手足のしびれ
4年程前から両手足のしびれで悩んでいます。膝、手の甲、膝、ふくらはぎ、足、がずっとじんじんしています。運動などをしているときは何も問題ないのですが、寝るときや座っているとき(=安静にしているとき)に痛みます。たまにズキっと一瞬だけ、強く痛むこともあります。4年前から痛みが強くなったなどと感じた事はありません。1度病院で診てもらいましたが水も入ってないので問題ありませんと、湿布だけもらって返されてしまいました。何か良い改善方法はないのでしょうか?
4年程前から両手足のしびれで悩んでいます。膝、手の甲、膝、ふくらはぎ、足、がずっとじんじんしています。運動などをしているときは何も問題ないのですが、寝るときや座っているとき(=安静にしているとき)に痛みます。たまにズキっと一瞬だけ、強く痛むこともあります。4年前から痛みが強くなったなどと感じた事はありません。1度病院で診てもらいましたが水も入ってないので問題ありませんと、湿布だけもらって返されてしまいました。何か良い改善方法はないのでしょうか?
2017/7/10
くるち様
おはようございます、大森北田中鍼灸院の田中です。
>手足のしびれ
くるち様が診てもらった病院は整形外科でしょうか?「水も入ってない」という事ですから関節などを診てもらったという事でしょうかね。
しかし、体の痺れ=水の溜まりや関節だけの問題で起こってくるものではありません。今回の場合、四肢に起こっていますので考えられる問題は3つあります。
①脳腫瘍
脳の腫瘍や出血(出血の可能性は低いと思います)、神経圧迫があるために四肢にしびれが起こっている場合があります。また、血管などの問題も合わさっている場合がありますので注意が必要です。1度脳外科の受診をオススメ致します。
②免疫・糖尿病関連
ギランバレー症候群やニューロパチーなど免疫系や糖尿病の悪化によるものも考えられます。また、脊髄などの問題もある可能性も考えなくてはいけません。
③単純な筋肉の圧迫
今回の場合、筋肉性であることは少ないように思います。しかし、4年前、それよりも前に交通事故や階段からの転倒など思い当ることはないでしょうか?こういった痺れはのちに後遺症として現れる場合があります。
今回の場合は改善方法よりもしっかりと検査を受けることが必要と感じています。しかし、4年前から起こっている症状ですので様々な検査をお受けになっても来ているかもしれませんがもう一度、一つの・一か所の病院だけでなくセカンドオピニオンなど様々なところに受診をされた方が良いと考えています(整形外科や脳外科など)。
また何かございましたらお気軽にご連絡ください。
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大森北田中鍼灸院
診療時間9:00~13:00/15:00~20:00
休診日:木/日/祝日
〒143-0016 大田区大森北2-4-9笠井ビル1階
TEL:03-6459-6284
メール:omorikita-t-shinkyu@utopia.ocn.ne.jp
WEB:http://oomorikita-tanaka-shinkyu.com/
ブログ:http://ameblo.jp/omorikita-t-shinkyu-in/
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2017/7/10
くるちさんの手足のしびれお察しいたします。
愛知県西尾市で整体院を営んでおります爽快整体院院長の内田と申します。
くるちさんのしびれの具合いからして、腰から下は腰部に関わる筋肉が硬くなっていることはもちろん、坐骨神経の圧迫による痛みが関係しているのかもしれません。
骨盤の歪みや脚の長さが違ったまま生活されていると筋肉の硬さが溜まりやすくなり神経の圧迫も出やすくなります。
お近くに評判の良い整体院などあれば施術してもらうことも良いのですが、はじめは時間とお金をかけずにセルフケアでよくする方法を試してみてはいかがでしょうか?
普段は運動などで柔軟性が高めてあげられる機会はございますでしょうか?
