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治療院の選び方に関するコラム一覧

どこに行っても改善しない不調でお悩みの方必見!治療院選びの決め手

茨城県取手市、「みうらマッサージ治療院」の院長 三浦ようです。 今回は、「どこにいっても症状が改善されない方向けの、治療院選びの決め手」について、実例をもとにお話ししようと思います。 聞きようによっては、自慢話のように聞こえるかもしれませんが、それは本意ではありませんのでご了承ください。 よそに行っても改善しなかったAさんのお話 「よそ」というのは、病院・整形外科・整骨院・整体院・もみほぐし店などです。 いくつかパターンがあるのですが、今回は当院のご来院者様(Aさん)の例をご紹介したいと思います。 Aさんは、専門的な技術が必要なお仕事をされている70代の女性です。 主訴は、肩痛。とにかく痛くて痛くてたまらないとおっしゃっていました。 Aさんは当院に訪れる前に3つの「よそ」を転々とされたそうです。 整形外科では、「年齢が年齢だし、仕事で手を使っているからしょうがない。手を使わないようにしなさい」と言われて憤慨。 整骨院では、電気とマッサージを組み合わせた施術を受け続けていたが痛みはなくならず。 さいごに友人に紹介された整体院に通いましたが、講釈を延々聞かされ、施術を受けたが改善しなかったそうです。 痛いと言えない苦しみが、改善を遅くさせる 当院では初回のご来院時に、現在の症状に至る経緯を詳しくうかがうようにしています。 Aさんは、現在の痛みの状態からさかのぼって、今のお仕事を始めた経緯、お仕事の苦労、家庭の事情、さらに若いころのお話まで、時間にして約1時間お話しくださいました。 「いろいろあったんですね、大変でしたね」 お話しが終わったところで私が口を開くと、Aさんは涙を浮かべました。 そして、こうおっしゃったのです。 「先生みたいに私の話を全部聞いてくださる方は、今までいませんでした。なんだか、軽くなったわ。先生が神様に見えます」 私は驚きました。 私は相槌を打ちながら、お話を聞いていただけです。 それなのに神様だなんて。 「…先生、私はね、“痛い”と言える人も、場所もなかったんですよ」 「病院の先生は検査して、写真見て、カルテ見て、私の方なんか見ないし、話もろくに聞いてくれない」 「整骨院の先生はいい方だったけど、話を聞いてくれたのは最初だけで、あとは若い人がパッパッパってやるだけだった」 「家族なんて、痛いなら病院に行けば?で終わりですよ」 お話をうかがい、Aさんが若いころからずっと頑張っていらっしゃったことはよく分かっていました。 その結果、今、体が痛い。 しかし、その痛みを分かち合ってくれる人が今までいませんでした。 そのつらさが、肩の痛みを“実際の肉体的な痛み”よりも大きく感じさせ、根深くしているのです。 だから症状が改善しにくいのだと、私はそう確信しました。 よそが悪いのではなく“あなたに合っていなかった”だけ Aさんと同じようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。 しかし、誤解しないでいただきたいのは、よその先生も決して悪い人たちではないのです。 病院の医師は、待合室にあふれる患者さんを時間内に診察しなければいけないから、1人1人にそんなに関わっていられない。 整骨院も同じです。同じ施術を一定の期間続ける必要があるから、どうしても単調になる。 ご家族も、「痛いなら病院で治してもらいなよ」と心からそう思って言っているはずです。 しかし、その結果Aさんはストレスを抱え、痛みも消えませんでした。 この日、カウンセリングの後に施術を行ったところ、Aさんは見違えるくらい明るい表情に。 そして、「本当に楽になった。肩が痛くないし、体が軽い!」とおっしゃって、定期通院を決められました。 現在、肩に痛みは全くなく、月に1回程度、疲労回復と体の動きをチェックするためにご来院くださっています。 コミュニケーションを大切にする治療院を選んで このお話を読んで、「インチキ臭い」「スピリチュアルっぽい」と違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。 それも、分かります。 しかし、その一方で共感される方もいらっしゃるはずです。 「そうそう、どこに行ってもスッキリしないのよ(心身ともに)」 「話もろくに聞かないで、症状が良くなるわけないよねえ」 これまでそういうお気持ちを持ったことがある方は、きちんとしたコミュニケーションを取ってくれる治療院を探しましょう。 たとえばホームページなどに「コミュニケーションを大切にします」「ていねいなカウンセリング」と書いているところです。 お話をすれば時間はかかりますから、短時間施術を売りにしている治療院は適していないかもしれません。 お友達から「話をよく聞いてくれる先生」という評価が聞ければ確実ですし、ネットのレビューでもそういうことが書いてあれば希望が持てます。 「話すことも聞くことも施術の一部だ」と私は考えています。 話しているうちに、ご自分の痛みについての理解が深まっていく方もいらっしゃいます。 押したり揉んだりするだけが、施術ではありません。 人であるご来院者様が、人である施術家と接して思いを通じることは、症状を改善に導くためにはとても大切なことなのです。 さいごに さて、いかがでしたでしょうか。 今回は、「どこにいっても症状が改善されない方向けの治療院選びの決め手」について実例を交えてお話させていただきました。 今回のお話には、実は健康保険の問題も関わっているのですが、そのお話はまたいずれ書かせていただきます。 ご参考になれば幸いです。 筆者プロフィール 三浦 よう みうらマッサージ治療院 院長 茨城県取手市、みうらマッサージ治療院院長。 自身の腰痛、頭痛、頸痛体験から、ひとに優しい治療院、患者様に寄り添う治療を心がけています。 あん摩マッサージ指圧師、介護予防運動指導員 日本DLM技術者会認定DVTM・リンパ浮腫セラピスト ABCハンドセラピーインストラクター

