昔から東洋医学では、コリは万病の元と言われています。 首がこった、肩がこったというのは重大な症状だと考えられています。 また西洋医学では、たとえば大きな総合病院に行って、肩がこりましたと伝えたら、笑われるかもしれませんね。 それほど、考え方が違う、視点が違うということになるのかもしれません。 脳には高い圧力で血液が送られている 首、肩が凝るというのは血行が悪くなっているという訴えです。 人体の構造上、首から上はものすごく血液が多いところであります。 なぜなら、脳は非常に多くの酸素を必要としているからです。 酸素が何分間か行かなくなってしまったら大変なことになってしまいますね。 そうならないために、すごい圧力で血液を送っているわけです。 例えば、交通事故などで頭にけがをすると血だらけになります。 そういう患者さんが病院に担ぎ込まれ、どんなに大きな怪我かと思って消毒してみる、実際はごくわずかしかケガをしていない。なんてことがよくあるそうです。 それほど血液が豊富ということですね。 頭に血液を送る通路の首が凝ることは 首のまわりは頭に血液を送る通路(バイパス)になっています。 それだけ重要な場所が凝ってしまうことは大変なことです。 コリがあると血流が悪くなってしまうからです。 血流が悪くなることは、体の様々な不調につながります。 可能性は低いですが、血流が悪くなることが原因で起こる最悪のケースには、脳圧が上がり、脳の血管が破れるということも考えられます。 そのようなことから、東洋医学ではコリは軽視できない症状となります。 コリは日常生活の姿勢や運動不足など生活習慣が大きくかかわります。 早期に改善が大切ですね。 筆者プロフィール ペニー椛沢 アカデミアグループ主宰美容健康研究家 はじめまして、ペニー椛沢です。ご覧頂きありがとうございます。 私は幼少のころからテコンドー、空手などの武道を通して、人間の身体について、情熱をもって勉強してきました。 そして、導かれるように整体の世界に入り早20年。 整体、施術家業界の、【ペニシリン】のような存在となりたい。と考え、日々人間の身体の健康、美容についての可能性を追求しています。
筆者プロフィール
ペニー椛沢
アカデミアグループ主宰
美容健康研究家
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