ストレートネックは悪い姿勢を日常的に続けることで起こるもので、姿勢を改善しないことにはストレートネックの改善は難しいと言われています。 確かに、ストレートネックの改善に効果的とされているストレッチは、数多く存在します。 しかし、せっかくストレッチでストレートネックを改善できても、ストレートネックの原因となる姿勢を改善できていなければ再発は防げません。 では、この機会に正しい姿勢と悪い姿勢の違いをチェックしましょう。 自分に合わない高さの机や椅子が悪い姿勢の原因! ストレートネックを予防するために姿勢を改善しようと思っていても、なかなか改善できないことはありませんか。 もちろん、これには悪い姿勢が体に定着してしまっているのもあるのですが、机や椅子の高さが合っていないことも十分に考えられます。 例えば、「机は低めなのに、椅子は高め。」と言う場合には、画面を見ようとする時にどうしても背中が曲がって首が前に出やすくなります。 特に床の上に座りながら、テーブルに置いたパソコンを操作している時には悪い姿勢になりやすく、注意が必要です。 ストレートネックだと首だけではなく背骨も歪む ストレートネックになった時に改善すれば良いのは、首だけだと思っていませんか。 実は、ストレートネックの原因が悪い姿勢にある人の多くは、首と一緒に背中も歪んでいます。 背中も後ろに向かって湾曲して猫背になり、骨盤が若干後傾してお腹がポッコリしてしまうのです。 椅子の高さを調整して、背骨が自然なS字になるような姿勢を心掛けること ストレートネックを改善するための正しい姿勢を心掛ける時に、まず意識したいのが背骨が自然なS字を描くような姿勢です。 このような姿勢を目指すためには椅子を中心に調整していくのが良いのですが、椅子の高さは顔がパソコンの画面よりも若干上になるくらいに調整します。 そして、パソコンの画面を見た時に、目線が若干斜め下になり、軽く顎を引いた状態で顔と画面との距離が40cmくらいに調整できるといいでしょう。 椅子が高すぎて足が床に付けられない場合には、足を乗せる台を使いましょう。 また、テーブルにパソコンを置いて床に座って操作する場合には、お尻の下にクッションを置いて腰のみを高くすると良いでしょう。 まとめ ストレートネックを治すためには悪い姿勢を改善する必要があるのですが、そもそも悪い姿勢の原因は机や椅子の高さが合っていないことにある場合があります。 ですので、猫背になったり、首が前に向かって伸びたりしないよう、机や椅子の高さを調整しましょう。 ストレートネックを治していく段階で、こまめに鏡を見ながら横姿をチェックしてみると良いでしょう。
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