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治療院選びのコツ~その治療院は体育系?文化系?~

こんにちは。 茨城県取手市にある『みうらマッサージ治療院』の院長 三浦ようです。 今回からコラムを執筆させていただきます。 よろしくお願いいたします。 さて、今回は “治療院選びのお話” です。 体の調子が悪いとき、「どこかでマッサージを受けたい」「整体に行ってみたい」と思っても、「どこに行けば良いのだろう」とお悩みの方は少なくありません。 また、これまで行った治療院で期待通りの結果が出なかったという方から、「また無駄になるのでは」という不安から、行くのをためらっていたというお話もよくうかがいます。 では自分に合った治療院は、どのように選んだらよいのでしょうか。 治療院選びには、いろいろな考え方があります。 私自身、腰痛や首の痛み、片頭痛などで、数多くの病院や治療院にかかった経験があり、苦い思いもずいぶんしました。 また、ご来院者様や同業の友人からも、いろいろな治療院の情報を聞きます。 それらの経験を踏まえて、「あなたに合った治療院選びのコツ」についてお話ししようと思います。 周りの人に相談、ネットで検索してみる まず、自分の症状を見てもらえるところをピックアップしなければいけません。 友人、知人に、同じ症状で改善してもらった経験がある方がいらっしゃれば、相談してみるといいでしょう。 治療院できちんと改善してもらえた方は、症状を話しただけで「〇〇治療院に行ってみたら?」とおすすめしてくれるはずです。 また、ネット検索で調べるときには、自分の症状がその治療院で対応しているのかどうかを必ずチェックしましょう。 治療院は自身のホームページに「得意とする症状」について書いていることが多いので、探しやすいと思います。 症状の重症度を踏まえて選ぶ 症状が痛くて痛くてしょうがないときに、治療院選びでまず最優先することはなんでしょうか? 「先生はどんな人だろう」「料金は安いかな」…そんなことよりもまず「施術の腕が良いかどうか」だと思います。 重い症状でお悩みの方は、「改善するなら多少料金が高くても良いし施術時間だって短くても良い」とお考えのはずです。 一方、症状がさほど重くない、予防やメンテナンス的な施術を希望される方は「長く付き合えそうな治療院」が良いかもしれません。 たとえば、家から(職場から)通いやすい・予約が取りやすい・価格設定が自分に合っているなどですが、もちろん人によって 長く付き合えそうと思えるポイントはちがいますよね。 紹介してくれる友人、知人がおらず、ネットの情報で治療院を選ばざるを得ないときも、自分の状況に合ったポイントを前面に打ち出している治療院を、まず探してみるのがいいでしょう。 スタッフや院長のブログ、年齢をチェックする 大切な体を預けるのですから、どういう人が施術してくれるのかは、大切なポイントです。 特に慢性症状を改善したい場合、一般的に治療期間は長くなりますので、「長く付き合える」治療院を選びたいものです。 そこで大切になるのが「スタッフとの相性」です。 美容室、理容室、歯医者さんなど、ご自分が定期的に通っているところを思い出してみてください。 技術力や価格だけでそこに通っているでしょうか。 きっと、サービスを提供してくれるスタッフから受ける「印象」「信頼感」「居心地の良さ」も選んだ大きなポイントになっていませんか? それが「スタッフとの相性」です。 しかし、通う前から相性を見極めるのはむずかしいですよね。 そこでおすすめなのが、スタッフの紹介の記事や院長が発信するブログなどを見ることです。 人は初対面の人と話すとき、出身地・出身校・趣味・血液型など、とにかく何でもいいから共通点を見つけて安心しようとします。 それは治療院選びでも同じです。 院長やスタッフのブログに、自分と共通の趣味のことが書いてあるだけで安心できそうな気がしませんか? 些細なことのようですが、こういうことが実は大切になります。 また、施術をするスタッフや院長の年齢もポイントのひとつです。 施術家には常にご来院者様の身になる姿勢が求められますが、年齢の差は大きくない方が良いでしょう。 たとえば、ご年配の方の体のつらさを20代の若いセラピストに理解しろというのは、なかなかむずかしい問題ですし、逆もそうかもしれません。 時間があるのであれば、ぜひそういう点もチェックしてみてください。 治療院のボスの経歴を見てみる 私たち施術家は、施術家になるまでにさまざまなきっかけと経路がありますが、大きく分けて2つあります。 それが『体育系治療院』と『文化系治療院』です。 中学校や高校の部活動には、体育系と文化系があったと思います。 それをイメージしてみるとわかりやすいでしょう。 この分類は、私の個人的な経験と研究から生まれたもので、世間一般に広く認められているわけではありません。 こういう考え方もある、という程度に参考になれば幸いです。 とても大雑把な分け方ですが、その治療院のボス(院長)がどういう経歴かということを知ると、見えてくるものがあるかもしれません。 体育系治療院 ひとつは、スポーツで体を壊し、それを直してもらった経験から同じ道を歩む、あるいはスポーツ上の人間関係(先輩、先生)などから勧められて選ぶケースです。 施術家の道は、現役を引退したあとのアスリートの職業という側面もあります。 このような経路で施術家となった人が経営する治療院を、私は『体育系治療院』と呼んでいます。 勝手に名付けただけですが。 このような治療院は、競技によるケガや運動障害に対する理解が深く、親身に施術にあたってくれます。 スタッフがご来院者様と同じ競技の出身者であれば、技術的なアドバイスなどもしてくれるかもしれません。 文化系治療院 もうひとつは、自分自身(または家族)が病気や特定の症状で悩み続け、その経験から施術家の道を選ぶケース、または、人を癒す仕事がしたくて選んでいるケースです。 私はマッサージの国家資格を得るために3年間学校に通いましたが、そこにはそのような方が何人もいらっしゃいました。 また、介護の仕事をしていたけれど、介護対象の方をもっと楽にしてあげたいという思いから、学びに来ている方もいらっしゃいました。 このような経路で施術家となった方が経営する治療院を、私は『文化系治療院』と呼んでいます。 文化系治療院は、弱っているご来院者様に寄り添う姿勢がより強く、メンタル面や生活習慣なども含めたケアを提供するところが多いように思います。 このような治療院は、いろいろな病院に行って疲れてしまった方や、体の機能が落ちて精神的にも弱っているご年配の方などにお勧めでしょう。 ネット情報を鵜呑みにしてはいけない ・周りの人に相談、ネットで検索してみる ・症状の重症度を踏まえて選ぶ ・スタッフや院長のブログ、年齢をチェックする ・治療院のボスの経歴を見てみる 上記のようなポイントを頭に入れたとして、では具体的にどうやって選ぶばいいのでしょうか。 今、治療院選びで最も参考にされているのは、「リアルな口コミ」と「ネット情報」2つです。 リアルな口コミは、自分の友人、知人が語るのですから、信頼度は高くなります。 具体的なお話を突っ込んで聞くことができますし、「〇〇さんの紹介なんですけど」と言えば、院の対応もちがうかもしれません。 お知り合いからお話を聞いて、納得ができたら行ってみると良いと思います。 問題は、もうひとつの「ネット情報」をどうとらえるかです。 ご存じのように、ネット上にある情報は玉石混交であり、すべてをそのまま信じることは危険です。 そのため私は、さまざまなポイントをネット上の情報でチェックしたうえで治療院に直接電話することをお勧めしています。 電話応対や、相談に対する態度、返答内容で、なんとなく「合いそうかどうか」はわかるものです。 ネットでは「親切丁寧」を売り込んでいても、電話対応がつっけんどんなら、その親切丁寧は何なんだということになります。 電話は直接声が聞けますし、環境音も入ってきますので、いろいろな意味で安心できると思います。 ただし、一人治療院で多忙なところなどは、電話応対自体ができない場合もあります。 そういうときは、メールでの問い合わせでも良いと思います。 自分の悩みにどう答えてくれるのか、その一端がこれらの問い合わせで見えてくるでしょう。 さいごに さて、いかがでしょうか。 今回は「あなたに合った治療院選びのコツ」についてお話しいたしました。 私の経験から、「ここなら!」という治療院に出会うことはなかなかむずかしいです。 正直、下調べをしたり紹介したりしてもらっても、改善しない上にひどい扱いをされたこともありました。 それだけに、自分が良いと思う治療院に出会ったら、その出会いは大切にしていただきたいと思います。 自分の体を知っていてくれる人がいる安心感は、何事にも代えられません。 オンライン化が進む今だからこそ、リアルな関係を大切にして行きたいものです。 以上、長文を読んでくださいましてありがとうございました。 ご参考になりましたら幸いです。 筆者プロフィール 三浦 よう みうらマッサージ治療院 院長 茨城県取手市、みうらマッサージ治療院院長。 自身の腰痛、頭痛、頸痛体験から、ひとに優しい治療院、患者様に寄り添う治療を心がけています。 あん摩マッサージ指圧師、介護予防運動指導員 日本DLM技術者会認定DVTM・リンパ浮腫セラピスト ABCハンドセラピーインストラクター

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原因不明の痛み、もみほぐしていませんか?

ハル接骨院 からだりせっとの箱山 正樹です。 当院は整体と接骨院を併用しています。 当院には ・明らかな原因のある痛み ・はっきりとした原因がないのに痛み の相談に訪れる方が多くいらっしゃいます。 その中でも「はっきりとした原因がない痛み」にお悩みの方のほうが圧倒的に多いのです。 痛みを伴う時、もみほぐしは悪化の原因になることも… 最近は60分2980円のリラクゼーションのお店も増えましたよね。 「なんかちょっと疲れたな」 とか、 「歩き過ぎて足がだるいから足つぼされたいな」 とか、疲労回復的な目的で利用するのは大いにアリだと思うのです。 ただ、痛みを伴う場合は注意が必要です。 痛いということは、身体からのなんらかのサインです。 痛めた部分に原因がないのにやみくもにその箇所を刺激してしまうと、かえって症状が悪化する場合もあります。 治療目的かリラックス目的か、使い分けが大切 要は、治療目的で行くのかリラックスを目的に行くのかをはっきりと決めることが大切だと思います。 つい先日、 「原因なく背中が痛くなってしまい、揉めばおさまるかな?とマッサージに行って揉んでもらったら余計に痛くなってしまった」 と、当院にいらっしゃった方がいました。 この方を診たところ、内臓がかなり疲労していました。 そこで内臓にアプローチして調整をかけたところ、痛みが半分以下に軽減。 数日様子をみてもらい、4日後来院されたときはほとんど症状が消えていました。 長い揉みほぐしがダメというわけではありません。 使い分けをしっかりとしていただきたいのです。 寝違えのような首の痛みも、当院では首を揉んだりは一切行いません。 痛みの原因が首にない場合がほとんどだからです。 さいごに 当院は症状の原因を特殊な検査にて徹底的に探りだし、触れているだけのようなソフトな刺激で調整するのが特徴です。 もし、これを御覧になっているあなたの手助けに少しでもなれたなら幸いです。 最後まで御覧いただき本当にありがとうございました。 筆者プロフィール 箱山 正樹 ハル接骨院からだりせっと院長 茨城県土浦市で整体接骨院をしております箱山正樹と申します。施術歴は17年になります。 自分自身が体調を崩し、病院での治療だけではままならず、整体によって助けられたことが、この道に入ったきっかけです。 昨今はストレス社会と言われ、そのストレスが原因で体調を崩されるかたが本当に多いと感じます。 そういった方の手助けが少しでもできるようにと、日々技術の鍛錬をしております。 よろしくお願いいたします。

