られ筋に変化していって、つらさが生じてきたというだけですので、全然気にする必要はありません。
〇他人のことば
結構他人から言われた言葉というのは気になるものですが、言っている人はあまり気にせず言っています。
でもそれを言われた本人が気にすることで、言葉の呪縛にはまってしまします。
つまり、自分の肩が固いと思い込むことで、自律神経がそれに反応して、脳からそのような信号が出るようになってしまい、つらさを感じるようになってしまいます。
他の方の言葉には惑わされず、ご自分の感覚だけを信じて、子育てがんばってください。