座っている時間が長い人は特に腰、背中、股関節に負担がかかっていることが多いものです。
腹筋と背筋が鍛えられていれば体幹を支える力が高まり、腰痛になりにくくなります。また腰と股関節も柔らかければ腰痛になりにくい身体になります。
◇体幹部の柔軟性を高めるために家で行えることは腰の横に手を当てて支えながら腰を回す運動を10回で1セット左右にゆっくり回してあげる。
お風呂で腰を温めてあげる。
仕事中は長い時間座り続けることを減らして、時々立ち上がって体を動かす。
体操を行える時に行うことが大切になります。
臀部と脚の痛みが引いてきたら、体幹を支える筋肉を増やしてあげることも大切です。
腹筋と背筋の鍛え方はアブアイソメトリックという自宅で簡単にできて、続けやすい筋トレがお勧めだと思います。
1. 四つん這いになり、両肘、両膝を床に付ける。
2. 両肘を床に押し付けて両膝を浮かせて姿勢を一直線に保つ。顔は正面に向ける。この状態を20~30秒間保つ。
(腹筋がプルプルしてくる実感があります)
これを1日1~2セットやっていけるようにしたら徐々に身体の軸が鍛えられて痛みの改善と予防につながってくれることと思います。
良い姿勢、きれいな姿勢を意識してしびれや痛みをひどくさせないようにして、改善できますよう頑張ってくださいね!
陰ながらですが応援しています☆
2017/7/10
まずは原因をしっかりと知るということが大切です。
精密検査で原因究明にあたってみてください。
それでも、原因不明な場合は神経信号の電子パルスの異常やむくみによる影響が考えられます。
2017/7/10
「ココロとカラダ再生研究所」蒼穹堂治療室(そうきゅうどう)の高澤昌宏です。
シビレには主に神経性のものと血管性のものがあります(ここでは脳血管の問題で生じる麻痺性のシビレも、血管性の中に含めています)が、このような区分の中では、あなたの場合、
>膝、手の甲、膝、ふくらはぎ、足、がずっとじんじんしています。
と部位が広範囲であることから、神経に何かが触れることによってシビレが生じる神経性のものとは考えづらく、血流の問題でシビレが生じる血管性のものである可能性が高いと考えられます。それは
>運動などをしているときは何も問題ないのですが、寝るときや座っているとき(=安静にしているとき)に痛みます。
という下りとも合っています。
が、あなたの症状をシビレではなく痛みと見ると、甲状腺や副腎などの内分泌系(ホルモン系)の障害や糖尿病、心因性のものなど、より多くの疾患を視野に入れて考える必要があります。あなたは女性であること以外、年齢も定期的に健康診断などを受けているのかもわからないですが、例えば更年期障害の中には手足のしびれや痛みを伴うものもあります。
>1度病院で診てもらいましたが…
とお書きになっているものの、何科を受診し、どの範囲で「問題ありません」ということだったのか分からないので敢えて書きますが、シビレに限らず疾患を考える場合、まずは緊急性の高い重篤なものから順に検討し除外していく、というのが鉄則です。
>4年前から痛みが強くなったなどと感じた事はありません。
ということから、仮に疾患があっても(少なくとも急速に)進行しているものではないようですが、安静時には常にジンジンするシビレがあるということから、脳と血管系は調べておいた方がいいと思います。病院としては脳神経科と循環器科(あるいはそれに類する科)ということになるでしょう。
我々のような手技療法、自然療法を頼るのは、その後で十分です。
2017/7/10
くるち様・・・初めまして。
大阪府の寝屋川市の総合整体院カワカミの川上です。
手足のしびれとのことですが・・・
4年前から両手足のしびれがあり病院には一度しか行ってないんですか?