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代替医療ってなに?実体験をもとに分かりやすく説明します

はじめまして。 整体院 心花 −このか− の宮城と申します。 本日からコラムを書かせて頂きます。 よろしくお願い致します。 まず第一回目なので簡単に自己紹介をさせて頂こうと思います。 私は現在、神奈川県横浜市で整体院を経営しています。 開業する以前は、理学療法士として病院で勤務していました。 そんな私がどうやって代替医療と出会い、なぜ整体院を開業するに至ったのかお話さて頂こうと思います。 代替医療との出会い 私が代替医療と出会ったのは自身が理学療法士として勤務していた時でした。 今から5年程前、私は原因不明の高熱に悩まされていました。 月に1度、39℃を超える高熱が1週間程続くのですが、特に原因が見つからず服薬と点滴で対処するといった感じでした。 最終的に熱が下がらないのでステロイドを用いて無理やり下げるという状態が1年程続いた時、症状をこじらせ肺炎になってしまいました。 肺炎になり1週間程入院し、熱が下がったので退院したのですが本当の地獄はここからでした。 退院後、食事を摂ると食べたものを全て戻してしまう様になりました。 常に嘔吐感もあり、食事もまともに摂れなくなってしまいました。 病院で胃カメラ等の検査を行なっても特に原因は見つからず、服薬と注射で対処するといった状態が半年以上続き、体重は半年で10kg以上落ちてしまいました。 このままでは死んでしまう そう思った私は何か解決方法がないのかと、様々な方法を探しはじめました。 そこで出会ったのが代替医療という世界でした。 原因不明の症状の原因は? 私は元々、理学療法士だったため科学に裏付けされた西洋医学が医療の全てだと思っていました。 正直、エビデンス(科学的根拠)のない代替医療は胡散臭いとも思っていました。 しかし、西洋医学は私を助けてはくれませんでした。 藁にもすがる思いで頼った、代替医療で私の症状は段々良くなっていきました。 今まで信じてきた事が、全てではないと気づいた瞬間でした。 私の原因不明の高熱や嘔吐の原因は内臓にありました。 当時、仕事も忙しくコンビニの弁当や、ジャンクフードなど偏った食生活を続けていました。 それが溜まりに溜まって、高熱や嘔吐といった症状となり現れていました。 内臓の状態を調整し、そういった食生活を改めた所、私の症状は徐々に改善していきました。 身体は教えてくれている 西洋医学の世界では病気を悪と捉え、排除しようとします。 東洋医学の世界では病気を善と捉えます。 どういうことかと言うと、心身のバランスが崩れた事を病気と言う形で教えてくれているという考えです。 私の場合もそうでした、今までの生活習慣、食生活、考え方そういったものが間違っているということを身体が教えてくれていたのです。 現代医療と代替医療 現代の医療は西洋医学を中心とした医療です。 多くの方が、病気になると病院に行き、薬を貰い、手術をします。 確かに西洋医学が発達したお陰で、今までは不治の病と思われていた病気でも助かる様になりました。 また、手術の進歩により、多くの方の命を救う事が出来るようになりました。 しかし、慢性的な症状に関してはどうでしょうか? 厚生労働省が発表したデータでは腰痛の85%が原因不明とされています。 病院でヘルニアと診断され手術を受けたが、改善しなかった。 精密検査を行なったが原因がわからず、薬と湿布を出されただけだった。 これが実際に私が今まで見てきた方の声です。 代替医療に求められること 実際にそういった方でも施術を行うと改善する方は多数いらっしゃいます。 原因不明とされてきた85%に対し代替医療が有効であるということです。 自身が身体を悪くした事で代替医療と出会い、それを学ぶ事で今までどうする事もできなかった症例に対しても改善の可能性を示す事が出来るようになりました。 そして過去の自分と同じように、苦しんでいる方の力になりたいと思い開業に至りました。 もちろん全ての方が、代替医療で良くなるとは限りません。 しかし、病院でも良くならない、原因が分からないという方は代替医療という選択肢もあることを覚えていて欲しいと思います。 代替医療の多くはまだエビデンス(科学的根拠)がありません。 そこをしっかり確立してくことが、代替医療を担う者の使命であり、多くの方を救う事につながると考えています。 西洋医学と東洋医学、どちらが優れているということではありません。 お互いが、お互いを認め、協力し合う事ができればより良い、医療を提供出来るのではないかと思います。 最後までお読み頂きありがとうございました。 筆者プロフィール 宮城智哉 ・国家資格保有(理学療法士) ・日本ライフアップ協会 神奈川県支部⻑ ・全国疼痛セラピスト協会所属 理学療法士として6年間病院勤務にて臨床経験を積んだ後、横浜市旭区二俣川で独立開業。 メディアで話題の筋膜リリースをベースに、難易度が高いとされる、内臓・頭蓋等に対する施術を組み合わせた独自の整体法を開発。 そのテクニックは、疼痛改善は素より、美容・体質改善にまで多岐に渡る。

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治療院・サロン選びのコツ 『3つの条件』に着目!

