【病気の対処法】
「頭が痛い → 頭痛薬を飲む」という発想は単なる一時凌ぎでしかありません。
たとえ薬で痛みが収まったとしてもそれは痛みを感じなくさせただけで症状そのものが治ったわけではありません。薬の効果が切れたらまた痛くなります。
何かの問題を解決しようとする時、まず問題の真の原因を究明しその原因を取り除くことで問題は解決できます。頭痛の場合にもその原因を究明して、原因を取り除くことで根本的な解決に繋がるのです。
【頭痛の原因】
頭痛の原因は、首のしこり、骨の歪み、ヘルニア等首の異常によっての首の神経が圧迫されて症状が出ているのです。頭痛、めまい、吐き気、手や腕に力が入らない、字が書きにくい、明日の天気(低気圧)がわかるなど様々な症状が出るのは首の神経の圧迫によるものなのです。
あなたの場合は子どもと遊んだり学校行事などで首に負担がかかると神経が圧迫される状態になり夕方になって神経の圧迫がひどくなり頭痛が出るのです。
ですから、首の異常を治して神経の圧迫をなくすれば症状は収まります。
多くの場合首にしこりができていますが、これは上向きに寝た状態で指先で触れるとコブのような硬い物があるのが感じられます。自分ではわかりにくい場合、家族の誰かに指先で触れてもらうとわかりやすいでしょう。
【頭痛の治し方】
首のしこりが神経を圧迫して症状が出ているのですから指先で解(ほぐ)してしこりをとればいいのです。強く押すと痛いので弱い力で時間をかけてさするようにほぐせばしこりは次第に柔らかくなってきます。なお、しこりがとれなくてもしこりと神経との間に隙間ができて神経を圧迫しない状態になれば症状はでなくなります。
首の骨が歪んだり変形している場合も、指先で下から押し上げるようにほぐしていると歪みがとれてきます。軟骨が飛び出しているヘルニアもさすっていたら次第に元の状態に戻っていき、神経を圧迫しない状態になれば症状はなくなります。
慣れないとやりにくいですが、何度かやるうちに上手になってきます。気長にやるのが秘訣です。