骨の忍者ほねほね先生がお答えします。
結論は、便秘が腰痛から波及してくる、ということはあります。
体調不良は多くの場合自律神経の乱れが原因です。
人体は脳からの指令が自律神経によって各臓器に正常に伝達されることで本来の機能を発揮し恒常性を保っています。
【恐怖症・不安症】
恐怖や不安を感じたら不安に打ち勝つホルモンを出すよう脳から臓器に指令が届き、必要なホルモンが分泌されることで恐怖や不安に耐えられるのですが、背骨の歪みなどで胸椎1番で脳からの指令が阻害されるとホルモンを出すための指令が臓器に届かなくなり恐怖や不安に耐えられなくなり「恐怖症・不安症」の症状が出ます。
<参考>今話題になっている「アドレナクロム」はアドレナリンの酸化物質だと言われていて、世界を牛耳ってきた闇の勢力やセレブの間で「アドレナクロム」は「若返りの秘薬」として密かに流通していたものです。このアドレナクロムは幼児を虐待した際に脳内に分泌され松果体に溜まり、これを抽出して若返りのために飲んでいたと言われています。(なおアドレナクロムに関する犯罪を犯していた連中はすでに逮捕されているようです)
【やる気ホルモン】
何か行動をしようとしたら体を動かすためのホルモンを出すよう脳から臓器に指令が届き、必要なホルモンが分泌されることで行動ができるのですが、背骨の3番の歪みなどで脳からの指令が阻害されると行動ホルモンを出すための指令が臓器に届かなくなり行動ホルモンの分泌が悪くなって「頭ではやろうと思っても行動がでない」という症状が出ます。私は皆さんに説明する際には行動を起こすホルモンを「やる気ホルモン」と呼んでいます。具体的にはセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどです。
【糖尿病】
食事をして血糖値が上がったらインシュリンを出すよう脳から膵臓に指令が届き、インシュリンが分泌されることで血糖値が下がるのですが、背骨の11番の歪みなどで脳からの指令が阻害されるとインシュリンを出すための指令が膵臓に届かなくなりインシュリンの分泌が悪くなって血糖値が上がったままになり「糖尿病」の症状が出ます。
【発汗】
気温が上昇したら発汗を促す指令が脳から出されて汗をかき汗が蒸発する際に気化熱を奪って体温を下げています。
【排便】
食物が消化吸収され、残ったものは便として排泄されますが、消化吸収も自律神経の働きで処理が行われますから頭でいちいち消化酵素をいくら出そうとか栄養分を吸収しようとか、便を出そうなどと考えなくても自動的に処理が行われています。
これらの脳からの指令は自律神経を通じて臓器に伝達され臓器が正常に機能して排便までの処理が行われていますが、背骨の歪みなどで脳からの指令が正常に伝達されなくなると排便がうまくいかなくなることもあります。
【腰痛】
腰の痛みは腰の骨の歪み、変形、ヘルニアなど骨の異常で神経が圧迫されて痛みが出ているのですが、神経が圧迫されているということは脳から臓器への指令が阻害されることにもつながります。
脳からは排便の指令を出していても腸や直腸に正常に伝達されなかったら排便が正常に行われなくなり「便秘」になることもあります。
実際に腰の施術で宿便が大量に排泄され「一回水を流しただけでは流れ切らなかった」という例はたくさんあります。
排便だけでなく生理痛、生殖不能など多くの症状も腰(背骨)が関係した症状なのです。
ですから骨の歪みを治せば多くの慢性病は治るのです。それにリンパの流れの改善をプラスすればほとんどの病気は治せます。っというより「自然治癒力」によって人体が自分で治すのです。我々はその手助けをしているに過ぎません。
カリスマとか神の手とか大それたものではないのです。
【補足】
腰痛にその原因がある場合、専門機関に見てもらう必要などありません。本格的な治療をしたいのであれば腰痛を治せばいいのです。そのために整体やマッサージに通っても良くはなりません。家庭内で骨から治せばいいのです。