太古の今西です。 みなさんは、体調不良の時、リフレッシュしたい時、どんな治療院やサロンに行きたいですか? 知識があり、技術の優れた施術者がいるところがいいですよね。 もちろんリラックスできる所ではないとダメですが。 そんな理想の治療院やサロンを、どうやって見つければいいでしょうか? (治療院やサロンを総称して『お店』と呼ぶことにします) 実はとても簡単です! 『3つの条件』に着目するだけでいいのです! その前に、みなさんが最初にやるべきことがあります。 それは、どの施術方法にするかを決めることです。 施術方法の決定 施術は療術、マッサージ、手技等々いろいろな言い方をしますが、 それぞれの意味や違いを気にしなくて結構です。 施術方法は一般的に使われている名称や、お店独自で考案した名称があります。  それらを、理解するのは難しいのですが、いい方法があります。ヘルモアの活用です。 ヘルモアのトップページの『施術から選ぶ』に、7つの施術カテゴリーのボタンがあります。 施術そのものの名称と、総称が混在していますが、難しくはありません。 施術方法を決めてお店を探すのは、どのレストランに行くかを決めるのと似ています。 「何か食べに行こうか!」の次のフレーズは、「和洋中のどれがいい?」ですよね。 『和食』や『中華』はこだわらなければ、イメージできます。 一方、『洋食』はそれだけではわかりません。その先の分類でフランス料理、イタリア料理、...となれば明確です。     7つのボタンのうちの4つ、①整体、②整骨・接骨、③鍼灸、④カイロプラクティックは、ほぼ施術名そのものです。 残りの3つのボタンは、⑤リラクゼーション、⑥もみほぐし、⑦美容・エステです。   これらは施術の名称ではなく、いろいろな施術方法を束ねた総称です。 先程の例で言えば洋食に該当します。 すなわち、次の分類を見ないと、どのような施術方法かわかりません。     例えば、⑤リラクゼーションに含まれるのは整体、タイ古式マッサージ、アロママッサージ、リフレクソロジー、ロミロミ、痩身などです。   ⑥もみほぐしや⑦美容・エステも、⑤リラクゼーションと同様、次の分類を見て決めます。 施術の種類の紹介     参考までに、いくつかの施術方法を簡単に説明します。 整体     全身の骨格や筋肉バランスを整える手技。    肩こり、腰痛、疲れに対し、筋肉をもみほぐすことで和らげ、    気持ち良く癒すという方法。 タイ古式マッサージ    タイで体系立てられた伝統医学の手技療法。    ほぐし、ツボ押し、ストレッチなどが含まれるアプローチ。    マットの上で施術。タイでは120分の施術時間が一般的。 リフレクソロジー 足裏や手にある反射区という全身の臓器、器官に関連する箇所を 刺激し血流を良くする手法。                 アロママッサージ リンパドレナージュ、ボディケア等いろいろな呼び方があります。 太古ではリンパケアセラピストの資格があるので、アロマリンパケアと呼んでいます。          ラベンダー、ローズマリーなど植物から抽出した精油 (エッセンシャルオイル)をキャリアオイルで希釈した溶液を全身に塗り広げながら、リンパの流れを良くしたり、ほぐす方法。 女性に人気の施術です。     カイロプラクティック 脊髄のゆがみを正す手技療法。 ゆがみが原因で起こる身体の痛みや、こり、内臓、呼吸器、循環器系の不調を改善する方法。     鍼灸 身体のツボ(経穴)に鍼(はり)を刺して刺激を与える『鍼』と、もぐさを据えて温熱刺激を与えて治療する方法。   各施術方法についてもっと知りたい方はネットで調べたり、Youtubeの 動画を見るのもおススメです。 説明が少し長くなりましたが、お悩みの症状を軽減するための最適な方法を見つける手続きなので、ここは押さえておきましょう。 3つの条件 さてここからが本題です。   お店を決めるのに着目する『3つの条件』です! ①品質、②料金、③利便性 ①品質は → 施術技術やお店の雰囲気 など        ②料金は → 料金体系(コース、時間、料金) ③利便性 → エリア(所在地)、営業日、営業時間 など   ①、②、③を判断するための情報源は ・インターネット → HP、口コミサイト、SNS 、ブログ等 ・紙媒体 → チラシ、フリーペーパー(地域版)等 ・口コミ →  知り合い、身内など施術を受けた方からの紹介 【 ①品質 】二つの側面から評価してみましょう。 ●施術技術(例えば、肩こりにお悩みの方の場合) (プラス評価) HPに施術内容、効果など分かりやすく説明されており 共感できたり、信頼できそう。(痛くない施術が条件) (マイナス評価) 痛い施術、かなりの強もみを自慢するお店    肩こり、首コリをほぐせる技術が無く、満足できない。 (こりをほぐせず、他で代用する方法は低い評価) ●お店の雰囲気 (主観的な要素なので人によって判断が分かれます) (プラス評価) セラピストも、お店も清潔感があること。 居心地が良くなるようにさりげない工夫が感じられる場合。 おもてなしや、温かみを感じられる雰囲気がある。 (マイナス評価) 施術部屋が狭すぎてくつろげなさそう。 施術部屋が清潔感がなさそう。 ピリピリと緊張を強いられ、落ち着かない印象の場合。    ②料金 (プラス評価) 技術に見合った料金。 料金体系の決め方が納得できる場合。 (マイナス評価) 技術力とのギャップがありすぎる場合。 『初見料』の説明が納得できない場合。 施術時間が正味の施術時間ではない場合。   回数券や次回の予約を強要するケース。 施術の流れの中で組み込めるヘッドマッサージや フェイシャルなどが別料金 料金について、補足説明をします。   私は施術料は技術料と考えています。 みなさんの健康改善に貢献している職業の価値を正しく評価するために、適正な料金設定をすべきだと考えています。 そのためにも、プロは技術を磨くことが重要です。 整体やタイ古式マッサージの料金設定は、60分が6,000円、 アロママッサージは、60分が8,000円を基準として考えています。 60分を超える時間の場合は、時間が長いコース程割引率を上げるような料金体系なら良心的だと考えています。 ③利便性 (客観的に簡単に判断できます) (1)お店の所在地 ・自宅近辺、最寄り駅近辺、通勤途上、遠方 自宅付近に限る、いいお店なら遠くても行ってみたいなど決めやすいですね。 (2)営業日や営業時間 自分の希望に合うかどうか確認すればわかります。 お帰りの遅い方で、仕事帰りに立ち寄りたい人にとっては夜遅くまで開いているお店だと便利ですよね。 -------------------------------------------------------------- 【 太古の実例 】 よりお店の選び方をイメージしやすいように、当サロンの実例をご紹介します。 太古に来たお客様が、どのようなキッカケで、太古の存在を知り、最終的に来る決め手になったのかをご紹介します。     本来は企業秘密ですが、みなさんがお店を選ぶヒントになればと思い、提供させていただきます。 『3つの条件』 ①品質、②料金、③利便性  を意識して、ご覧ください。 ★太古の基本情報は: --------------------------------------------------- 京王線つつじヶ丘駅から徒歩3分、 タイ古式マッサージ、アロマリンパケア、整体の個人サロン 不定休、営業は10:30~24:00    店舗情報の掲載は: HP(自作)、ヘルモア、各種ポータルサイト Facebook、アメーバブログなど チラシは店舗近くのエリアのみ --------------------------------------------------- ①まずは、『太古の情報にどうやって行き着いたか?』です。 知人、親族の紹介やチラシもありますが、多くの方がHPや口コミサイトの情報を見て、お越しになられます。 インターネットで検索する場合、検索ワードの組み合わせは エリア x 施術方法 が一般的でしょう。 エリア (1)つつじヶ丘(駅名)     (2)調布   (市町村区名)     (3)京王線  (路線名) 施術  (1)マッサージ(具体的な施術の希望がなければ総称でマッサージ)     (2)タイ古式マッサージ → タイ、タイ古式 などと入力     (3)アロマリンパケア → アロマ、リンパ  などと入力     (4)整体 ( 又は ほぐし) 検索の結果、候補となるお店のサイトや口コミサイトが並びます。 ここから太古のHPや口コミサイトの中の太古のページにたどり着きます。 ヘルモアで検索する場合は: 『近くのお店』か『施術から探す』の2通りで絞り込んでいきます。 エリア  (1)東京都(関東エリア) (2)調布市 (3)つつじヶ丘(駅名) 施術カテゴリーなら (A)リラクゼーション (B)もみほぐし  (C)美容・エステ 等 エリアから絞っていくなら  近くのお店  → 東京都(関東エリア)→ 調布市 → つつじヶ丘(駅名) → つつじヶ丘のマッサージで幅広く探していくか、 『施術指定して絞むか』で探します。 施術から絞っていく場合は 『施術から探す』で例えば『リラクゼーション』のボタン → 関東エリア(東京都) → 調布市 → つつじヶ丘(駅名)で探します。 このような方法によってヘルモアの太古のページに行き着きます。 ②次は、お客様が太古に行くことにした決め手です。 HP、口コミサイト、SNS等の情報を見て、最終的にどうして太古に決めたのか、実際のお客様の声を、品質、料金、利便性 に分類していくつかご紹介します。 ◆品質(技術) ・肩こり改善の評判が良かった ・肩こりが楽になると書いてあった ・痛くないとの評価 ・技術が高いとのうわさ(HPのお客様の声から) ・アロマリンパケアがリンパの滞り改善だけでなく ・きっちりほぐれると書いてあったから ◆品質(雰囲気) ・HPの雰囲気、印象が良かった ・HPを見て真面目で安心できる雰囲気 ・しっかりやってもらえる雰囲気、上手そう ・施術に対する考えや熱意に共感 ・店長が勉強熱心で上手そう ・HPの内容が面白かったから(開業物語) ・ブログの雰囲気が良かった   ◆料金 ・初回割引、キャンペーン、タイムサービス(割引き)があった ・安い   ◆利便性 ・駅から近い、家から近い ・通勤途上、京王線沿線 ・通りがかり、看板を見て ・遅くまで営業 これらは来店の『動機』と考えてもいいですね。ぜひヒントにしてください。 まずはみなさんの普段の行動範囲内にあるお店から探してみることをおすすめします。 直接お店に電話で問い合わせたり、立ち寄って聞くのもOKです。 タダで、有益な情報が得られます。 施術中でなければ、快く相談に乗ってくれるお店もあるでしょう。 お店の対応の良し悪しや、雰囲気もわかります。 遠くてもこだわりの条件でお気に入りのお店がいいというチャレンジャーの方、宝さがしのようなワクワク感で探してみてはいかがでしょうか。 今回、このコラムを通じて、みなさんが心から満足できるお店に出会えるよう望んでいます。 さらに、そのお店がみなさんの健康改善をサポートしてくれるパートナーの様な存在で、長く付き合いのできるような関係になれば素晴らしいことですね。 まとめ 治療院・サロンの選び方 ●施術方法(タイプ)を決め、お店の候補を絞る ●お店の情報を見て 3つの条件 ①品質、②料金、③利便性 で評価して、お店を絞り込む ●ヘルモアを活用してお店選びをトライ! 著者:今西 昌平 Kindle 筆者プロフィール 今西 昌平 太古 代表 外資系企業のマネジメントを経験し、早期退職。     充電期間中に受けた人生初のタイ古式マッサージに魅了され     スクールに通い、タイ古式マッサージと整体を履修。     当初趣味のつもりが、そのうち天職と考えるようになり、     プロを目指すことに。     現在、京王線つつじヶ丘駅徒歩3分のところで個人サロンを運営。     メニューは、タイ古式マッサージ、アロマリンパケア、整体の3療術。     オリジナルで考案した『太古スペシャル』は痛くなく、深層のこりを     ほぐすアプローチで、特に首肩こりでお悩みの方に好評。     また、3療術の要素をコラボした施術が独特で人気。