肘・手の甲のしびれは頚椎からのものかもしれません。
膝・ふくらはぎ・足のしびれは腰とか坐骨からきているものかもしれません。
一般的にはこう考えられますが、両手足の場合脳神経かもしれませんね。
もう一度、病院でしっかり検査される方がいいと思います。
はっきり原因がわかれば整体院とか治療院とかで対応できると思います。
健康の基本は足元から・・・のカワカミです。
2017/7/10
くるちさま・・・初めまして。
菊川カイロプラクティック院中村です。
>4年程前から両手足のしびれで悩んでいます。
4年もその状態ですと、さぞお辛いことでしょう。
しびれの原因は、神経性のものと血管性のものがあります。
基本的には、しびれている部位に至るどこかの部分で神経や血管が圧迫されておきます。圧迫の原因は、骨のゆがみだったり、骨の変形、筋肉の硬直などです。
整体やカイロプラクティックでは、神経や血管を圧迫するそれらの原因を取り除くことで、しびれを改善します。
通常は、片方の手や片方の足など特定の部位にでることが多いです。
しかし、くるちさまの場合は両手、両足同時にでています。
整体やカイロプラクティックで、それぞれの原因になりそうなところを改善すれば、しびれがなくなる可能性あると思います。
しかし、それでも改善しなければ、多発性末梢神経障害や頚髄障害などの理由からしびれがおきているかもしれません。その場合は、神経内科など専門の医療機関で診てもらう必要があるかもしれませんね。
2017/7/10
4年程前から両手足のしびれで悩んでいます。膝、手の甲、膝、ふくらはぎ、足、がずっとじんじんしています。運動などをしているときは何も問題ないのですが、寝るときや座っているとき(=安静にしているとき)に痛みます。
⇨神経の圧迫などであれば、何をしても痺れは出ます。運動をすると楽なのであれば、血流の問題も考えられます。
たまにズキっと一瞬だけ、強く痛むこともあります。
⇨どんな動きで、どこが痺れるかによって、どんな障害が出ているのかがわかります。
4年前から痛みが強くなったなどと感じた事はありません。1度病院で診てもらいましたが水も入ってないので問題ありませんと、湿布だけもらって返されてしまいました。何か良い改善方法はないのでしょうか?
⇨血流改善、筋肉を緩めることも有効かと思います。例えば入浴優はいかがでしょうか?もし楽になるのであれば、体温くらいの温度でゆっくり入られてくださいませ。また、エプソムソルとなどのマグネシウムを含有している入浴剤でも、筋肉は緩みますので、有効です。
英気治療院
阿部英雄
2017/7/11
くるちさま
4年も前からの症状と言う事で、しかも恐らく原因はまだ特定されてないのでしょうか?
気になるのは、運動など体を動かしている時は、症状は出ているけども気にならない程度なのか?
もしくは運動など動いている時は症状はほぼ無いが、安静にしていると出現する性質のものなのか?ですね。
安静時に出現する症状ならば、自律神経の問題が有りそうです。
安静時(副交感神経優位時)に出現する症状は、一般的には自律神経失調症と診断され、さまざまなお薬が処方されるケースが多いです。
これを整体で施術を行うとすると、頭蓋調整、内臓調整、自律神経調整、場合により骨格調整が必要となります。
ズキッと痛むのはどの部位でしょうか?
その場合運動(関節を動かす事)を伴う場合は、筋肉や関節などの運動器も問題もありそうです。
改善方法は、少し情報が少ないので難しいですが、もし治療院などに行かれる場合は、どうすると症状が悪化し、どうすると軽減するかなど、情報がとても大事になってきます。
例えば、湿布を処方されたみたいですが、湿布は効きましたか?
温めたり、逆に冷やしたらどうですか?
しびれが出た時にシビレの箇所を動かしたり、さすったりしたらどうですか?
