世の中には、身体が歪んでいる人と歪んでいない人がいるわけではありません。
歪みを気にしている人と、気にしていない人がいるだけです。
〇歪みのパターン
自分の歪みを知っておくことはいいことです。
お会いしていないので可能性の話になりますが、相談者さんの場合右肩が下がって、さらに少し後ろに下がっているのでしょうか。
それに顎も引っ張られて右に動き、肩とは逆に顎が右前へ上がる形になっているのでしょうか。
この場合、腰は少し左に移動しかつ少し後ろに下がることが多いようです。
右肩と右首は引っ張られているので、その周辺の筋肉は引っ張られ過ぎないようにがんばるため、コリが生じます。
右が主にコルのであれば、右を引っ張っている左をケアすることを忘れないでください。
身体はつながっていますので、肩の歪み、首の歪みと分けて考える必要はありません。
〇歪みの仕組み
右肩が下がっているのは、左肩が上がっているからです。
おそらく、かばんなども左肩が上がる持ち方がしっくりくると思いますが、もしこれを変えたいのであれば、反対をすればいいだけです。
肩掛けのカバンなどは、左右負担がかからないようにではなく、主に右で持つようにするといいはずです。
〇情報に振り回されるかは本人次第
情報があふれる昨今、歪みを諸悪の根源のように言う情報があふれています。
そうすることで、儲かるからです。
確かに見た目で歪みが分かる人もいますが、有名な女優さんでも歪んだ顔で堂々とテレビに出て女優業で成功しています。
何かをことさらに悪く言うのは簡単ですが、そのような情報に振り回されるかどうかは、あなた次第ですよ。