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正しい鍼灸院の選び方

「鍼灸院に行きたい」と思った時や、いま通っている鍼灸院を変えたいと思った時、地域に数多くある鍼灸院の中から、どうやって自分に合った良い鍼灸院を選べばいいか迷ったことはありませんか? この記事では、自分に合った鍼灸院の選び方のポイントを解説していきます。 鍼灸とは、鍼を使った治療法とお灸を使った治療法の総称です。まずは、鍼と灸それぞれの治療法や鍼灸院の種類をご紹介し、そのあと鍼灸院選びのポイントをお伝えしていきたと思います。 鍼治療とは 鍼による治療は、人間の身体にある経穴というツボに鍼を刺す東洋医学独自の治療法です。 鍼で経穴を刺激することで身体のバランスを整え、人間が本来持っている自然治癒力を使って身体を健康な状態に戻すことを目指します。 また、鍼治療では自律神経のバランスを整える効果も期待できるため、鍼を行うことで血流の流れがスムーズになり、身体がポカポカと温かくなります。 疲労回復にも効果が証明されており、継続的に鍼治療を行うことで免疫力がアップすると言われています。 さらに鍼には鎮痛効果があるため、頭痛や腰痛など身体の痛みを緩和するためにも用いられます。 このほか、内臓系の不調や心の不調など様々な症状に対応できる古来からの治療法です。 灸治療とは お灸による治療は、もぐさを捻ってツブ状にしたお灸を、身体の経穴というツボの上に置いて、線香で火をつける治療法です。 お灸の熱で経穴を刺激することで、身体に流れる血の巡りがスムーズになり不調が改善されていきます。 身体を温めるという意味では、お灸は入浴に似ています。疲労回復やリラクゼーションに加えて、自律神経のバランスを整える効果もあり、昔から日本人に親しまれてきた古来からの治療法です。 また、乾燥させたヨモギの葉の裏側にある綿毛を集めて作られた"もぐさ"を使用するため、ヨモギの有効成分を体内に取り込むことができます。 最近では特に痛みの緩和だけではなく、不妊症や冷え性など女性特有の症状を改善するための治療法としても人気です。 鍼灸師は国家資格です 鍼灸治療は日本の国家資格である「鍼灸師」の資格と取得した人しか施術を行うことはできません。 鍼灸師の資格は、厚生労働大臣によって決められた学校・養成施設で3年以上勉強し、試験に合格した人だけに与えられる国家資格です。 具体的には「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格に分かれていますが、どちらも同じ学校で取得できるため、多くの人が2つの資格と同時に取得します。そのため、一般的には「鍼灸師」という呼び名が普及しています。 国家試験では、解剖学や病理学をはじめとして、臨床医学やリハビリテーション医学、東洋医学臨床論など、専門性の高いさまざまな科目に対するテストが行われます。 資格を取得後、鍼灸院で働く人が多いですが、中にはスポーツトレーナーになったり、介護施設や病院での勤務につく人もいます。 こんな症状も?鍼灸で対応できる症状のあれこれ 鍼灸では、慢性的な症状に効果があることはもちろん、色々な病気にも効果があることが知られています。 ここでは、鍼灸で改善が可能な代表的な症状を、身体の部位ごとに分けてご紹介していきます。 頭や顔面の症状 頭痛、顔面神経麻痺、鼻閉、眼精疲労、歯痛、めまい、耳鳴り、難聴、花粉症、脱毛症、卒中予防など。 首や肩、腕の症状 首こり、肩こり、五十肩、四十肩、寝違え、テニス肘、腱鞘炎、背中のはりなど。 足や腰の症状 腰痛、坐骨神経痛、膝痛、足のむくみ、足の冷え、こむら返り、スポーツ疲労、店頭予防など。 内臓の症状 気管支炎、咳、喘息、息切れ、高血圧、低血圧、食欲不振、胃もたれ、悪心、貧血、便秘、下痢など。 心の症状 ストレス、イライラ、不眠症、動悸、神経症、小児夜尿症、夜泣き、かんむし、認知予防など。 婦人科系の症状 生理不順、生理痛、冷え性、更年期の症状、つわり、乳腺炎、不妊、逆子など。 子供やスポーツ障害・不妊にも!鍼灸の種類をいくつご存知ですか? 不妊治療 小児鍼 子供の生後30日くらいから小学生まで、夜泣きや疳の虫でお困りのお母さんにとってありがたいのが「小児鍼」です。 鍼と聞いて、「子供に鍼を刺すなんてとんでもない!絶対に痛くて泣いてしまうと思います」とおっしゃるお母さんもいるのですが、小児鍼は専門のはりを使って、赤ちゃんやお子さんの肌をなでるようにさするだけなので、痛みで泣いてしまうことや、鍼が刺さった痛みで泣いてしまうことはありません。 むしろ、気持ちよくて小児鍼の途中で眠ってしまうお子さんもいるくらいです。 また、抵抗力や免疫力が高まり、自律神経のバランスが整うので、お腹の働きが良くなります。 子供の脳や身体、心のバランスが整うため、お子さんが健やかに育つ手助けをしてくれるのです。 他にも、おねしょや便秘・食欲不振など、お子さん特有の症状の改善にも効果があると言われています。 まずは専門医の診断を受けることも大切ですが、病院と併用して小児鍼を活用していくことで、治療効果がアップするのです。 美容鍼 最近ではTVや雑誌・WEBでも多く取り上げられているのが美容鍼です。顔のたるみやシワを改善するため、顔にあるツボに鍼を行っていきます。 化粧品のように肌の上からのアプローチではなく、身体全体のバランスを整えることで体内を活性化させ、女性が美しくなるための鍼となります。 いっけん顔に鍼を行うため、怖いと感じる人も多いのですが、痛みはほとんどなく短時間で変化を体感できるため、芸能人やタレントの方にも人気です。 スポーツ鍼灸 スポーツで痛めた体のケアや、メンテナンスを行うのがスポーツ鍼灸です。あまり一般的に知られているわけではないのですが、常にベストなコンディションを維持したい方にじわじわ人気が出ています。 注意事項としては、急性の痛みや腫れなどがある場合は、骨折や靭帯の損傷や断裂などの恐れがあるため、万が一を考えて専門医の診察を受けておきましょう。そのうえで、上手にスポーツ鍼灸を取り入れて、身体のコンディションを整えていくことが大切です。 鍼灸院で保険は使えるの? 「鍼灸で保険が使えたらいいのに・・・」ち思ったことはありませんか?保険で鍼灸治療を受けるには、5つのステップを踏む必要がありますので、順番に解説していきます。 まず最初にやっていただきたいのは、これから通いたいと思っている鍼灸院に問い合わせを入れることです。保険を取り扱っているかを確認し、保険を取り扱っているようであれば実際に鍼灸院まで行き、同意書の用紙をもらいましょう。 同意書がもらえたら、かかりつけの病院に同意書を持参して、必要事項を医師に記入してもらってください。そして、医師に書いてもらった同意書と自分の保険証を持って鍼灸院に行きましょう。これで鍼灸院で保険を使った鍼灸治療が受けられるようになります。 注意事項としては、健康保険事業の運営主によって対応が異なる場合があるため、心配な方は自分が加入している保険事務所に電話などで確認を入れておいた方がいいです。 また、健康保険以外にも、生活保護法(生保)の医療補助や、労働者災害補償保険(労災)、自動車損害賠償責任保険(自賠責)でも、保険を使った鍼灸治療が行えることも覚えておいてください。 また、かかりつけの医師がいない場合など、同意書に記入してもらうことができないときは、鍼灸院にその旨を相談しましょう。 さらに、同意書と同じ病名で病院と鍼灸院、同時並行で治療を受けることができないので、ここも注意が必要です。 一度の同意で鍼灸治療が受けられるのは概ね3か月間。その後、3か月ごとに医師より同意の確認が得られれば、継続して保険で鍼灸治療を行うことができます。また、後日「申請書」に署名・捺印が必要だということも覚えておきましょう。 このように、鍼灸治療で保険を使うためにはいくつかのステップと注意事項があります。中には、保険を取り扱っておらず、自費のみの鍼灸治療を行っている鍼灸院も多いため、最初に確認をすることが大切なのです。 鍼灸院選びで大切なのは、得意分野を確認すること さて、最後に自分に合った鍼灸院を選ぶためのポイントを2つご紹介していきます。 ポイントになるのは、鍼灸院ごとに得意分野があるため、鍼灸院選びの際には必ずチラシやHPなどで鍼灸院の得意分野を確認することです。 特に、HPにあなたが悩んでいる症状に関するページがあるかどうか、また同じ症状で悩んでいた患者さんの症例(改善例や喜びの声)があるかも確認したいところです。 なかには〇〇症専門など、特定の分野に特化した鍼灸治療を行っている院もあります。近くであなたの悩みを専門的に扱っている鍼灸院があれば、そこに通ってみるのも良いでしょう。 もしチラシやHPで専門分野がわからない場合は、直接鍼灸院に電話をして問い合わせてみてください。電話の対応で先生の雰囲気もつかめますし、多くの鍼灸院は電話での相談にも快く応じてくれます。 どんな鍼灸院で治療を受けたいのかを明確にする 次に覚えておいていただきたいのは、鍼灸院選びをする前に「どんな鍼灸院で治療を受けたいのか」を明確にしておくことです。もちろん、経験豊富で有名な先生で、しかも家から近くにある便利な鍼灸院がいいと思うのですが、ここまで条件がそろった鍼灸院が見つかることは多くありません。 そこで、まずは家や駅・仕事場から近かったりという「利便性」を重視するのか、多少利便性は悪くても、自分の症状に対する臨床経験の多い先生を探すのか、雑誌やTVに出ているような有名な先生にどうしてもみてもらいたいのかなど、優先順位を決めることがポイントです。 また、web上の口コミを参考にして、口コミの評価が高い先生にみてもらうことも大切な鍼灸院選びのポイントです。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか?当サイト「ヘルモア」にも、25,000店舗を超える鍼灸院が掲載されています。 世の中に数多くある鍼灸院の中で、自分にあった鍼灸院を選ぶために必要な知識をまとめさせていただきました。 鍼灸は昔から不調改善に効果を発揮している治療法です。 東洋独自の医学である「鍼灸」を活用して、不調のない身体を作っていきましょう! ⇒口コミランキングで自分に合った鍼灸院を選ぶ

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上手な治療院選びのコツ

初めまして、今月からコラムを書かせていただきます。  ほっとひと息整骨院の乾俊夫です。どうぞ、よろしくお願いします。 さて、今回は『上手な治療院選びのコツ』を、お伝えしていきます。 ここでいう『治療院』とは、接骨院・整骨院、鍼灸院、マッサージ院など国家資格取得者が在籍しているところです。 私は柔道整復師という国家資格取得者ですが、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師と同じように3年間の専門学校などで学び、年に1度の実技試験と筆記試験をクリアーして資格取得します。 接骨院と整骨院は、現在は同じ意味合いで使われていますので、以下は整骨院と表記していきます。 選び方の4つのコツ 1、お住まいの地域+整骨院で検索して、トップ3番以内に表示されるから良いとは限らない。   《検索順位が上位になるようなサービス提供会社に依頼したら、実力とは関係なく上位表示されます》 2、初回の治療で丁寧に、説明してくれる院長が良い   《問診から治療、そして最後の説明まで院長自ら丁寧にわかりやすく、してくれる院を選ぶ》 3、院内で、熱心に物品(サプリなど)を宣伝しているところは、避ける   《実は専門の資格がないと販売できないシップなどを、知らぬふりしている院もあります》 4、健康保険が使えないときは、はっきりと言ってくれる院長が良い   《なんでも健康保険が使えるわけではありません。不正使用はあなたにも迷惑がかかります》 まとめ 今回はこの4つを取り上げました。  特に、重点を置いていただきたいのが2、4です。 治療技術は、沢山あってどれにしたら良いのか迷うばかりです。また技術面の説明を聞いても違いが分からないものです。(私自身も、多様な技術法の違いがよくわかってませんが) そんなときには、トータルで検討してみてください。 『問診~治療~体の状態説明~次の来院日や費用の目安の案内』まで、全部の流れがどうかということです。 そして、健康保険です。 整骨院は健康保険が使えるのがウリになっていますが、全部使えるとは限りません。 「いつどこで、どうして、どうなった?」がちゃんと説明できる痛みや辛さが健康保険が使えるのです。 それが、あやふなな状態では使えませんので、その説明をちゃんとしてくれる整骨院選びが大切です。 それでは、今回のコラムはここまでです。 ありがとうございました。 筆者プロフィール 乾俊夫(イヌイトシオ) ほっとひと息整骨院院長 大阪生まれ、20代で「人を癒せる仕事に就こう」と決意しました。それからは、人間性を高めるため農場で畑仕事や、鶏、豚の飼育などやっていました。またデパートで販売員も経験して、接客の基礎も学んできました。気功を中国で習い、整体の技術とミックスして独自の健康観、治療方針を形作ってきました。そして平成26年柔道整復師の国家資格取得、すぐに新規開院の整骨院で院長として勤務。ところが、会社の意向で1年で閉鎖となり、急遽準備を整えて「ほっとひと息整骨院」を開院するに至りました。現在はほっとひと息整骨院で、日々患者さんへ安らぎを提供する日々です。