などなど、症状が良くも悪くも変化する事を探してみて下さい。
その情報を持って、お近くの評判の良さそうな治療院をお尋ね下さいませ。
よい治療院に巡り合えることを祈願致します。
2017/7/14
くるちさん、はじめまして。
兵庫の整体院Kストレッチの駒田です。
ジンジンするその症状、うっとおしいですよね。
しびれや痛みは、筋肉のトラブルであることが多いです。
手首から先、膝から下に症状が出ていることから、冷えなどによる、血流障害かもしれません。。
温めたり、運動したりすることで、改善するかもしれません。
あとは、自律神経のバランスの崩れや、心の状態が影響していることも考えられます。
鍼灸治療を受けられたらよいと考えます。
プロの治療家に診てもらうことで、身体の状態が把握できます。それで、安心を得られれば、かなり楽になるでしょう。
またいつでも、ここをお気軽にご利用ください。
2017/7/14
手のしびれは頚椎の神経が圧迫されているのが原因です。
足のしびれは腰の神経が圧迫されているのが原因だとみていいでしょう。
まれに首の神経圧迫で足がしびれる方もいました。
どちらにしてもじんじんする症状は容易に治ります。
2017/7/19
症状から推測しますと筋肉が固くなり血行が悪くなっているようですね。できるだけ筋肉や関節を柔らかくするストレッチを毎日されることをお勧めします。
2017/7/26
お問い合わせ有難うございます。
両手足のしびれが長く悩んでいることをお察しいたします。
シビレを訴える場合、通常は同一部分の1ヶ所ないし2か所ですが、
多数の場所のシビレが同時発症しているんですね。
通常シビレの場合、筋肉の問題がほとんどですがこのように多発的に発症している場合、動脈硬化なども考えられるので、
血管なども含めた検査ができる病院でMRIなどで詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
2017/7/27
整形外科を受診されたようですが、手足のしびれの場合は、脳神経系の可能性がありますので、脳神経外科も受診してみるとよいでしょう。ただし、脳神経外科では診断はできても、治療ができないかもしれません。
代替医療で施術可能な場所を探されるとよいと思います。
2017/7/31
手足のしびれは、私の見解では、コリの排出に伴う体感だと思います。
首肩や腰のコリがあるのではないでしょうか?そのコリをからだは自己メンテナンスで排出しようとします。それが痺れとして感じると思われます。
経絡にアプローチをする療法で、経絡のつまりを解消し、氣の流れを整えることでしびれがなくなると思われます、
2017/7/31
手足の痺れが有る方は頚椎の狭窄症などの疾患を疑います。
後は血行障害などでも状態がでます。
足湯などをされてから入浴し
出る時に指先(手足)水を掛けてみて下さい
2017/8/1
あなたの年齢、体型、などがわからないのではっきりしませんが、
血行不良じゃないでしょうか?
お近くに相談できる治療院はないのでしょうか?
当院でもよく似た症状の患者様が通院されたことが
あります。
私は、治療に当たる場合ありとあらゆることを試してみて
治療院では無理とわかれば医科に紹介してます。
治療院に通院するなら1年位かけて治す覚悟で通院しましょう。
私が以前90歳位のお婆さんの「ばね指」を治療しましたが
手術は嫌だと言われましたので、毎週1回の通院で約2年
ほどかけて治した方が居ますよ。
2017/8/2
4年間も両手足のシビレでお悩みとは大変お辛いですね。
しかし、この期間に病院などに魅せられたのが1度とは
厳しく申し上げてほっとき過ぎです。
進行をあまり感じない状態でも進んでいる場合があります。
なぜならここまで慢性化すると多少の身体の変化をとらえられないからです。
是非、神経系・内臓系・整形系をそれぞれ受診されてください。
その後に、整体などで身体のコンディショニング行ってください。
もし、私がくるちさんのような方が来られたら頭と足のバランスから整えます。そこで様子をみさせていただいて中枢へとアプローチさせていただきます。
安静時の症状が強そうなので、血行障害もしくは自律神経系を疑うかもしれません。
兎に角、良くなっていってないってことは悪くなっていってる可能性があります。お早目の検査受診されてくださいね。
早いくるちさんの改善を願っております。
2017/8/2
