首の痛みとめまいと吐き気が同時に起こって、「これって本当に首こりの症状?」と疑問に思うことはありませんか。 確かに、首こりでこのような症状が起こることもあるのですが、他の病気が関係している可能性もあります。 今回は、首の痛みとめまいや吐き気が起こる症状についてみていきましょう。 痛みが増したり、首以外の部分の痛みや痺れ 首の痛みとめまいと吐き気が同時に起こる時に、次の症状が当てはまったら注意が必要です。 「頭痛や動悸、のぼせなどの症状を感じる。」 「時間の経過とともに、だんだんと首の痛みや他の症状が悪化している。」 「首や肩全体の痛み、胸やお腹の痛み、指や腕、脚などの痺れなどがある。」 この中で当てはまる症状が多いほど、病気の可能性を疑った方が良いでしょう。 脳の病気で首の痛みとめまいと吐き気が起こることも! 「首の痛みとめまいと吐き気が起こると、病気の可能性がある。」と言われても、「どういう病気なのだろう?」と思う人は多いでしょう。 ここで考えられる病気には、脳の病気もあります。 具体的な脳の病気としては、脳梗塞やくも膜下出血、髄膜炎などがあります。 脳脊髄液減少症である可能性も! 首の痛みとめまいと吐き気などの症状がある人で、スポーツ、交通事故などで怪我をしたことのある人はいませんか。 こんな人に考えられるのが、脳脊髄液減少症です。 転倒や追突、転落などで激しい衝撃があった場合には、脳の脊髄液が漏れて減ってしまうことがあります。 ちなみに、あまり認知度が高くない症状のため、原因不明の症状として対処されてしまうことも少なくありません。 心身の疲労が溜まりがちな人は首こりかも! 先に述べた項目で病気の可能性をチェックしてみたところ、首の痛みとめまいと吐き気以外には気になる症状はないと言う人はいませんか。 こんな人は、自分の生活習慣をチェックしてみましょう。 「普段スマホやパソコンを長時間使用していて、目や首、肩などの疲れを感じていませんか。」 「長時間同じ姿勢で作業していることが多かったり、心身の疲労が溜まっていたりしませんか。」 この中で自分に該当する生活習慣がある人は、首こりで首の痛みとめまいと吐き気が起こっているのかも知れません。 まとめ 首の痛みとめまいと吐き気が同時に起こっている時には、他の症状の有無をチェックしてみましょう。 他の症状の内容によっては、脳梗塞やくも膜下出血、髄膜炎などの脳の病気、怪我による脳脊髄液減少症の可能性も考えられます。 まずは、病院でしっかりと検査してもらうことが大切です。 もし、検査で異常がなくても、症状が続くようでしたら、整体や接骨院などの治療院に相談してみるといいでしょう。
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