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お悩みの症状の伝え方~現役整体師が教える的確な治療を受けるためのポイント

こんにちは! 堺市の深井カイロプラクティック整体院 菊池です。 今回のテーマは、今みなさんがお持ちの症状を先生に伝える時のポイントをお知らせしようかと思います。 整形外科や整体・カイロプラクティック・整骨院など、基本的にはしっかりと自分自身のことを伝えないといけません。 伝えるべき症状の基本的な7つの項目 頭痛が主な症状として、例を出していきます。 基本的な事としまして 〇 いつからの症状なのか・・・それまでなかったのに、1か月くらい前から突然 〇 今現在の状態・・・ピーク時と比べ悪化・現状維持(変わらない)・マシになっている (ピーク時の数字を10として現在の数字を言うと伝わりやすいですね) 〇 痛みの場所・・・ こめかみ付近と後頭部にかけて(場所も指を当てて知らせましょう) 〇 痛みの種類・・・ ガンガンする感じ 〇 痛みの頻度・・・ 2週間前から毎日  or  週末朝起きるのが遅い時だけ 等 〇 こうするとより辛い(特徴)・・・前かがみで下を向くと、よりガンガンする 等 〇 その他気になる事・・・血圧が高い 仕事がずっとパソコン使用  めまいがする 等(これは症状によっていろいろと変わります) 上記の事を基本的には先生方はお聞きします。 自分の症状を細かく伝えることはとても重要です その他の伝達事項は、いろいろと細かな事ですが、大事です。 ※ 過去にレントゲンを撮って何か言われたことがあるか ※ 内科的に問題点があるかどうか ※ 生活習慣の変化。例えばまくらを最近変えた。職種が変わった。など ※ 交通事故に遭ったことがあるかどうか。 ※ 現在〇〇へ通って診てもらっている。 などなど・・・・・・・ まとめ こうした頭痛や腰痛・首の痛みなど、どんな症状もそうですが、整体・カイロプラクティックの施術前はきっちりと問診でお話を詳しくお聞きし、その後に状態チェック・可動域チェックなども含めて、しっかりと今の状態を確認します。 また状態チェック・可動域チェックの中でも気になる個所があれば、遠慮なくお知らせしましょう! 動きの中で得る情報や、問診の中でこうした情報を得ることは、施術をする上で重要な事です。 少しでも気になる事があるようでしたら、遠慮せずに必ず、担当の先生にお知らせするようにしましょう! 筆者プロフィール 菊池安洋 深井カイロプラクティック整体院院長深井カイロプラクティック整体院カイロプラクター・整体療術師日本カイロプラクティックドクター専門学院卒業カイロプラクティック療法振興事業協同組合認定院カイロプラクティック療法振興事業協同組合正会員第472号 堺市中区は深井駅近く。 お1人様ずつのボキボキしない施術で、初めての方でも安心です! HPにありますYoutube動画をご覧いただけましたら、より不安も解消されると思います。

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セカンドオピニオンの本当の活用法<後半>【患者力7】

皆様こんにちは、u-balからだ塾の上原です。 セカンドオピニオンの本当の活用法<前半>に続き、今回は後半をお届けします。 繰り返しになりますが、「セカンドオピニオン」は患者側にとって必要な考え方です。 患者様が色んな角度からの診断や、複数の専門家の意見を伺えることなど、様々なメリットあるからでしたね。 施術者には言いづらいけど、今の時代はそれではいけない、時には必要不可欠だ、前半ではそんなお話しをしました。 しかし、今度は視点を患者様ではなく、施術者側にも向けてみましょう。「セカンドオピニオン」は患者側にしかメリットはないのか?施術者側にはメリットはないのか?? 実はメリットだらけなのです。 他で施術を受けていることを言えずにいたお客様のお話 私の過去のお客様に、実は他の治療院で施術を受けていることをひた隠しにしている方がいました。 ご本人は隠しているつもりではなく、他で施術を受けていることが私に申し訳ないと思って言えずにいたそうです。 症状は、腰痛と右の五十肩。 この方は実は遠方からいらしている方で、そこまで頻度が多くお越しになれる方ではありませんでした。 しかし、症状的に間をあけると元に戻りやすいものと判断した私は、来れない間を地元の治療院などで施術を受けたらどうかと頻繁におすすめしていました。 そこで、小さな声で「実は先生、すでに○○と言う治療院に通っていまして・・」と申し訳なさそうに教えてくれました。 どうやらそれで私が気分を害すると思っていたらしいのです。 『なんだ、そうだったんですね!』 私は逆に安心しました。 そして話を詳しく聞くと、かなり上手な先生で、主に腰痛に関してメインに治療を受けているとのこと。 施術内容的にもとても納得いくもので、私には出来ないアプローチもされていました。 聞くところによると、どうやらその先生にも私の存在は話せずにいるらしく、そのことがいつも心に引っかかっていたそうです。 早速私はその先生にもお話しするようすすめました。 そして、改めて挨拶状をしたため、私の考え方や状況を簡単に文章にしてお渡しするようにいたしました。 そうすると、その先生も快く受け取って頂き、結果的には腰痛は先方で、私は肩を分業することになったのです。 また、肩に関する意見も先生から頂き、それもまたかなり参考になりました。 結果、それまで両方にかけていた時間を一本化することで、効率的に集中した施術を行う事が出来、症状もみるみるよくなっていったのです。 せっかく受けたセカンドオピニオンは施術者に伝えてみる このように、施術側から見てもセカンドオピニオンがより良い方向に働く場合もあります。 と言うことは、せっかく受けたセカンドオピニオンを自分のものにしておくだけでなく、ファーストオピニオンの先生にお伝えすることでよりよく活用できるものになるわけです。 また、このことで施術側をより「本気」にすることができます。 『先生、実は他の病院でこんなことを言われたのですが・・』 『先日、違うところで原因は腰ではなく、脚から来ていると言われたのですが・・』 こう言われたら専門家としては患者を奪われるかもしれないと言う危機感がうまれ、よりきちんと施術をしようと言う気にもなります。 (本来ですとそうであってはいけないのですが、このコラムでは何回も言うように、治療側も人間ですので) 『どんなことがあってもついていきます!!』 と言う治療側へのアピールも良いかもしれませんが、たとえ言いづらいことでも、 『手を抜かれたりしたら、場合によってはここを離れることを辞さない考えですよ』 という事をアピールすることも必要なのですね。 まとめ 『セカンドオピニオンは施術側にもアピールしよう』 『ちゃんとした治療を受けたい』 『手は抜かれたくない』『きちんと診てもらいたい』 患者側からすれば誰もが願うことですよね。 一方、治療家側から見ると、どれだけ公平に患者様に接しようと思っていても、1日何人、何十人と診ていると、知らないうちに実はお客様を選別しています。 そんな中、より先生を本気にさせ、より適切な治療を受けるための『患者力』をつける方法を、シリーズでお伝えしていきます。 【これまでのコラム】 Vol.1: 『治療院に通っても治らない・・・を防ぐためにできる、たった1つのこと』 Vol.2: 『より効果の高い施術を受けるために知っておくべきこと』 Vol.3: 『治療院で良いアドバイスをもらうのに心掛けることは1つ!自分の情報を伝えること』 Vol.4: 『骨折の手術後でしびれが続く!改善させるためある女性がとった行動とは?』 Vol.5: 『意識するのは2つだけ!腰痛や肩こりを早く治してもらうための質問力とは?』 Vol.6: セカンドオピニオンの本当の活用法<前半>【患者力6】 著者:上原健志 出版社:中経出版 筆者プロフィール 上原健志 うえはら整骨院院長 セラピストの為の解剖生理学塾u-balからだ塾、 マジックハンズ・セラピストアカデミー代表 女子サッカー『INAC多摩川レオネッサ』チームトレーナー、<資格>柔道整復師、ケアマネージャー、米国NSCA認定パーソナルトレーナー、英国ITEC,CIBTAC国際ライセンス(解剖生理学)、上海中医薬大学短期研修修了(解剖学) 現場での施術はもちろん、プロ向けの指導にも尽力しており、難しい解剖生理学を現場目線で分かりやすく説明するスタイルは、プロ・アマ問わず多くの支持を受けている。 体に関する商品開発など、コラボ企画も多数。