やはり全身症状ですので病院で詳しく検査して頂くのがベストだと思いますが、日常どのような生活を送られているのかで答え方が違ってきます。筋肉が硬くなる、関節の動きが悪いなどそのようなことで出る場合があると思います。私自身はストレッチを推奨しています。
2017/8/3
筋肉が過緊張状態で硬くなっていまうと、痺れみたいな感覚に襲われたり、ジンジンしたりします。呼吸も浅くなっています。自律神経も緊張状態です。
身体をストレッチではなく、広げたり伸ばしたりして、筋肉をほぐすことです。ほぐれれば、筋肉が柔らかくなったり、動きが軽くなったりと変化が感じれます。
呼吸もゆっくり吐くことが大切です。
カウンターストレイン・・・痛くない方向へゆっくり動かせれる範囲まで動かしてそのまま暫らくの間、じっとしている。
2017/8/4
手足のしびれ...つらいですよね。
当院の患者様でも手足のしびれがつらいと来院される方は多くいらっしゃいます。
一般的に「しびれ」と言われるものは「麻痺」と「錯感覚」に分かれるのですが、多くは「錯感覚」になります。
麻痺は脳卒中などをイメージしていただけると分かりやすいかと思いますが、「運動麻痺」と「知覚麻痺」に分かれます。
運動麻痺は手足など体を動かすことができなくなる状態で、知覚麻痺は熱さ、冷たさ、痛みなどの感覚を感じなくなる状態です。
つねっても痛くない、などの知覚麻痺があると神経の損傷が疑われるのですが、くるち様のご質問を読ませていただいた限りでは大丈夫かと推察されますのでご安心ください。
ではもう一つの錯感覚とは何かご説明いたしますと、「しびれている感覚がする」、言わば「錯覚」になります。
「錯覚」などといきなり言われると「私のしびれは気のせいじゃない!」と怒られてしまいそうですが...(汗)、どうか続きをお読みいただけると幸いです。
くるち様は、手足のしびれなどに代表される慢性疾患に関しては「脳との関係」が最近のトレンドとなっているのですが、ご存知でしょうか?
「しびれ」という症状=“感覚”を最終的に作っているのは脳であるため、切っても切り離せない関係にあるということが近年の脳科学研究の進歩により分かってきたからです。
「NHKクローズアップ現代」や「ホンマでっかTV」などのメディアでも取り上げられている通り、「痛みやしびれといった症状の原因は脳である」ということは、もはや常識となりつつあります。
特に器質的な異常が見つからない慢性疾患に関しては、ほぼ間違いなく脳が原因となってきていることが臨床上確認されています。
脳...と急に言われてもイメージが湧かないと思いますが、要するに何らかの原因により脳が疲労を起こすと脳が誤作動(システムエラー)を起こしやすくなり、それがしびれなどの症状を引き起こす原因となってくるのです。
例えるなら、実際には家事は起きていないのに誤作動で火災報知器が鳴ってしまっている状態...という感じでしょうか。
つまりしびれが出ている箇所(膝なら膝、足なら足)に何か異常があってしびれているのではないということです。
身体に起きている問題と症状は、切り離して考える視点が重要になってきます。
最近、日本の研究チームが「デスクワークや軽い運動(ジョギングやサイクリング、水泳、ゴルフなど)では筋肉痛や肉体的な疲労は起こらない」ということを突き止めました。
では、どこが疲労を起こしているのかというと「脳」、特に「自律神経の最高中枢」だったのです。
体温調節や呼吸、心拍、血圧、脈拍など、人間が生きていく上で必要不可欠な恒常性維持を行っているのが自律神経です。
それも、24時間365日休まずずっと仕事をしてくれています。
自律神経は疲れても休むことはできません...。
つまり、私たち人間が感じている疲労は、実は「疲労感」だったのです。
脳は、特に心身環境因子の影響を強く受けます。
気温の変化や気圧の変化は自律神経のバランスを乱しやすいため、脳疲労を起こしやすくなります。
また職場環境の変化やライフスタイルの変化、いわゆるストレスといった心的負荷など、あらゆる影響で脳は疲労を起こします。
なかでも一番の原因となるのがストレスで、「感情のねじれ(本当はこうしたいけど、こうせざるを得ない。本当はしたくないけど、やらざるを得ない)」や「感情の抑圧(不満やイライラ、悲しみ、恐怖などの感情を理性で抑え込んでしまう)」、「負のマインドワンダリング(心配事や不安事などをずっと考えてしまってやめられない)」などが特に脳疲労を起こさせます。
何かお心当たりはおありでしょうか?