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セカンドオピニオンの本当の活用法<前半>【患者力6】

皆様こんにちは、u-balからだ塾の上原です。 「本当にこの診断で良いのかな?」 「この治療法、他の先生でも同じようなことをするのかな」 こんな時、「他の先生の意見も聞いてみたい」と不安に思うことがあるかもしれません。 ご存知のことも多いと思いますが、かつては治療側に失礼にあたることから、なかなか難しいこととされてきました。 今でもそのような対応をされる医療現場もありますが、「むしろ重要」「全く問題ない」と言うのが時代の流れなってきており、今ではセカンドオピニオンが世間に浸透しつつあります。 そこで、『治療家を本気にさせるための「患者力」養成シリーズ』、第6回目は「セカンドオピニオン」<前半>についてお話します。 整形外科で変形性股関節症と判断された患者さん 私の患者様で、先日激しい股関節の痛みを訴えられるお客様(Aさん)がいらっしゃいました。 1か月ほど前、庭の草むしりをした直後から激痛が走ったとのことです。 お話をお聞き致しますと、草むしり自体は日頃から行っていたらしいのですが、その日はたまたま腰痛予防のために滅多につけない骨盤ベルトをきつく締めた状態でやったとのことです。 不安になったAさんは整形外科に行き、診てもらう事にしました。そしてお医者さんによる診断名は、老化による『変形性股関節症』。加齢とともに大腿骨や骨盤の変形が起きて痛みを引き起こす病気です。 鎮痛剤の服用とともに安静をすすめられたAさんですが、その後一か月にわたり良くなるどころか次第に立っていることもままならなくなりました。 そしてその後Aさんの娘さんのご紹介により、埼玉県から東京の私の診療所にわざわざお越しになったのです。 セカンドオピニオンを求めて他の整形外科を受診してもらうことに 老化による変形はある日突然おこるものではなく、年月を通して徐々に起こるものです。 今回は草むしりをきっかけに激痛に発展しているわけですし、仮に変形があったとしても、それが原因かどうか、私は疑問に思いました。 極端な骨盤の歪みがあったので、試しに調整してみました。施術直後はかなり軽くなったらしく、姿勢もよくなりました。 ご本人は喜んでおり、「骨盤だったんですね~」とおっしゃっていたのですが、私自身はまだ疑問でした。骨盤の歪みがはたしてあそこまでの激痛を前兆もなく引き起こすものか・・。 案の定、娘さんの話によると翌日からは痛みが再現し、歩行が難しくなったようです。 そこで、私は紹介状をしたため、近辺の埼玉の2つの大きな病院の股関節専門外来を受診して頂きました。しかし、診断はやはり初めの病院と同じ「変形性股関節症」でした。 再び私の診療所を訪れたAさんは憔悴しきっており、この先歩けなくなるのではないかと不安になっておりました。 私はとりあえず再度骨盤を調整したところ、やはり症状は楽になり、歩きは改善されました。そしてAさんはこの先これを繰り返すのが一番良いと思う、とおっしゃいました。 しかし、おそらくまた翌日には再発することは予測できるわけで、これが根本治療にはならないことは、治療家のカンとしてなんとなく気づいていました。 4件目の病院で驚きの診断名を下される そこで、比較的Aさんの自宅に近い私の信用できる同僚に声をかけ、診てもらう事にいたしました。 そうしたところ、彼も私と同意見で、症状からして痛みの原因が変形股関節症とは考えにくい、とのことでした。 彼としても骨盤のゆがみは気になるとのことで彼なりに調整をかけたところ、これもまた私の時と同様、改善→再発と言う結果でした。 彼と相談して、もう一度だけ病院での検査をすることにいたしました。Aさんはもう医者にはかかりたくない、と医療への不信感はあらわでしたが、今回は同僚の彼が修行時代お世話になった整形外科で、信用できる先生とのことで、これが最後の頼みの綱です。 診断の結果、思わぬ病名がつきました。 『急速破壊型股関節症(Rapidly Destructive Coxarthropathy;RDC)』 多くは6か月~1年以内という比較的短期間の経過で股関節が急速に破壊される原因不明の疾患で、欧米では全股関節症の5~10%程度と、比較的珍しい疾患です。 治療家としてお恥ずかしい話ですが、私も彼もこの疾患のことは聞いたこともありませんでした。ゆえにもちろん疑う事も出来ず、骨盤の異常に手を出すことで精いっぱいとなってしまったわけです。 が、ようやく正しい診断ができる先生に巡り合え、結果的に改善への道のりが開けたことは、私たちとしても一安心、非常に嬉しい出来事となりました。 あとから、手術の可能性を含んで治療をしていくことと、お礼のお手紙を頂くことができました。 治療する側を選ぶこと・別の専門家の意見を聞くことは必要 このように、セカンドオピニオンって大事・・どころではく、「必要不可欠」な事例があったりします。 このコラムでは何回も言いますが、治療する側も人間です。 分野によって得意不得意はもちろん、どれだけ検査技術が発達してもそれを元に下される判断は人間がするものです。 従って、治療する側を選ぶことや、時には別の専門家の意見を聞くことはむしろ自然なことであり、先にも申しあげたように「必要」です。 そう考えると、良い治療家とは、セカンドオピニオンを容認するだけでなく、時には自ら勧めることをする人になるのでしょうか。 いずれにしても、もし治療や診断に不安や疑問があるようなら、積極的に先生にお話しできるような環境作りが必要ですね。 後半ではそんなお話しをしたいと思います。 まとめ 「セカンドオピニオン」は大事ではなく、「必要」な時もある 『ちゃんとした治療を受けたい』 『手は抜かれたくない』『きちんと診てもらいたい』 患者側からすれば誰もが願うことですよね。 一方、治療家側から見ると、どれだけ公平に患者様に接しようと思っていても、1日何人、何十人と診ていると、知らないうちに実はお客様を選別しています。 そんな中、より先生を本気にさせ、より適切な治療を受けるための『患者力』をつける方法を、シリーズでお伝えしていきます。 【これまでのコラム】 Vol.1: 『治療院に通っても治らない・・・を防ぐためにできる、たった1つのこと』 Vol.2: 『より効果の高い施術を受けるために知っておくべきこと』 Vol.3: 『治療院で良いアドバイスをもらうのに心掛けることは1つ!自分の情報を伝えること』 Vol.4: 『骨折の手術後でしびれが続く!改善させるためある女性がとった行動とは?』 Vol.5: 『意識するのは2つだけ!腰痛や肩こりを早く治してもらうための質問力とは?』 著者:上原健志 出版社:中経出版 筆者プロフィール 上原健志 うえはら整骨院院長 セラピストの為の解剖生理学塾u-balからだ塾、 マジックハンズ・セラピストアカデミー代表 女子サッカー『INAC多摩川レオネッサ』チームトレーナー、<資格>柔道整復師、ケアマネージャー、米国NSCA認定パーソナルトレーナー、英国ITEC,CIBTAC国際ライセンス(解剖生理学)、上海中医薬大学短期研修修了(解剖学) 現場での施術はもちろん、プロ向けの指導にも尽力しており、難しい解剖生理学を現場目線で分かりやすく説明するスタイルは、プロ・アマ問わず多くの支持を受けている。 体に関する商品開発など、コラボ企画も多数。

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【初めていく鍼灸院の選び方Vol.05】鍼灸院に行く前の心構え

他の治療と同じ日は避ける 長くこの仕事をしていると「整体に行ったその足でやってきました。」という方や「これから整体に行きます」という方とお会いしたがことがあります。積極的であることは悪いことではありませんが、1日に1ヶ所と決めた方がきっとよい結果になります。 それぞれ良いものであっても、併せて受けてしまうとカラダがビックリして、時には悪い方向に転がってしまうことがあります。良くなったとしても、どちらが良かったのか判断ができません。 次回の通院時に「どうでしたか?」と尋ねられても、「同じ日に整体に行ったのでわかりません」と答えるしかなくなってしまいます。 そうすると、担当者は、治療方針をそのままにすべきか改めるべきか、判断が出来なくなってしまいます。できれば、前日、翌日も別の施術は受けない方がよいでしょう。同じ理由で、鍼灸院と同時期に新しい薬を飲み始めたり、新しい健康グッズを使い始めるのは避けてください。 3回は行ってみる覚悟で 鍼灸には即効性があります。でも、症状によってはすぐに効果がわかりません。たとえば、月に数回の頻度で起こる頭痛。1回では成果を確認することができませんよね。一度言ってみて、はっきりしたマイナス要素がなければ、3回は試してみてください。1回でわからないことが2回、3回と続けることで気がつくかもしれません。 もし3回行っても効果が実感できない時は、改めて担当の鍼灸師に相談してみるとよいでしょう。症状によっては、もう少し待ってみる必要がある場合があります。納得の答えが返ってきたら続けてみましょう。 少し早めに到着する 予約制の鍼灸院が多いと思います。余裕をもって予約時間の少し前に到着してください。鍼灸院によって事情が違いますが、予約時間の10分くらい前がちょうどよいと思います。少し早めに到着すれば院の様子を見ることもできますし、トイレも済ませておくことができます。 もし遅刻しそうな場合はできるだけ早めに連絡を入れて下さい。万が一のことは誰でもありますかから、事情を説明すれば調整してもらえるかもしれません。遅れた時は、呼吸が乱れているので、一度整えてから入ってみて下さい。 鍼灸師も人と人との関係やつながりを大切にします。ぜひ、鍼灸院とのコミュニケーションも意識してみてください。あなたもきっと大切にされるはずです。 鍼灸院に行ったことありますか? 「鍼灸」と言っても、やり方は千差万別。鍼灸院によってコンセプトも得意分野も違います。でも、その違いは外からわかりにくいものです。 あなたの鍼灸院を選ぶ時、何を基準にすればよいのか、鍼灸院の腕の違いはどこに出るのかなど、2つの鍼灸院を経営する現役鍼灸師がシリーズでお伝えします。 【これまでのコラム】 Vol.1:『鍼灸でできることを知っておこう』 Vol.2:『鍼のイロハ、灸のイロハ』 Vol.3:『鍼灸院は専門院がおすすめ』 Vol.4:『鍼灸院選びは雰囲気も大切』 筆者プロフィール 栗原 誠 鍼灸師 あん摩マッサージ指圧師 鍼灸養気院院長 はりきゅうルーム・カポス代表 ダイエットアドバイザー協会代表 活法研究会副代表 群馬に鍼灸院を構え患者さんと向き合う傍ら、東京の鍼灸院を経営。日本古 来の整体術「活法(かっぽう)」に魅せられ、その叡智を鍼灸の分野に導入。 新たに「整動鍼」を提唱し、プロ向けの技術セミナーを定期的に開催。 また、ブログや業界誌での連載を通じて、情報発信も積極的に行っている。

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意識するのは2つだけ!腰痛や肩こりを早く治してもらうための質問力とは?【患者力5】

質問上手は治り上手!? 皆様こんにちは、u-balからだ塾の上原です。 よくお客様から、 治療家に質問しづらい・・ 質問をしても、見当違いの回答が返ってくる・・ と言った相談をされます。 そこで、『治療家を本気にさせるための「患者力」養成シリーズ』、第5回目は「上手な質問の仕方」についてお話しいたします。 質問をしている意図は何ですか? 私は同業のセラピストさんに解剖生理学を教えるワークショップを主宰しているのですが、先日生徒さんからこんな質問を受けました。 『骨盤が歪むってどういうことですか?と聞かれたら先生はどう答えますか??』 対して私はこう答えました。 『質問してくる意図を知りたいので、知りたい理由を聞き返します(笑)』 でもそうなんです。 まず、患者さんはなぜこのような質問をしてくるのでしょうか?? もし単にどう言ったものかを知りたいと言う方であれば『前後左右、上下や捻じれを見た中でのズレ』ですが、 それ以上深いこと(例えば、必要性や目的)が知りたいのであれば、それが質問として出してきてほしいわけですよね。 患者側も高い質問力が必要 少し分かりやすい例を挙げますと、 例)イギリスってどんな国ですか? と、 例)イギリスって食べ物がイマイチって聞いたんですけど、どうなんですかね? 答える側としてどちらが答えやすい質問か、聞く側としてどちらの質問の仕方が自分の必要としている情報を相手側から引き出しやすいか、ということを意識してみてください。 前者だと、食べ物以外のこと(例えば気候など)を延々と説明されて、最終的に「そんなことを聞きたいんじゃないのに・・」と思うのがオチです(^_^;) 質問力を高める2つのポイント そう言うやり取りを防ぐためにも、患者側としても高い質問能力を身に着ける必要があるわけですね。ここで言う高い質問力とは、 ・聞きたい目的を織り交ぜること ・質問をしようと思ったその理由も織り交ぜること そうすると、初めの質問『骨盤が歪むってどう言うことですか?』が、 『O脚は骨盤のずれからくるって聞いたのですが、本当ですか?』 『私の腰痛、骨盤からだと思うのだけど、どうだろう?』 となり、意外と骨盤そのものではなく、O脚や腰痛、つまり骨盤以外のことを聞きたかったんだと言うことに気がつきます。 逆に治療家側としては、質問の内容だけでなく、質問の目的に着目すべきですし、それを引き出してくれるのが良い治療家と言えるでしょう。 質問上手は治り上手、質問下手は治り下手 私は質問を受ける際、出来るだけ患者様にお伝えしています。 『質問上手は治り上手、質問下手は治り下手ですよ』 お客様の体のことだけでなく、他の医療機関でも良い接客を受けられるよう、コミュニケーションの面も治療するつもりで日々治療にあたっています。 まとめ 『的確な答えが返ってくるように、質問力を高めよう』 『ちゃんとした治療を受けたい』 『手は抜かれたくない』『きちんと診てもらいたい』 患者側からすれば誰もが願うことですよね。 一方、治療家側から見ると、どれだけ公平に患者様に接しようと思っていても、1日何人、何十人と診ていると、知らないうちに実はお客様を選別しています。 そんな中、より先生を本気にさせ、より適切な治療を受けるための『患者力』をつける方法を、シリーズでお伝えしていきます。 【これまでのコラム】 Vol.1: 『治療院に通っても治らない・・・を防ぐためにできる、たった1つのこと』 Vol.2: 『より効果の高い施術を受けるために知っておくべきこと』 Vol.3: 『治療院で良いアドバイスをもらうのに心掛けることは1つ!自分の情報を伝えること』 Vol.4: 『骨折の手術後でしびれが続く!改善させるためある女性がとった行動とは?』 著者:上原健志 出版社:中経出版 筆者プロフィール 上原健志 うえはら整骨院院長 セラピストの為の解剖生理学塾u-balからだ塾、 マジックハンズ・セラピストアカデミー代表 女子サッカー『INAC多摩川レオネッサ』チームトレーナー、<資格>柔道整復師、ケアマネージャー、米国NSCA認定パーソナルトレーナー、英国ITEC,CIBTAC国際ライセンス(解剖生理学)、上海中医薬大学短期研修修了(解剖学) 現場での施術はもちろん、プロ向けの指導にも尽力しており、難しい解剖生理学を現場目線で分かりやすく説明するスタイルは、プロ・アマ問わず多くの支持を受けている。 体に関する商品開発など、コラボ企画も多数。

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【初めていく鍼灸院の選び方Vol.04】鍼灸院選びは雰囲気も大切

直感も働かせましょう 鍼灸院の得意分野があなたの悩みと重なったら、雰囲気も大切にしてください。直感を信じてよいと思います。気が乗らないと思ったら他の鍼灸院を探しましょう。あなたの感性にピンと来る鍼灸院があるはずです。 鍼灸院にも鍼灸師にも、技術レベルはあります。知識や経験もバラバラ。でも、その違いを事前に見抜くのって難しいこと。 だから、直感を頼りにしてもよいと思います。鍼灸院を紹介してもらった時は、どの点がよかったのか詳しく聞いてみてください。静かにゆっくり受けたいのに、「話が面白いから行ってみて」という推薦だったら違いますよね。 最近の鍼灸院は、ウェブサイトに鍼灸師の写真が掲載されていることが多いです。写真を参考にしてもよいと思います。「話しやすそう」「真面目そう」「頼りになりそう」など、あなたが求めているものを写真で探ってみてください。好きとか嫌いとか、そういう感覚を頼りにしてもよいと思います。 写真や説明で空気を読み取ろう 施設の雰囲気も、写真から伝わってきます。自分と親しみやすい雰囲気かどうか確認してみましょう。 プライバシーの考え方も、院によってそれぞれです。カーテンで視覚的に仕切っているので大丈夫だと考えているところもあれば、音もしっかり遮断するところまで考えているところもあります。プライバシーに対して厳重であればあるほど雰囲気は閉鎖的になります。 ウェブサイトの説明もとても参考になります。わかりやすく説明できているところは、行ってみてもわかりやすい説明をしてくれると思います。専門用語ばかりでわかりにくいと思ったら避けておいた方がよいでしょう。 雰囲気づくり 鍼灸を上手に受けるには、鍼灸院や担当の鍼灸師との信頼関係をつくることも大切です。 鍼灸治療は技術の質だけでなく、受け手と鍼灸師の人間関係で決まるところもあります。初診ではしっかり要望を伝えてください。そして、出来ることと出来ないことを最初の段階で確認しておきましょう。 初めての鍼灸院で不安がない人はいません。心配なことは、最初に伝えておきましょう。 担当の鍼灸師はあなたの心配事がわかれば、きっと対策をしてくれるはず。 もしかしたら、あなたの思い込みで心配になっているだけかもしれません。 初めての時は、効果がどれくらいあるのか想像つきませんよね。 「効くだろうか、治るだろうか」と疑問だらけだと思います。 でも、ずっと懐疑的な気持ちのままいると、それが鍼灸師に伝わってしまうので、依頼したら思い切って任せてみることも大切です。鍼灸師も人間ですから、信頼されている時の方が実力を出しやすいのです。 時には、実力以上を発揮するかもしれません。 鍼灸院に行ったことありますか? 「鍼灸」と言っても、やり方は千差万別。鍼灸院によってコンセプトも得意分野も違います。でも、その違いは外からわかりにくいものです。 あなたの鍼灸院を選ぶ時、何を基準にすればよいのか、鍼灸院の腕の違いはどこに出るのかなど、2つの鍼灸院を経営する現役鍼灸師がシリーズでお伝えします。 【これまでのコラム】 Vol.1:『鍼灸でできることを知っておこう』 Vol.2:『鍼のイロハ、灸のイロハ』 Vol.3:『鍼灸院は専門院がおすすめ』 筆者プロフィール 栗原 誠 鍼灸師 あん摩マッサージ指圧師 鍼灸養気院院長 はりきゅうルーム・カポス代表 ダイエットアドバイザー協会代表 活法研究会副代表 群馬に鍼灸院を構え患者さんと向き合う傍ら、東京の鍼灸院を経営。日本古 来の整体術「活法(かっぽう)」に魅せられ、その叡智を鍼灸の分野に導入。 新たに「整動鍼」を提唱し、プロ向けの技術セミナーを定期的に開催。 また、ブログや業界誌での連載を通じて、情報発信も積極的に行っている。

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