幼少期からの痛み経験の連続は脳に記憶されていきます。
それにより自分の身体、ひいては命を守ることができているわけですが、それが脳疲労により脳のプログラムにエラーが起きると、「痛み記憶」と「運動動作」「姿勢」「感情」などが脳神経ネットワークでつながりリンクしてしまいます。
脳疲労により脳代謝バランス(脳内血流や脳神経ネットワークなどのバランス)が崩れ、脳内環境が乱れてしまうと、それを教えるシグナルとして過去の「痛み記憶」を意識上に引っ張り出し、痛みを感じるようになるのです。
これはしびれも同様です。
ちなみに座り放しでしびれてくるのは、脳疲労により小脳の姿勢制御プログラムにバグを抱え、「しびれる感覚(痛み記憶)」と「座る姿勢」とがリンクをしてしまうと、「座る=しびれる」という新たな記憶が脳の中で作られてしまいます(連合記憶と言います)。
すると、座っているだけで小脳が「しびれる」と予測をし、しびれを感じるようになってしまうのです。
寝る時に感じるしびれも同様です。
これが慢性的に続くしびれの正体です。
ざっくりとした説明にはなってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
スマホやパソコンなども、インターネットページをどんどん開いていくと読み込み速度が遅くなります。
保存ファイルが多かったりアプリがたくさんインストールしてあると、動作環境が悪くなりエラーやフリーズといった不具合が生じやすくなります。
これは人間の脳も一緒です。
もしかしたらパッと思い浮かばないかもしれませんが、人間の脳の消費エネルギーは5%が表面意識、残り95%が無意識と言われていますので、実は自分でも気づかないうちに何か内面に抱えている(それこそ潜在意識に近い無意識の中で)場合が多いのです。
ですので、ご自身の内面(脳疲労を作り出している原因となるもの)と向き合っていただき、「しびれを起こさせている原因」「しびれの意味」にご自身で気づくことができるかが、「両手足のしびれ」が治るかどうかのポイントとなります。
ご質問の答えになっているようでなっていないかもしれませんが、カウンセリングまではここではできない以上、具体的な答えまではお答えすることはできません。
むしろ、ご自身で答えを導き出すことこそが大事で、本当の意味での解決につながります。
ということで、ここでは日常的にできる対策をお伝えいたします。
①ポイントは「嬉しい、楽しい、大好き!」
脳にとっての一番のご褒美は、なんといっても「嬉しい、楽しい、大好き」です。
心の底から嬉しいと思えるもの、楽しいと思えること、大好きなこと、やりたいこと、そういったものに夢中になっている時は、脳を休めることができ、脳疲労解消&脳の活性化につながります。
②五感に刺激を与える
人間の脳は、五感の刺激を入り口に常にアップデートをしています。
聴覚であれば好きな音楽を楽しむなど、嗅覚ならアロマなど好きな香りを楽しむなど、味覚であれば美味しいものを味わう、視覚であれば良い景色を見て癒されるなど、触覚であればマッサージやスキンシップや動物とのふれあいなど、といった具合です。
ただし、食べ物に関しては緊急避難措置だと思ってください。
食べるものによっては腸を汚して腸内環境を悪くしてしまいますので、結果的に悪影響が出るケースがあります。
できればそのほかの五感を入り口にした脳へのアプローチ、アップデートをオススメいたします。
また、脳と五感との相性は人によって違いますので、何が一番良いかはいろいろと試してみてください。
人間は「考える」ことと「感じる」ことは同時にはできません。
つまり、五感で感じる時間を大切にすることによって脳を休めることができ、かつ脳を活性化させることができます。
この「嬉しい、楽しい、大好き!」と「五感の刺激」の組み合わせが脳にとっての最強ツールとなります。
ご自分にとっての「最強の脳疲労解消法」を見つけてみてください。
また当院で行っている「BFI療法」は、主に触覚からの刺激を通して脳疲労を回復させる治療になり、手足のしびれの改善実績は多々あります。
また、まだまだお伝えしきれないお話がたくさんありますので、あまり改善がみられないようでしたら気軽にご相談ください。
注意事項
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